ジャーニーマンの夢 #001 1963年製 STRATOCASTER

FENDER FENDER CUSTOM SHOP エレキギター
ジャーニーマンの夢
(ジャーニーマンとは熟練した職人、数々の球団を渡り歩きながら現役で活躍し続ける選手のことを例えたりする)

Fender / 1963年製 Stratocaster Sunburst S/N 94865



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ジャーニーマンの夢。記念すべき第一回目は1963ラウンドボードのストラトキャスターを1961年復刻カスタムショップと比較しながらご紹介していきます。フェンダーのジャーニーマンの夢はどこまで受け継がれているかも興味深いところです。


Fender Custom Shop / 2016 Custom Collection 1961 Stratocaster Relic 3-Color Sunburst S/N:CZ526127
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1963年製のストラトキャスターは指板がラウンドボードであるのが大きな特徴です。実際ラウンドボードになるのは1962年7月頃と言われておりスラブボードから変更された翌年になります。その見分け方はネックのボトムから見るだけでなくナット上のローズ指板の形状からも判断出来ます。

写真のようにローズ指板面が直線的に見えればラウンドボード(写真1963年製ビンテージ)

ラウンドボード


やや山形に丸みがあればスラブボード(写真カスタムショップ)

スラブボード


カスタムショップは1961年の復刻ですのでラウンドボードになります。

年式の見分け方



フェンダーはネックセクションとボディセクションが異なる為何かしら意味のあるスタンプやペンシルの跡がみられます。

ネックデイト

■1963ヴィンテージ


2JUL63Bというスタンプが押されています。(1962年3月から1965年まで採用されます)最初の2はストラトキャスターのネックスタイルを意味します。日にちと間違えやすい所です。JULは7月そして63は1963年で最後のBはネックの幅で1 5/8インチのノーマルネックを意味します。Aスモールネック,Bノーマル,Cワイドネックとあり徐々に幅が広くなります。

■1961カスタムショップ


SEP 11 2015とインクでスタンプされています。
2015年9月を意味します。

ボディーデイト

■1963ヴィンテージ


トレモロキャビティーに1963年8月とペンシルで年式が書かれています。これは1964年頃まで採用されるデイトの書き方になります。

■1961カスタムショップ


ネックポケットにOCT-13とペンシルで書かれています。2013年の10月とネックよりも2年前に製造されましたが、56912とネックの裏にもペンシルで書かれていましたのでネックと2年はなれています。ネックとボディは同時期に組み込まれて出荷されたことがわかります。ビンテージでもネックとボディは組み込み時期がずれることがありますが現在でもこのようにストックから組み込まれるケースがあります。フェンダーあるあるです。

謎のネイルホール跡





ボディに数か所存在するネイルホール、実は1963年までフェンダーは下記写真のようにネイルをさし、塗装を吹いていました。吹いてはひっくり返し反対を吹き乾燥させるスタイルです。



1963年の途中からはネックポケットにハンドルを取り付けて取っ手を持ち吹きつけるため、現在のように塗装がネックポケットにかかりませんが、それまでは下記写真のように塗装が吹き込んでいました。




今回はここまで。
次回はアッセンブリー、パーツについて比較していきたいと思います。待ちきれない方は店頭にてさらに詳しくご説明いたしますのでご来店お持ちしております。

もちろん販売中ですので是非ご検討下さいませ。とにかく音が良いです!!


現在新宿店ではヴィンテージギターショウを開催中!!



1963年製ストラトは今回のメインギターです。音良し、ルックス良しの最高のギターです。

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ご来店心よりお待ちしております。

BEST,DUKE KUDO

この記事を書いた人

DUKE工藤
渋谷店での6年間プロフェッサー岸本に師事し数々のレジェンダリーを経験。その後池袋店にてスターキー☆星に横浜店ではルーク居波と出会い連綿と2人にレジェンドを伝承する。 ただいま新宿店で新たなるギターマンの夢を追いかけている。 彼自身のフェイバリットミュージックはロック、カントリー、ブルースとサウンド面でもギターに精通。  「宝物探しのお手伝いを親切丁寧にいたしますので心より御来店お待ちしております。」(Duke工藤)