今更ですが、どう違うの??ヘッドレスベース!!

Maruszczyk Status Graphite ベース 特集
いつもご利用いただき誠にありがとうございます。
渋谷店ベース担当のタク・オカモトでございます。

マルシュテックやステイタスといった当社代理店ブランドをご紹介しております、本ブログ。

〈Maruszczykについてのこれまでの記事〉
第一回「全ベーシストに贈る!!FROM PLAYER TO PLAYER Maruszczyk Instruments!!
第二回「新進気鋭のベースブランド『MARUSZCZYK』こんなモデルもあるんです!!
第三回「ポーランド発のベースブランド『Maruszczyk』ってどうなんですか?気になる所だけまとめてみました。
第四回「変形からファンドフレットまで!!Maruszczyk Bass~第4回
〈Status Graphiteについてのこれまでの記事〉
第一回「Status Graphite~グラファイトネック??って??~

今回も皆様が気になる情報を発信できればと思います。

さっそくですがヘッドレスベース、皆様お試し頂いたことはございますでしょうか。
その一目でわかる特異なルックスは近未来的な要素を感じさせると共に、サウンド・演奏性にも大きな影響がございます。

ヘッドレスギター・ベースの代表格と言えば「NS」ことNed Steinbergerの発案からなる『Steinberger』 が有名ですが、マルシュテックステイタスもヘッドレス仕様が可能。

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(MARUSZCZYK Frog Headless)

今回はそのヘッドレスって普通のベースと何がちがうの??何がいいの??という視点で解説させて頂きます。

・・・

① ヘッドがない!!ヘッド落ちがない!!

演奏中、常にネックを支えるのって億劫ですよね・・・
他の弦楽器と比較してもエレキベースはボディーからネックが飛び出たような構造となっており、バランスが崩れやすい楽器です。Thunderbird Bass等、ヘッド落ちするのは当然、と周知の事実という機種もあるほど・・・。(でもそこも含めてサンダーバードはいいですよね。)

ヘッド落ちの主な原因はヘッドについたチューニングペグ等の重量によるものですから、当然それを取り払うことでバランスの改善。快適な演奏性を確保することができます!!これだけでも既に大きなメリット!!

② ヘッドがない!!チューニングはどこで?ブリッジで!!

ヘッドがなくなったらチューニングはどこで行うのでしょうか?
正解はブリッジ側。多くのヘッドレスベースがブリッジ側にチューニングシステムを搭載しております。

これによって演奏中であっても左手で音を鳴らしながら右手でチューニングを・・・などというアクロバットなプレイを可能とすると共に、ボディーバランスの改善にも一役かっております。

通常よりもボディーエンド側にブリッジがあることで、全体の重心が下がり、ヘッドが無くなったことと相まって、非常に収まりがよくバランスが取り易い感覚が得られます。

この2点がヘッドレス化による演奏性への影響と言えるでしょう。

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続いては音質への影響についてです!!

ヘッドが無くなることによる音質への影響・・・それはデッドポイントの解消です。

そもそもデッドポイントとは、あるフレットが他より伸びが悪いといった症状でどのギターベースでも起こりうるもの。弦をはじいてもサスティーンがなく、スッと消えてしまう場合がこの症状です。
(多用するポジションがデッドポジションの場合、なかなか辛いものがあります・・・。)

これは調整をすれば完全に直るというものではなく、根本的な解決はなかなかな難しいものです。

前置きが長くなりましたが、なぜヘッドがないとデットポイントの解消につながるのか、解説させて頂きます。

③ ベースは弦を弾いて振動させ、ピックアップでその揺れを拾うことで音が出ています。
弦を弾いた際、当然同時にヘッドやボディーも振動しており、楽器の中でいろいろな方向への波が存在する状態です。

例えば同じ高さのプラスの波とマイナスの波がぶつかったらどうなるか・・・。そう・・・打消しあって消えてしまいます。デッドポイントでサスティンが短くなるのはこれと同じことで、ヘッドをなくして振動・共振する箇所を減らすことは、この症状を減らすことにつながるのです。

④ また、楽器の音は一つの音程が出ているわけではなく複数の音程が集まって一つの音となっています。この有無を倍音が豊かだ、などと表現することがありますが、この倍音も多ければよいというものではございません。

例えばコードを綺麗に鳴らしたいときに、多くの倍音があるとそれだけ音が重なってしまう(濁る)可能性がありますし、歪ませるとグシャっとして音程感がなくなってしまいます。

かといって極端にすくないと個性のない音になったり・・・とこれは一概にどちらがいいというものではないのですが、コードワークを多用するプレイヤーやエフェクター等で音の加工を積極的に行われる方は多すぎず適切な倍音感があるものがよいといえるのではないでしょうか。

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いかがだったでしょうか?

このようにヘッドレス仕様は単にルックス、バランスの問題だけでなく、このように音質面にも大きな影響を与えるものです。

今回の記事をご覧いただき、今お持ちの楽器の不満点が解消しそうであれば是非ヘッドレスベースを試してみてください。

現在、渋谷店にはヘッドレス仕様のマルシュテックベースの在庫はございませんが、次回分が来週以降入荷の予定となっております。こちらについては入荷次第当社SNSなどで発信してまいりますので、チェックをお願い致します!!

お客様の選択肢にヘッドレスベースを、マルシュテック・ステイタスを入れて頂ければ幸いです。

石橋楽器全店のマルシュテック在庫はこちらから!

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この記事を書いた人

岡本 卓也
渋谷店でアコースティック・ベースを担当した後、現在名古屋栄店に勤務。プライベートではエレキギターも演奏。ギター・ベースとなんでもご相談させていただきます。ご来店・心よりお待ちしております。

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