【唸る低音】Warwickベースならではの3種の木材に迫る!!【The Sound Of Wood】

Warwick ベース 多弦ベース
みなさんこんにちは、
イシバシ楽器名古屋栄店のタク・オカモトでございます。


6月に入りジメジメとつらい梅雨が訪れて参りました。
湿度が高くなりますと楽器のコンディションにも影響がございます。
ネック、弦高の変化は演奏性にも大きく影響しますので、お気軽にイシバシ楽器各店までお持込頂ければと思います。

さて、今回取り上げるのは前回に引き続きWarwick Bass!!
人気モデルのStreamerについては前回の記事でご紹介いたしましたが、今回はWarwickでよく使用される3種類の木材にスポットを当ててご紹介!!

数多くのプロミュージシャンが使用するWarwickベース・・・気になるけれど、何が違うんだろう・・・。
という疑問に、他社ではあまり使われない『Warwickならではの木材』という視点からご説明して参ります!!


【Bubinga(ブビンガ)】




Warwickの中でも特に代表的な木材と言えるブビンガ
ブビンガはアフリカ産の木材で、赤褐色で硬質であることが特長です。強度に優れていることから床板や家具に使用され、幹は3m程にも成長するため和太鼓に使用されることもあるとのことです。

Warwickでブビンガが使用されているモデルと言えばThumb Bassが代表的です。
小さなボディーとそこから伸びる26フレットネック(Bolt-Onモデルは24フレット)の組み合わせは他のブランドにはない印象的なデザインと言えるでしょう。
ボディー長に対してネックが長いベースはヘッド落ち等のトラブルが起こりがちですが、一般的なAlderやAshと比べても硬質で重量感のあるブビンガを採用することで、安定感に優れた演奏性が実現されています。
小柄なボディーならではの体にすいつくようなフィット感と相まって手放せなくなる方も多いのではないでしょうか。

WarwickではこのBubingaを楽器のみならず、ドイツ本社の床や階段などに使用しており、ブランドとして非常になじみの深い木材であることを感じさせてくれます。



本社に併設されている工場の階段を下から見上げた様子です。当時の記憶ですと1インチ以上の厚みはあったかと思います。一枚一枚杢目が美しい!!杢目フェチにはたまりません!!


【Wenge(ウェンジ)】


こちらもWarwickと言えば!!ファンの方にはおなじみですね。
ブビンガ同様にアフリカ産の木材です。多くのモデルの指板&ネック材に使用され、硬質かつ強度に優れた木材と言えます。独特の粗い木肌は縦方向に走る深い茶色~黒色の杢目と相まって、ワイルドな印象を与えてくれます。



一般的なベースのネックに使用されるMapleと比較しても硬質で、ミッドがカットされ、明瞭で「うなる」ような低音が特徴のWarwickサウンドに一役買っているといえる重要な木材です。


【Ovangkol(オバンコール)】




こちらもアフリカ産の木材となるオバンコール。
やや硬質な特性で黄褐色であることが多い材です。先ほどのWengeネックと比較すると一目瞭然ですね。一般的にローズウッドと近いサウンドと言われ、アコースティックギターのSide&Backに使われることもある材です。

Warwickでは90年代にアフリカの紛争によってWengeが使用できない時期に、ネック材に使用されていました。現在でもWarwickベースの中核を担うTeam Built SeriesのNeck材に使用されています。

いかがだったでしょうか。


今回ご紹介した材はWarwickの基本コンセプトである『The Sound Of Wood』を体現する重要なポジションを占める木材達です。もちろんモデルによって細かな仕様や木材の組み合わせは変わってきますが、他のブランドにはないこれらの材によってWarwickサウンドが形成されていると言っても過言ではありません。

是非とも店頭にてWarwickベースをお試し頂き、その木材の音の違いを体感してみてください!!

それではまた!!

イシバシ楽器全店のWarwickベース在庫はこちらから。

この記事を書いた人

岡本 卓也
渋谷店でアコースティック・ベースを担当した後、現在名古屋栄店に勤務。プライベートではエレキギターも演奏。ギター・ベースとなんでもご相談させていただきます。ご来店・心よりお待ちしております。

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