ATELIER Z 「basic」研修会レポート

ATELIER Z インタビュー ベース

先日、アトリエZ研修会に行ってきました。


ATLIER Zというブランドがどのようなものなのか。

代表・兼ビルダーの本橋さんにお話しいただきました。

 

ATELIER Z(アトリエZ)とは...

1989年に設立された株式会社デイズコーポレーションのブランドホルダーとしてスタートしました。

近年では、KENKEN(金子賢輔)氏(RIZE、Life Is Groove、Dragon Ash、SPEEDER-X 等、自身の所属するバンドの他にも数々の有名アーティストのライブやレコーディングに参加中)

が長年愛用している事でも有名です。(店頭での試奏でベースフロアから、UNOのCMのフレーズがかなりの確率で聞こえてきます!)

 

多くのベーシストに愛され続けているのアトリエZとはどんなベースなのかご紹介します。

 

~ATELIER Zベースのコンセプト~


ATELIER Zの最初に作られたモデルは、当時第一線で活躍していた、ベーシスト 故 青木智仁さんとのコラボレーションで開発されたM#265が始まりでした。

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「毎日弾いても疲れない楽器」というコンセプトを基に、そのためにどうしたらよいかを考え、制作されています。

外国人の様なパワーが無い日本人でも負けない様な音を出す為に、弦高を低くしたり、どこを弾いても同じ音圧になるようなセッティングを追求したり、アクティブのプリアンプの装備しアタックの強い音を出せる様にしたりと、

様々な工夫を凝らした仕様がアトリエZというブランドの基本コンセプトとなっています。

 

~ATELIER Zベースの基準となるフラッグシップ・モデル『M#245』の説明~


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その時代に応じて少しずつアップデートし続けているM#245。

ペグはGOTOH製のものを使用し、操作性や素材などを考慮しニーズに合わせて変更されている。

M#245に最初に使用していたFB-3からアルミダイキャストのGB-528に変わり、現在はベースの低音をさらに引き出す為にステンレス素材のGB-30が標準仕様になっています。

弦においてもアトリエZオリジナルの弦を張り出荷されています。(近日あの方のオリジナル弦発表予定とのこと!)

ピックアップは26年前から変わらず「ATELIER Z JBZ」を使用しています。

しかし、Bassノブを引っ張るとクイックノイズが出てしまうというユーザーのニーズを取り入れ、現在はノイズを無くすようにコンデンサーを追加しています。

(コンデンサー:Baltolini XTCT+Spectrum boost)

特徴的なのは、スタジオワークやボーカルのバックで演奏する際、目立っても埋もれてもいけないというところを配慮しながら青木智仁さんと相談し、詰めた結果60sスタイルのピックアップ配置となった。いい意味でアッシュの特徴を消している。

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ブリッジはデビュー当時からBADASS BASS IIを使っていましたが、現在は入手困難となり、ATELIER Zオリジナルブリッジ「BB419」を使用しています。

5弦のブリッジは17ピッチ、18ピッチ、19ピッチの3種類オーダーで選ぶことが出来ます。

特に19ピッチは海外のミュージシャンから人気でLowB裏通しというオーダーが多いとの事。

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ピックガードにも重要な役割があり、デコレーションという事でもなく、一番良い指の入り具合に調整するために取り付けられています。

指が深く入りすぎると速弾きがし辛くなるので、3ミリのピックガードを基本仕様として取付けています。

プレイヤーの好き好きがあるので、カスタムオーダー等で好みに合わせて、2.4ミリのレギュラーのモノを使用する場合もあります。

そして切り口にもマニアックな手間がかかっています。良くあるクリアピックガードは切り口が艶消しのものが多いですが、アトリエZでは

磨いて艶を出しているんです!

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フェンスも本橋さんのアイデアで、リア側を切り取ってしまい、2フィンガーのおいしい部分を拾えるように

ピックアップの近くで弾けるような加工を施しています。

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アトリエZでは、組込みを自社工房と1名の契約ビルダーに任せていて、少数精鋭のチームで製作されているので、ほとんど個体差なく製作が出来ています。

 

~ATELIER Zベースの標準セッティング~


セッティングに関しては、弦高は12フレット上で弦の下側とフレットの頂点を測り、4弦の場合G弦(1弦)で1.5mm、E弦(4弦)で2.0mmに合わせ間の2~3弦はそれに合わせて調整していきます。

5弦の場合は、1~4弦は同様にG弦(1弦)で1.5mm、E弦(4弦)で2.0mm、B弦(5弦)で2.5mmに合わせています。

ピックアップの高さは最終フレット又は21フレットを押さえて、フロントでポールピースと弦の間が4mm、リアで3mmになるように少し差をつけて調整しています。

ナット、ブリッジも弦の幅に合わせてカット/ヤスリがけをして、弦に負担をかけないように角度を付けてなだらかに仕上げていきます。

さらに、アトリエZでは独特なオクターブチューニング「Zチューニングシステム」を採用しています。

7フレットの実音、12フレットのオクターブ、19フレットの実音を3ポイントで合わせて調整する事で、

全体のピッチ感、和音のコード感が綺麗になるという特徴があります。

これにより、メーターの遊びが無くなり、安定感が増して、バチッと止まるようになるとの事。

これは、他の楽器でも使えるので是非試してみてほしい。

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お客様の好みに合わせてカスタムオーダーが可能ですので、お好みの色や仕様にご要望にはできる範囲でお応え可能との事。

是非一度イシバシ楽器ベース担当スタッフにお問い合わせください。

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ショールーム内のウッドストックや

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各主要ベースアンプも数種類常設されていて、アンプとのマッチングのチェックもできる環境になっています。

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最近力を入れているというギターも並んでいました!

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他にも今後発表されるイシバシ・オリジナルオーダーモデルのプロトタイプ(続報をお楽しみに!!)

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最新モデルのEvolutionなど続々入荷中です!!

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ATELIER Z在庫一覧はこちら≫

-ATELIER Z Official Web Site-

http://www.atelierz.co.jp/

日本製で少数精鋭のビルダーの手によって作られる「ATELIER Z」をまだ試されていない方は、是非一度、体感下さい。

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