話題の最新マルチエフェクター、その機能をじっくりご紹介!

エフェクター ギタリスト向け機材 新製品情報
いつも石橋楽器店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
新宿店2Fアンプ・エフェクターフロア担当:久保です。

本日は8月に発売予定の話題商品のご紹介です!
2017Winter NAMM Showにて発表され、非常に話題となっているHEADRUSH / PEDALBOARD
新宿店では現在展示デモ機をご用意しており、早速お試し等も数多くいただいております、ありがとうございます!

今回はそのHEADRUSH / PEDALBOARDの内部機能等ご紹介してまいりたいと思います!
まだまだ情報が少ないHEADRUSH / PEDALBOARD、是非ご参考にして頂ければと存じます。
早速ではございますが、ご紹介してまいりましょう!

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こちらが話題沸騰中のHEADRUSH / PEDALBOARDです。
まず目に付くのは大きなカラーディスプレイでしょう。
こういったハイエンド機器は画面がそこまで大きな物はなく、カラーディスプレイというのも中々ありませんでした。現在はLINE6 HELIXくらいでしょうか。
それを遥かに凌ぐ大きさのディスプレイを搭載し、一目見ただけで操作性が良さそうなのが伝わってきますね。

操作するノブも7つとかなり少なく、洗練されたルックスを持っております。
『操作するノブが少なかったら操作は凄い複雑なんじゃないの?』という疑問を持つのは至極当然かと思いますが、このHEADRUSH / PEDALBOARDはそんな杞憂も吹っ飛ばすある素晴らしい機能を持っております。
散々騒がれているので、皆様既にご存知の方も多いかと思いますが、実はこのディスプレイ、タッチパネル式となっております!

今時はスマートホンでタッチパネル式というのは世間に凄い浸透しておりますし、そこまで驚くものでもないのかもしれませんが、このハイエンド機器にタッチパネル、という組み合わせがやはり素晴らしく、煩わしい操作等なくいつものスマートホンと同じようにタッチ、長押し、スライドといった操作で音作りが可能なのはやはり現代っ子からしたら嬉しいのではないでしょうか。

では内部機能を詳細にみていきましょう!

 

■エフェクトモデルの切り替え


内部エフェクトモデルの切り替えもタッチパネルでスムーズに行えます。
今回は分かりやすくアンプモデルを変更してみましょう。

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まずは変更したいエフェクトブロックをタッチ。するとその選択されたブロックに緑色の枠線がつきます。これが今選択中のブロックです、という意味ですね。

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その状態で、左側の大きなジョグダイヤル、『PUSH TO ENTER』と記載のあるノブを押します。(回せるだけでなくボタンにもなっております)

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するとこちらの画面になり、下段のMODEL部分をタッチして頂くとエフェクトモデルがずらっと記載されておりますので、お好きなモデリングをタッチして完了です。非常に簡単操作ですね。
更に本邦初公開!HEADRUSH / PEDALBOARDに搭載されているアンプモデルをずらっと羅列してみました!是非ご購入のご参考にしてください。(2017/06/30現在の情報です)

・TWEED DELUXE
・TWEED BASS
・BLACK LUX VIB
・BLACK LUX NORM
・BLACK VIB
・BLACK SR
・BLACK MINI
・J45
・AC HI BOOST
・BLACK DUO
・PLEXIGLAS VARI
・PLEXIGLAS 50W
・PLEXIGLAS 100W
・BLUE LINE BASS
・LEAD 800 100W
・M-2 LEAD
・SL-100 DRIVE
・SL-100 CRUNCH
・SL-100 CLEAN
・TREADPLATE MODERN
・TREADPLATE VINTAGE
・MS30
・RB-01B RED
・RB-01B BLUE
・RB-01B GREEN
・LEAD 800 BASS MOD
・SL-100 EXT RANGE
・LEAD 800 BRIGHT
・BLACK SHIMMER
・DELUXE GAIN MOD
・PLEXI EL84 MOD
・AC HI BOOST MOD
・BLUE LINE SCOOP


 

■エフェクトチェーンの切り替え


物凄く細かい切り替えは現時点では不可能ですが、繋ぎ順も直列、並列等切り替えが可能です。
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通常は直列配線になっております。左からずらっとシールドが各ブロックを通っているのが分かりますね。

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並列の配線も現時点では2種類用意されており、ご自身のお好きなようにブロックの設置が可能となっております。
空間系のエフェクト等はやはり並列にかけたいという方が多いのではないでしょうか。もちろんそういったニーズにも対応しております。

切り替え方は簡単。画面下のTAILという文字の右側にある□が並んでいる部分をタッチ、それだけで直列⇔並列の切り替えが可能です。
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ちなみにTAILは空間系エフェクトをオフにした際に残響音を残すか残さないかを設定するボタンです。こちらももちろんタッチで切り替わります。

 

■エクスプレッションペダルの切り替え


筐体にはエクスプレッションペダルはひとつしかついておりませんが、ひとつのペダルでふたつの役割を果たします。

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通常はペダルの上部に『A』の表記がございますが、つま先部分を踏み込んでいただくと、

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『B』に切り替わります。通常はボリュームペダルとして機能し、踏み込んだ際にワウペダル、といった使い方も可能になっております。

 

■フットスイッチアサイン


設置したブロックのフットスイッチへのアサイン方法です。
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通常のレイアウト画面右上の『…』をタッチすると、

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メニューが出てまいりますので、HARDWARE ASSIGNをタッチ。

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すると上記の画面が出てまいりますので、現在空のフットスイッチ(+表記)の部分をタッチすればどのエフェクトをアサインするかを選択が可能です。
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アサインが完了したらフットスイッチ上部の小さいディスプレイに現在そのフットスイッチに何のモデリングがアサインされているかが表示されるようになっております。

また、通常は『TOGGLE』というフットスイッチを押したらオン、再度押したらオフ、といった通常のエフェクターと同じ挙動ですが、この『TOGGLE』部分をタッチして頂くと、『HOLD』へと切り替わります。
『HOLD』はいわゆるアンラッチ機能で、通常はエフェクトオフ、そのフットスイッチを押している間だけエフェクトがオンになる機能です。

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応用編として、上記画像のように同じエフェクトブロックを別々のフットスイッチにそれぞれアサイン。(上記画像では下段左から2番目、上段左から3番目のDYNIII COMPが該当)
それぞれの挙動を『TOGGLE』『HOLD』と別々にしておけば、下段左から2番目のフットスイッチは押すごとにコンプのオンオフが出来、上段左から3番目のフットスイッチは押す間だけコンプがオンになります。

 

■フットスイッチ機能切り替え


HEADRUSH / PEDALBOARDのフットスイッチは全部で12個あり、真ん中の8つはエフェクトのオン/オフがデフォルト(STOMPモード)で設定されております。一番左のフットスイッチ2つで内部プリセット(RIG)の切り替えを行い、一番右のフットスイッチは上段がルーパー機能、下段はタップテンポ(長押しでチューナーが起動)に設定されており、こちらは変更はできません。

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真ん中の8つのフットスイッチは下段一番左のフットスイッチを長押しすることにより、機能を変更することが可能となっております。
変更できる内容としては、以下の通りです。
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・STOMPモード(エフェクトのオン/オフ)


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・RIG(プリセット切り替え)

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・HYBRID(下段がエフェクトのオン/オフ、上段がプリセット切り替え)

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・SETLIST(自身で作製したRIGをライブ用等に順番に設定が可能)

恐らくHYBRIDで使用されることが多いかと思いますが、ライブ等だとSETLISTも非常に使いやすいかと存じます。この辺りはご自身がどのようにお使いになるかで随時変更もできますので、是非ご自身に合った使い方をお探しください。

 

■パラメーター変更


内部モデリングのパラメーターの変更の仕方をご紹介いたします。
分かりやすいように今回もアンプモデリングを例にとってご紹介いたします。

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上記画面がアンプをタッチした際に出てくる画面です。
ディスプレイ右側の表記に注目です。

上から
・VOL 42%
・BRIGHT ON
・VIB ON

と表記があり、『イコライザーがない・・・』と思われる方も多いかと思います。私は思ってしまいましたw
しかしながら、この右側の部分をタッチしてみると・・・

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イコライザーが弄れないなんてことはありませんでした。隠れてましたがちゃんと見つけられましたねw

 

■詳細設定


レイアウト画面で右上の『…』を押すとメニューが表示されるのは前回ご紹介しましたが、今回はGLOBAL MENUを押してみましょう。次のような画面が表示されます。

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こちらの画面で全体の細かい設定が可能となっております。特にサンプルレートが48と96を選択できるのは個人的には非常に感動しました。MIDIに関してもこちらで設定が可能です。

画面をよく見ると、この画面でも右上に『…』がございます。タッチしてみると・・・

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こちらで内部ファームウェアのアップデート等が可能となっているようですね。

 

■RIGの選択


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こちらのレイアウト画面、左上の『三』をタッチしてみると、RIGの選択が出来るようになっております。

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ALL RIG(内部に入っているRIGの総数)の中から目的に応じたRIGだけを選択できるという、素晴らしい機能です。

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例えば上から二番目、BASS TONES(7)はベース用のRIGが7個あり、これをタッチすると、『フットスイッチのRIG切り替えでこの7個の中を順番に切り替えていきますよ』という機能です。もちろんその他のAMPY TONES(アンプモデリングを模したRIG)や、CLEAN TONES(クリーンサウンド用RIG)もタッチしたらそれぞれその中から切り替えていけます。
例えばクリーンサウンドしか使用しないライブ等であれば、CLEAN TONESに設定しておけば、フットスイッチを誤って押してしまっても激歪みに変わることはなくなるので安心できますね。

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また、右上の『…』をタッチすると、A~Zのソートにしたり等も可能となっております。

 

■ハンズフリーモード


お次はハンズフリーモードのご紹介です。
個人的にHEADRUSHの目玉機能のひとつだと思っております。
ハンズフリー、そのままの意味で、手を使わず何かを出来る機能ですね。
では何が出来るのかというところですが、こちらは手を使わず、アサインしてあるブロックのすべてのパラメーターが操作ができます。
手を使わないのであれば何で操作するのかという疑問ですが、皆様お気づきだと思いますが、そう、足で操作致します。

前置きが長くなってしまいましたが、ハンズフリーモードのご紹介にうつりましょう。

まずは、操作したいエフェクトブロックのフットスイッチを長押しします。
この時、STOMPモードでないとで今回ご紹介するハンズフリーは一発で切り替わりませんのでご注意ください。
今回も分かりやすく、AMPブロックを長押ししてみましょう。



するとこちらの画面になります。


少し見辛いですが、フットスイッチ上段に下記の表示が出てまいります。

・VOL
・BRIGHT
・VIB
・TREM
・MID
・BASS

対応するフットスイッチを押してあげるとディスプレイ上の表記も変化いたします。


この状態でエクスプレッションペダルを操作してあげると、コントロールを足元で調整が出来るようになります。


例えばリハーサル途中等で少しボリュームを上げたい、ミッドを少し削りたいという要望や、ディレイタイムを少し長くしたい、リバーブをもっと深くかけたいという要望も、かがまずに足元で調整が出来るようになっております。

慣れてくればもちろんライブ中でも調整が出来そうですね。

また、先程はSTOMPモードだと一発で切り替わらないと記載いたしましたが、RIGモードで左端、右端以外のフットスイッチを長押しすると、RIGモードからSTOMPモードへ移行します。
その後、任意のフットスイッチを再度長押しすると今回ご紹介するハンズフリーモードへ移行いたします。非常に便利なのでご検討の方は是非覚えておいてください。




いかがでしたでしょうか。
今回は8月発売予定のHEADRUSH / PEDALBOARDのご紹介でした。

現在イシバシ楽器店ではこの話題製品、HEADRUSH / PEDALBOARDの展示デモ機を新宿店、心斎橋店でご用意中!更に7/19からは渋谷店、池袋店、横浜店、名古屋店、梅田店、神戸店、立川店、福岡店でそれぞれご用意を予定しております!

もちろんお試しも頂けますので、気になる方は是非最寄りのイシバシ楽器店へ足をお運びの上、エフェクター担当までお申し付けくださいませ!

今回も最後までご覧になって頂きまして、誠にありがとうございました。
次回もお楽しみに!☆

イシバシ楽器店全店のHEADRUSH / PEDALBOARDの取扱い一覧はこちらから!

この記事を書いた人

久保 晃一
新宿店4Fハイエンドフロア担当。エフェクター担当を数年勤め、現在はハイエンドギター、アンプ、エフェクター担当となる。 特にFRACTAL AUDIO SYSTEMS、KEMPERに造詣が深く、ギターではSuhrやJames tyler、Tom Anderson等ハイエンドコンポーネントギターの他、Paul Reed Smithやアンプ等にも精通している。現在はハイエンドフロア担当として、師にも恵まれ日々精進中。 皆様の愛機を探すお手伝いを懇切丁寧にさせて頂きます、是非一度ご来店下さいませ。

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