Gibsonアコースティック「今月の1本」  -LOVE & PEACE-

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いつも『GuitarQuest』をご覧いただき、ありがとうございます。
心斎橋店サブマネージャーの藤本でございます。

気がつけばあっという間に3月です。もう春です。

3月は所謂、年度末で色々なことに一区切りをつけるタイミングかと思います。「引越しを控えていて機材を整理しなきゃいけない」なんてお客様もちらほら。また新生活に対する希望に満ち溢れた学生さん達も多いのかな、なんて思います。

私はそんな3月が好きです。お花見なんかも今から楽しみです。

さて、私の好きな3月にご紹介したいGibsonアコースティック「今月の1本」はこちら!

Gibson Acoustic / 1962 J-160E VOS Triburst




これまでJ-45HummingbirdSJ-200などGibsonアコースティックを代表するモデルをご紹介してまいりました。

が、1954年に誕生したJ-160Eは、決してフラッグシップモデルとは言えませんが、世界中の多くの人が目にしたことがあるモデルと言っても過言ではないでしょう。

そう、かのジョン・レノンが愛用したことで有名なモデルが、このJ-160Eです。

ジョン・レノンが1963年に買った最初のJ-160Eは1962年製、その後そのギターは盗難に遭ってしまい、、、1964年製のJ-160Eを買いなおした。

というエピソードはファンのなかでは有名な話。

そのせいか、1964年製のJ-160Eは「ビートルズ・ギア」としてヴィンテージ市場でも非常に高値で取引されています。

こちらの1962 J-160E VOS Triburstは、モデル名のとおり「1962年製」を意識したモデルで、ジョンが盗難にあってしまったJ-160Eとほぼ同仕様・・・

と考えるとファンはもちろん、なんだか特別な思いが湧き上がってきますね!

敢えて鳴らさない?!拘りのスペック


では1962 J-160E VOS Triburstの細かなスペックをご紹介してまいりましょう。

まずはなんといってもサウンドの要、ボディーTOPにマウントされたP-90ピックアップ!そしてボリューム/トーンのコントロール!



P-90ピックアップの太く芯のあるサウンドを最大限に活かすために、通常のアコースティックギターに張られているブロンズ弦ではなく、ニッケル弦(6~3弦まで巻き弦)が張られています。

それ故にアンプにつないだ時のエレクトリックサウンドは独特なトーンです。

ハウリング対策としてのGibsonアコースティック唯一のボディー構造をとっており、トップのスプルースは合板、ブレーシングはラダーブレーシングを採用しています。

これにより余分な振動や箱なりが抑えられ、音量を上げた際に引き起こしやすいハウリングを抑止するというわけです。

「敢えて鳴らさない」のです。

アジャスタブルサドルにより、歯切れの良いアタック感が強調され、音の分離感も良くコードやアルペジオを弾いた際の響きもGOODです。

あのレス・ポール同様にヘッドにはクラウン・インレイ、指板にはデッシュ・インレイを採用している点も見逃せません。



またヴィンテージスペックを踏襲していますので、フィニッシュももちろんV.O.S仕上げ。雰囲気ばっちり。

愛に溢れたピースフルなサウンドを




決してメジャーなモデルではないかもしれません。

J-45のようにラウドでロックに鳴らすギターでもないかもしれません。

Hummingbirdのようなワイドレンジなサウンドでもないかもしれません。

SJ-200のような貫禄たっぷりのルックスでもなく、少し地味かもしれません。


でもJ-160Eにしか出せないサウンドがあります。

愛に溢れたピースフルなサウンドは、非常に味わい深くノスタルジーに浸れます。

皆様にもこの魅力、味わって頂きたいです。



LOVE and PEACE。

本日ご紹介しました1962 J-160E VOS Triburstはこちら!

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この記事を書いた人

藤本 賢
昭和61年生まれ(1986年)、神奈川県出身、左利き。父親の影響で小学生の頃よりギターを演奏。2008年入社、現在は心斎橋店サブマネージャー兼アコースティックフロア責任者。好きな音楽はロック、ソウル、R&B等ジャンルは幅広く、フェイバリットギターはGIBSON ES-335。今一番ほしいものは「スモールサイズのアコースティックギター」。