【ブクマ推奨】 BOSS PSA-100の歴史に迫る。

BOSS エフェクター ギタリスト向け機材 特集
いつもギタクエをご覧いただき、ありがとうございます。イシバシ楽器のカズー藤田です 😆

今回は、ちょっと視点を変えて・・・エフェクター等を使用する際、普段から皆様がなにげなく使っている「アダプター」についてご紹介いたします。エフェクターといえば、やっぱり日本が世界に誇るブランド「BOSS」でしょう!という事で、今回はBOSSエフェクター製品の純正アダプターであり、ギタリストにとって最も身近なアダプターとも言える「PSA-100」についてのご紹介です。

 



皆様ご存知の通り、BOSSのコンパクトエフェクターは1977年に発表されたボスコンの第1号機オーバードライブ、「OD-1 Overdrive」から始まり、2011年には公益財団法人日本デザイン振興会主催の「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞。OD-1から続く伝統的な筐体のスタイルを変える事なく、リリースから40年を越えてすでに100機種以上の製品を世に送り出しています。今ではすっかり見慣れてしまったどころか、もしかしたらギターやバンドにあまり関わりがない方が見ても、「エレキギターの音を変える機械」という事だけはなんとなくわかってしまうんじゃないかというくらい、エフェクターの代名詞的存在としての地位を獲得しています。

当初、「10万回踏んでも壊れない」だったキャッチフレーズは、今や「100万回踏んでも壊れない」となり、コンパクトシリーズに関しては現在「メーカー5年保証」が付いているところからも、BOSSの絶対的な自信や製品自体の故障率の低さをご想像いただけるのではないでしょうか?

 



そんなBOSSエフェクターの純正アダプターとして、BOSSコンパクトペダルと同じく1977年から継続して販売されている「PSA-100」。この40年あまりの歴史の中で、実に4回もの仕様変更を行っており、現行品の「PSA-100S」は第5世代目となります。

実は、今でこそボスコン用アダプターとして多くのプレイヤーに愛用されているPSA-100ですが、発売当初は「BOSSコン専用アダプター」という位置づけではなく、ミキサーやマルチエフェクター用のアダプターとして使用される事例が多かったようです。

 



それもそのはず、BOSSコンパクトエフェクターが発売された当初、ボスコン純正アダプターに君臨していたのはPSA-100ではなく、ACA-100という製品になります。(注:画像はACA-100G)

ここで、少しACA-100にも触れておきましょう。日頃、お客様より

「ACA-100とPSA-100って何が違うんですか?」

「日本製(ACA対応)の頃のボスコンに、PSA-100を接続すると音が出る(※出ない場合も有り)のにLEDインジケーターが暗い(ほぼ付いていない感じ)のは何故ですか?」

といったACAとPSAの違いについてのお問合せを多く頂戴致しますが、実は以下のような違いがございます。

 

■ACA-100
波を打つ電圧を出力しており、ACA対応のエフェクター内部で減圧している。

 

■PSA-100
純粋な9Vを出力。

 

そのため、「PSA-100対応のBOSSコン」にACA-100を接続する、または「ACA-100対応のBOSSコン」にPSA-100を接続すると、エフェクター側の基盤に悪影響を与えてしまい、最悪の場合エフェクターの故障の原因にもなってしまうため、お使いのBOSSコンがACA対応なのか、PSA対応なのかを確認し、正しいアダプターをお使いいただく必要がございます。

ACA対応かPSA対応かの確認は、エフェクターの裏面やアダプター接続端子付近の表示ラベル等でもチェックできます。

 

 

そして、本題のPSA-100について。

早速、実際に歴代の「PSA-100」を比較してみましょう。

 



見た目も結構異なりますが、具体的には以下のような違いがございます。

 

①初代「PSA-100」
・販売期間:1977年~1993年頃まで
・仕様:DC9V 200mA
・ケーブルの長さ:約200cm
・製造国:日本
・特徴:スラント気味にカットされた特徴的なシェイプで、比較的小型。

 

②第2世代「PSA-100G」
・販売期間:1993年~1999年頃まで
・仕様:DC9V 200mA
・ケーブルの長さ:約190cm
・製造国:日本
・特徴:初代よりもややサイズアップ。シェイプは長方形に近いスタイルに。

 

③第3世代「PSA-100P」
・販売期間:1999年~2007年頃まで
・仕様:DC9V 200mA
・ケーブルの長さ:約185cm
・製造国:中国
・特徴:長方形スタイルのPSA-100で現在最も見かける確率が高いモデル、本体はややダウンサイジング。

 

④第4世代「PSA-100S」
・販売期間:2007年~2016年頃まで
・仕様:9V 500mA
・ケーブルの長さ:約303cm
・製造国:中国
・特徴:第3世代から大きく仕様変更。AC本体は小型化し、ケーブル途中に膨らんでいる部分が登場。このモデル以降、INPUTが100~240V対応となり、海外でも使用可能に。本体背面にグリーンのLEDを搭載。

 

⑤第5世代「PSA-100S」 ※現行モデル(第4世代と比較する際にPSA-100S2と呼ばれる事も)
・販売期間:2016年~
・仕様:9V 500mA
・ケーブルの長さ:約210cm
・製造国:中国
・特徴:AC本体が若干大きくなり、ケーブルが約1m程短くなる。本体背面のLEDカラーはブルーに変更。

 

 

 

ちょっとマニアックですが、本体だけでなくプラグ部分やケーブルの形状も少しずつ異なります。





こうして比較してみると、iphone程ではないものの世代によって細かい違いがある事がお分かりいただけるかと思います。主な特徴について簡単にまとめるとすると・・・

 

●第3世代から第4世代に切り替わった際の変化がもっとも大きい

●ケーブルの長さが一番長いのは第4世代、最も短いのは第3世代

●第2世代まではMade in Japan、それ以降はMade in China

●第4世代以降は500mAにパワーアップ

●第4世代以降はINPUTが100~240Vまで対応可能となり、海外での使用も可能に


 

といったところでしょうか。

 

ちなみに、当初のBOSSコン純正アダプターだった「ACA-100」は1993年頃に販売完了となり、ACA-100でいうところの第2世代にあたる「ACA-100G」も2009年頃までに販売完了となっております。

 



初代PSA-100は改めて見てみると、ちょっと貫禄を感じられるデザインです。

 



ややグレーのプラグを採用し、BOSSのロゴ入りという徹底ぶり。初代ならではの雰囲気をお楽しみいただけるポイントです。

 

 

続きまして、形状が似ている第1世代から第3世代までを比較してみましょう。





第3世代のケーブルにだけ、白黒のラインが採用されています。

 

お次は第4世代(左)と第5世代(右)の比較。







こちらは第4世代以降、 基盤機構の1つとしてケーブルの途中に採用された膨らみの部分。上側が第4世代、下側が第5世代です。第4世代の方がやや平べったい設計となり、第5世代ではやや丸みを帯びています。

 



最も簡単に見分けるポイントはやはりLEDですね、現行の青いLEDはクールで見た目もGOODです。

 

9Vのセンターマイナス200mAという、エフェクターでは最も一般的なエフェクター用の電源規格において、使いやすさや製品クオリティー、ノイズレベル等の視点からみても高いコストパフォーマンスを発揮するPSA-100。40年以上の歴史の中で細かい仕様変更を伴い、プレイヤーが安心して使える電源として人気No.1のベストセラー製品です。エフェクターを使用するプレイヤーであれば、是非「一家に一台」は手元に置いておきたいアダプターと言っても過言ではありませんね♪

 

 

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たしかにその通りで、エフェクターの種類、価格、品質、世界的評価・・・どれをとっても、他の追従を許さないクオリティーとパフォーマンスを実現するエフェクターでBOSS以上のものとなあるとなかなか思いつきませんし、これが日本発のブランドというのは、私達日本人がもっと誇りに思って良い部分だと改めて感じます 🙂

 



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