レトロモダンなWAZAありサウンド!BOSS「DC-2W」レビュー!

BOSS エフェクター 新製品情報 特集
WAZAシリーズの空間系第3弾はBOSSエフェクターの中でも指折りのレアペダル「Dimension C/DC-2」を元にしたDC-2Wです。



Dimension C/DC-2は70年代後期からスタジオ機器として多用されていたラックマウントエフェクター「Dimension D/SDD-320」をコンパクトエフェクターサイズにまとめた意欲的なモデルながら、1985年から1989年までの僅か4年間しか生産されなかったためタマ数が少なく、CE-2やVB-2と同様に高値で取引されています。
他のBOSSエフェクターと異なり、一般的なツマミによるコントロールではなく4つのプリセットスイッチが並ぶトップパネルもちょっと変わった存在感を放っていました。

そんな実機を見かけることも弾くことも容易ではないレアなエフェクターを現代的なアレンジを加えて蘇らせたDC-2W。
トップパネルはプリセットスイッチが4つとモード切替スイッチのみのシンプルデザインですが、各プリセットスイッチが機械式から電子式に変更された上に選択状態を示すLEDが取り付けられており、オリジナルよりも視認性が増しています。



(※ドライサウンドからスタートし、4小節ごとにプリセットスイッチを1,2,3,4と切り替えています。)

なお、今回は待望のボタン同時押しも可能。
DC-2モードに比べて、SDD-320モードだとRateが遅くなり、ゆったりとした掛かり具合に変わります。
ステレオ出力にすると掛かり方の違いはより分かりやすくなるでしょう。
元になったDC-2と同じくあくまで単機能のエフェクターでありますが、ボタンを押してちょうど良いと思うものを選ぶだけで良い感じの揺れが味わえるのが魅力です。



2+4や3+4などはどっぷり浸かれるディメンションサウンドといった趣。
基本的に揺れ幅は浅く変調感が少ないので、オーバードライブの後ろで掛けっぱなしにして300-400msくらいのディレイを掛け、ドリームポップや80sっぽいサウンドを狙うのも良いでしょう。

オリジナルDC-2はモノラル入力でしたが、DC-2Wではステレオ入力ジャックになっているので、キーボードを挿して使ってみると、以下のようになりました。





これまでにリリースされてきたWAZAシリーズの空間系ペダル「DM-2W」や「VB-2W」、「CE-2W」と組み合わせれば、レトロモダンな一風変わったサウンドを楽しめること間違いなしの一台です。

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