あなたは知ってる??Warwick Streamer StageⅠとⅡの違い!!
みなさんこんにちは、
名古屋栄店ベース担当のタク・オカモトでございます。
今回は、Warwickの中でも人気機種と言えるStreamer StageⅠとStageⅡの違いを解説して参ります。
一見するとどこが違うのかわかりにくい2機種ですので、この機会に取り上げたいと思います!!
※この記事は現行品のCustom Shop(Germany Master Built)Seriesの4弦Basic Modelについての内容となります。
他のシリーズやカスタムされたモデルではスペックが異なる部分がありますのでご注意くださいませ。
Visible Neck vs. Hidden Neck
StageⅠ・Ⅱ共にスルーネック構造という、ネックがボディーの中央まで伸びている構造が採用されています。
スルーネック構造についてはサスティンが伸び易いという音質的な特性があるだけでなく、所謂ネックジョイント部分にネジ等がありませんので、ハイフレットの演奏性にすぐれており、デザイン的にも自由度が高いという利点がございます。
Warwickではスルーネックモデルのなかでも2パターン存在しており、
StageⅠのVisible Neckはボディー正面から見た際に中央にネックが見えるデザイン、StageⅡのHiddenNeckは中央にボディーサイドと同様の木材が被せてあり、ネックが見えないデザインとなっております。(上記の写真はHidden Neck)
Flame Maple vs. Afzeria
StageⅠのボディーに使用されるFlame Mapleは硬質で、コシのあるサウンドをアウトプットしてくれます。
ボディーにMapleが使用されているモデルというと、Rickenbackerや、Iron MaidenのSteve Harrisモデルなどアタック感の強いベースを彷彿とさせますね。
一方で、StageⅡにはAfzeria(アフゼリア)というアフリカの木材が使用されています。
こちらも硬質なのですが、弾いてみるとMapleよりもさらに芯が詰まっているような印象を受ける木材です。
Hidden Neck仕様により、Bodyを占める割合が増えておりWenge:Afzeria 2:8程度になっておりますので、サウンドにも大きく影響しているように思えます。
PJ vs. JJ
StageⅠはPJレイアウト、StageⅡはJJレイアウトとなっております。
PJレイアウトでは豊かな低音をJJレイアウトではブライトでゴリっとした低音をお楽しみ頂けます。
こちらはお好みですが、StageⅠはパワフルなサウンドでロック等がお好きな方にはピッタリ。StageⅡは煌びやかなプレゼンスが出てくれるので、スラップやタッピングなどでお使いいただくと映えるのではないでしょうか。
ちなみに5弦モデルや6弦モデルになると、StageⅠでもJJレイアウトになったり、6弦モデルではSoapBarタイプになっています。
Yin Yang Inlays
Warwickベースでは多くのモデルでインレイが入っておりませんが、StageⅡにはYing Yangインレイがほどこされています。
中国の思想を元にした、陰と陽を示す『Ying Yang』はひとつひとつ細やかに仕上げられており、ウッディーな印象のStageⅡにアクセントを与えてくれます。
いかがだったでしょうか。
細かくひも解いていくと、ルックスはもちろんサウンドに関わる部分が異なっているのがわかりましたでしょうか。
是非ともイシバシ楽器各店にて、弾き比べ、お気に入りの1本をゲットしてください!!
また、Warwickでは、StageⅠにインレイを入れたい!!StageⅡのボディー材を変えたい!!といった内容をはじめとしたCustomも承っており、自分だけのWarwickベースを作成することも可能です!!
こちらについてもお近くのイシバシ楽器店へご相談くださいませ!!
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