【特別企画】ボカロPにいろいろ聞いてみた!

■ これからのボカロシーンに向けて

 

 

イシバシスタッフ:「では、最後にこれからのボカロシーンについて思うことを教えてください!とかく再生数が伸びない時代だ、なんて言われていますけども…。

 

かごめP:「この2年で何をやるかが勝負だと思いますね。本当にみんな、再生数が伸びないって言うんですよ…」

 

キャプミラ:「投稿(アップ)数が、多すぎるっていうのもあるし、1点集中型だよね。」

 

ダルP:「あと、(全然気にしないですけど)なんとなく、終わらせたがっている人たちもいる気がするwww」

 

 

イシバシスタッフ:「えぇぇぇえええ!!!???」

 

 

ヤマハスタッフ:「成功した人が、うらやましいんじゃないの??」

 

 

かごめP:「初期にボカロを始めた人だちが、今のボカロをみて『こんなのボカロじゃねぇ』ってディスり始めるんですかね。」

 

 

キャプミラ:「そういう層は確かにいるかもね…」

 

 

イシバシスタッフ:「でも、そんな中、VOCALOID 4も発表されましたからね!」

 

 

かごめP:「先日の発表会は、良かったですよ。安心しました。まだまだ大丈夫だって。」

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▲11月渋谷で行われた「VOCALOID新製品発表会」

 

ヤマハスタッフ:「(ニコ生の)コメント数もすごかったもんねぇ!」

 

 

ダルP:「まぁでも言うて、まだ若い文化だと思うんですよ。まだまだ発展する余地はあると思います。」

 

 

すふれ:「私が思うのは、今までの音楽業界って、限られた人たちで作られたもの(狭い世界)だったじゃないですか。でも今は、みんが集まって、みんなで作るものじゃないですか。それって、すごい素敵なことだと思うんです!

 

 

カゴメP:「よく言いますけど、ボーカロイドって、作曲家が主役になれる場所なんですよね。」

 

 

イシバシスタッフ:「これからの目標とかありますか??」

 

 

buzzG:「最近も曲上げたばっかなんですけど、やっぱり再生数伸びないんですよね…。再生数が伸びないと、気持ち的にガクってときちゃって、それって何なんだろうって考えた時、下っ端にいたはずのに、急に再生数が伸びて、変に自尊心が高まり過ぎちゃって…。(再生数が伸びないと)恥をかいたみたいな気持ちになるんですよ…。」

 

イシバシスタッフ:「でもそれは、イコール楽曲のクオリティではないですよね?」

 

buzzG:「ですけど、どこか恥をかかないようにって、かかないようにって、少なからずやってた部分があったんで。そういう気付きを踏まえ、また何もないところから一から始めるつもりで新しいことをやってみたい思ってます。」

 

ダルP:「ボカロに関しては、メジャーでしかアルバムを出したことがないんで、共作している仲間と初の同人アルバムというか、コンセプトにそったアルバムを作りたいです。」

 

キャプミラ:「昔からの夢は、だれも初音ミク聞いてないのに、一人だけやってるんみたいのが面白いかなーって思ってたんです。『おい、おまえ今だに初音ミクかよ!?w』みないな。ボカロを始めた時は、10年後はそうなるだろうって思ってたんですけど、いまだにその気配感じないですよね。」

 

イシバシ:「むしろ勢いが増す7年間でしたしね。」

 

レクトロ:「ずっと昔からダンスミュージックを作ってきたので、これからも作り続けていきたいです。」

 

かごめP:「おかげ様で、相当いろいろな仕事やらせてもらえたんで。逆に何も縛られないで、自由にやれたらいいかなって思います。」

 

 

すふれ:「自分がいいなぁって思うもの、好きなものと向き合って、(音楽を)作っていきたいなぁって思います!」

 

 

イシバシスタッフ:「これからも、ボカロシーン盛り上げていきたいですね!みなさん、今日は、ありがとうございましたー!」

 

 

 

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1/5:ボカロPの発言内容(意図)と異なる表現箇所の修正をしました。

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