【エフェクター通信.21】ディストーションと言えばこれ!!DS-1を見てみよう!!

いつもイシバシ楽器のご利用誠にありがとうございます。
新宿店サブマネージャーの在原です。

前回の記事はいかがだったでしょうか!?ヴィンテージペダルだけでなく貴重なペダルも数多くストックしております。気になった方はお気軽に新宿店までお問い合わせくださいませ。
以前のエフェクター通信記事はこちらからご覧いただけます。ぜひご覧ください!!

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本日もBOSSネタでございます。今回はBOSSの代表ディスト―ションとも言えるDS-1にスポットを当ててみました!!
BOSS DS-1と言えばBOSSの初めてのディスト―ションです。1978年に発売され、1989年に一度生産終了となりますが再度復活して(2001年)今に至るBOSS製品の中でもロングセラー商品であります。
DS-1は、カート・コバーン氏が使用したことでも有名ですね。とりあえず歪ませるにはこれ!!ということで一度は試したり、買ったりしたことがあるのではないでしょうか!?
しっかり歪みつつ抜けの良いサウンドは非常に扱いやすい印象がございます。歪みエフェクターをこれから使いたいという方にもおすすめペダルです!!
さてそんなDS-1ですが銀ネジ+日本製のDS-1がヴィンテージとしてじわじわとプレミアがついてきました。ということで現行のDS-1と比べてみましょう!!


左から1979~81年製、近年のDS-1、最新のDS-1となっています。
いかがでしょうか!?筐体自体にはそこまでの違いがございませんが1979~81年製だけDS-1表記のDがtの下から始まっています。82年製からDはiの下から始まりますのである程度の年式が分かってきます。
違いが分かるのは電源部分。見ての通り、近年のDS-1はボディの中心部分にアダプター位置がきています。最新型は初期型のように筐体下部分にアダプターの位置がございます。
そして画像では分かりにくいかと思いますが1979~81年製のLEDが長く、筐体から飛び出ています。見た感じでは最新型になるにつれて徐々にLEDが筐体に収まっていくように感じられます。
※個人的主観やペダル自体の個体差もあるかと思いますのですべてがそうというわけではございません。ご了承くださいませ。

では中を見ていきましょう。

こちらも左から1979~81年製、近年のDS-1、最新のDS-1となっています。
最新型のDS-1はもう全く違いますが初期型から近年まで比較的似ているようにも見えます。ちなみに1979~81年製にはTA7136AP、近年型はM5223ALが搭載されています。
実はDS-1は非常に長い間、生産されていますのでマイナーチェンジが多い機種でもあります。オペアンプTA7136以外にはBA728N、NJM2904Lなど搭載されている機種がございます。
※日本製ならほぼTA7136です。
やはりオペアンプが違うとサウンドも違いますのでサウンド違いが気になってくるのではないでしょうか!???

3点を弾き比べてみました結果ですが、どれもDS-1特有の抜け感、エッジの効いたディスト―ションサウンドでグッとくるものがあります。
トーンの可変幅も広く、マイルドな歪みから激しいサウンドも作り出すことができます。
今回、個体差なのかもしれませんが劇的な違いというのはなかったように感じますが初期型のモデルは歪みの奥行き感や輪郭が目立ったように感じられました。
初期型の方が魅力はあるかもしれませんが弾いてて気持ちいいサウンドはどれも変わりません。

DS-1は、時々無性に鳴らしてみたくなる歪みペダルと言えるかもしれません。そんな不思議な魅力があるペダルです。
新宿店2F、PedalHolic(エフェクター専門フロア)では最新ペダルからヴィンテージペダルまで幅広くストックしてますのでぜひご自身でサウンドを確かめてみて下さい。

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