日本のギターピックブランド「MASTER 8 JAPAN」が誕生!小さなピックに込められた匠の拘りに迫る!

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2016年、ここ日本に新しいギターピックブランドが産声を上げた。その名は『MASTER 8』(マスター・エイト)。岐阜県の山間で生まれ、やがて世界へ大きく羽ばたいていくに違いないこの小さなギターピックたちは、小さくてもたくましい、さながら「平成の一寸法師」とでも言いましょうか。今回イシバシ楽器ブログGuitar Questでは、そんな注目のギターピックブランド「MASTER 8 JAPAN」をフィーチャー。
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MASTER 8 とは・・・


岐阜県郡上市八幡町にある1970年創業の国内唯一のピック製造専業メーカー「IKEDA PICKS」(池田工業株式会社)とカスタムギター・ベース・エフェクター製作&リペアからギターテック業務までトータルでアーティストの楽器ケアを行っているメーカー「L's TRUST」(エルズ・トラスト)がタッグを組み、設立したギターピックブランド。

「IKEDA PICKS」は国内唯一の専業ピックメーカーとしてこれまでも国内外のメーカー・ブランドのOEM製造を請け負い、数多くのアーティストモデルを世に送り出し、高い評価を得ている。独自の研磨技術による仕上がりは群を抜いたクオリティを誇っている。

「L's TRUST」は東京都世田谷区と神奈川県川崎市にオフィスを構えている完全予約制のリペア・カスタムギター/ベース・メーカーで、最近では「STOMPROX」というエフェクターブランドも起ち上げている今注目の新進気鋭メーカーだ。

ピックを細部まで知り尽くした「IKEDA PICKS」とギター・ベースのメカニズムを知り尽くした「L's TRUST」が、それぞれの強みと経験、更には、日本のミュージックシーンを牽引するトップアーティスト・プレイヤーとの深いリレーションを活かし「最高のピック」を作るために企画/開発がスタートしたのが『MASTER 8』の始まりだ。

MASTER 8 の由来


長年培ってきたピック・弦楽器の精通者としての『 MASTER 』、それと、多くの意味を持つ『 8 』という数字から由来する。
このブランドの『 8 』に込められた多くの意味・思いには、ピックという小さなアイテムにとても深い愛情と感動があることが感じられる。

・音楽家には切り離せない8音階(⇒オクターブ)
・我々人間にとっての酸素と同じく、ギタリスト/ベーシストにとって酸素のような無くてはならない存在であるため(⇒酸素<元素番号8>)
・古来より末広がりで縁起が良く幸運とされる意味合い(⇒漢数字の「」)
・IKEDA PICKS 本社所在地である郡上八幡の「
・IKEDA PICKS とL’s TRUST の運命的な掛け合わせにより全方位(方)からアーティストのバックアップ・サポートをするため。
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メインエンブレムロゴは、PIZZA OF DEATH 主催 音楽イベント『SATANIC CARNIVAL』に出展するなど精力的な活動を行っているグラフィックデザイナー岸浩司氏によるもの。
池田工業の創業者:池田正夫氏が創業以前に造花製作を行っていたことがギターピック製造のきっかけになったことから『花』をモチーフになっており、そこにイギリス先住民ケルト族のケルティックタトゥーにインスピレーションを受けた、「洋」とも「和」とも見ることの出来る絶妙なデザインとなっている。

MASTER 8 製品ラインナップ


今後ラインナップが増えていくようだが現時点(2016年6月)では、大きく4つのラインナップが存在している。

●INFINIX (インフィニックス) Regular
●INFINIX (インフィニックス) w/HardGrip (滑り止め加工付き)
●DURACON D-801 (ジュラコン) Regular
●DURACON D-801(ジュラコン) w/HardGrip (滑り止め加工付き)

それぞれに「トライアングル」「ティアドロップ」「ジャズシェイプ」の3つの形状がラインナップされている。
各シリーズの特徴を紹介していく。

 

◆INFINIX Regular


INFINIX(インフィニックス)は「柔軟性(弾性)」「形状記憶性」「耐摩耗性」に優れた特殊プラスチックを採用している。メガネフレームには使われていることがあり、ギターピックで採用されるのはこのMASTER 8 が初めてだ。背景が透ける「クリア」素材で、一見、慣れ親しんだ「プラスチックの下敷き」のようだが、全くの別物。強く折り曲げても折り目が付かないほどの弾性を備えており、弦に吸い付くようなピッキングタッチが特徴である。また、ピックノイズも少なく、削れにくい。ピタッと指先に収まるグリップ感も良い意味で中毒性がある。やや尖った先端形状も特徴的でピンポイントなピッキングを可能にしている。
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◆INFINIX w/HardGrip


先述のような特徴を持ったINFINIXの各モデルに、デザインに干渉せずに汗の溜まりにくい分量に設定された滑り止め加工を施したシリーズ。照明やハードなアクションなどで汗のかきやすい状況にも対応できるよう、表・裏ともにこの滑り止め加工が施されている。素材自体がグリップ感の良いピックだが、この滑り止め加工も相まって高いホールド力がある。
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エンブレムロゴと文字のプリントされた表面にうっすらと見えるエンブレムロゴのデザインで施されたHardGrip。このデザインによる滑り止め効果が何とも絶妙。
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◆DURACON D-801 Regular


DURACON D-801(ジュラコンD801)はピックの素材として代表的な「ジュラコン(=ポリアセタール)」を採用しており、サラッとした素材感を持ち、INFINIXシリーズと比べて角の形状がやや丸みを帯びている。
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D-801はとても重要な『研磨』工程で、エッジを限りなく残しておく仕様となっていることが特徴で、巻き弦に対し引っ掛かりやすくなることでアタックが出しやすくなっている。また、ピッキングによるドライブ感を作りやすく、パワフルなリフを奏でる時には効果的だ。
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◆DURACON D-801 w/HardGrip


DURACON D-801各モデルに滑り止め加工を施したシリーズ。
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先ほどのINFINIX HardGripシリーズと同様に滑り止めは汗の溜まりにくい分量に設定され、表にはエンブレムロゴのデザインで、裏には厚み毎に異なるデザインロゴの滑り止め加工が施してある。
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また、INFINIXシリーズもDURACONシリーズもこのHardGrip(滑り止め)の有無によってグリップ感はもちろんのこと、ピックの厚みが同じでも「しなり方」が変わってくる。
そのため、僅かながらニュアンスの違いが生じる。つまり、プレイヤーにとってはベストなピックを見つけるための選択肢が増え、最良のパートナーに「出会う」可能性が広がるということだ。




このように 『MASTER 8 』のピックはこれまで培ってきたピック作りの『経験』と『技術』、それと多くの『プレイヤーの声』から生まれた至極の日本製ピックなのである。

たかがピック、されどピック。

人間の指先はとても繊細で、数ミリの誤差をも感じ取ることが出来るから、プレイヤーにはMASTER 8のようにこだわりの詰まったピックが必要なのである。

厚さ0.6mm ~ 1.2mmという小さなピックに込めたMASTER 8 の想いはプレイヤーに届き、必ずやそのプレイヤーが奏でる音となって多くの人を感動させるものとなるであろう。

 

◆MASTER 8 ピック のご購入はこちらから↓
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さらに!

今後は国内アーティストモデルも順次リリース予定!追加情報が入り次第、イシバシ楽器Guitar Questでもお伝えします!

この記事を書いた人

小川 友也
1983年生まれ、2006年入社。現在はWEBSHOPプロダクトマネージャーとして勤務。フェイバリットであるロック、オルタナ、パンク、ラウド、エモだけでなく幅広い音楽に精通。野外音楽フェスティバルやライブハウスにも頻繁に足を運び、常に音楽とともに生活する日々を送っている。「音楽と楽器の魅力を皆様にお伝えしていきます!」