ギタリストにおすすめ宅録用ダイナミックマイク5選!

今回はGuitar Questなのにダイナミックマイクの特集をお届けします。
今やアプリやPCで気軽にレコーディングや楽曲製作が出来ます。
少し前まではハードディスクMTR、その前はMDやカセットテープで自宅やスタジオでレコーディングしていたプレイヤーも沢山いるはずです。

ギターのレコーディングも小型のマルチエフェクターなどを通しアンプを鳴らさずにライン録音した音も非常にクリアで迫力のあるサウンドです。
ですが声や生楽器(ドラムや管楽器)はラインでは録音出来ません。
そこで今回は声や生楽器、時にはギターアンプの前に立てて録音する際に使いやすく、耐久性の高いダイナミックマイクを個人的に選んでみました。

おすすめダイナミックマイク5選

・SHURE SM58
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もはやダイナミックマイクのスタンダードとも言えるモデルです。
多くのライブハウスやスタジオなどでも使われ、一番馴染みがあるマイクです。
主にヴォーカル用として使われる場面が多いですが、ベースアンプやドラムのオーバーヘッド用
としても使われる事もあります。
非常に頑丈な作りになっており、スタジオなどの備品で傷だらけでグリルがボコボコのSM58を
見た方も多いのでは?それでもしっかりと音をひろってくれるタフなマイクです。

さらにSM58について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

・SHURE SM57
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楽器の収音用としてライブハウスやレコーディングスタジオで定番となっているマイクです。
使用用途は幅広くギターアンプ・ドラムのシンバルやスネア・管楽器など主に高域の収音に使われる場面が多いマイクです。
全面部の感度が一番高い構造になっており、音のまわり込みなどが少なく野外などでも使用可能な高い耐久性も魅力です。

・SENHEISER E945
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シャープでヌケの良いサウンドが特徴的なマイク。
指向性を狭くするパターン(スーパーカーディオイド)でハウリングや音の回り込みに強くなっています。
ギター・ヴォーカルの愛用者が多いのも、指向性パターンやサウンドキャラクターがステージ上での使用環境にマッチしているのだと思います。
ヴォーカルから楽器のレコーディングまで幅広く使えるハイエンドなマイクです。

・SHURE BETA57A
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楽器用マイクとして開発されましたが、ヴォーカルの愛用者が多いマイクです。
ギターアンプ・サックス・スネアドラムなどの収音用に開発されましたが、
ハウリングの強さとサウンドキャラクターでこのマイクを選ぶ方は沢山いらっしゃいます。 
他のマイクと違い、グリルとダイヤフラムの距離が近い事も大きく影響しており、
グリルをSM58用の丸いボール型タイプに変更するとサウンドキャラクターが大きく変化します。

・Audio-Technica AE6100
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Summer Sonicなどでもお馴染みのオーディオテクニカを代表するダイナミックマイク。
このモデルもBETA58やE945と同じように指向性パターンを狭くする(スーパーカーディオイド)を採用しハウリングや音のかぶりに非常に強い特性を持っています。
このマイクの特徴として3層構造のヘッドグリルとボディを二重構造にした“Dual Acoustic Chamber”という仕様になっており息の音やハンドマイク時のノイズを軽減出来る仕組みになっています。

今回は歌録りから楽器のレコーディングまで使えるマイクを5本選びました。
マイクは指向性や周波数特性、感度などでキャラクター分けがされており、使う場面や環境によって使い分けられています。お好みの音やご使用環境にあわせてマイクを選んでみて下さい。

録った後でEQで補正すればって思う方もいらっしゃるかもしれませんが、レコーディングは録り音が命です!最初の時点でより良い音でのレコーディングを目指して下さい。

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