OVERDRIVE PREAMP 250 by DOD
1974年の登場以来、様々な著名アーティストの足元で輝き続けるオーバードライブペダルの名器・250が、
DODの40周年となる今年2014年に限定生産で帰って来ました。
リイシューの度に細かな変更が加えられて進化してきた250ですが、今回も時代に沿った様々な変更点が見受けられます。
まずはこれまでのどの250よりも派手で目を引くイエローメタリック塗装のボディ。
モデル名の表記にも3パターンのフォントが使われており、これまでとは一味違う印象です。
現代的なエフェクターの基本仕様とも言えるトゥルーバイパスの機械式スイッチの左側には、
エフェクトのON/OFFを示す青色のLEDが装備されました。
前回のリイシューではアウトプットジャック付近に配置されていたDC9V用給電ジャックは筺体上部へ移動。
他のエフェクターなどとの配置にも、より馴染みやすくなっています。
この辺りの変更は実用的で嬉しいですね。
250単体でのオーバードライブサウンドはいかにもヒストリカルなペダルらしい、目の粗いザラついたトーンです。
3時辺りから急激に歪みが増えるGAINつまみの独特な効き味もそのまま再現。
旧タイプの250をお持ちの方なら、思わずニヤリとしてしまうようなポイントでしょう。
LEVELつまみをフルアップし、GAINつまみを絞ってゲインブースターとして使う時の250は、
全体に張りを持たせ、自然にアタックを強調してくれます。
BOSSのODシリーズやIbanezのTS-9などとは違うキャラクターは、海外生まれの面目躍如と言ったところでしょうか。
今回のリイシューも完全限定生産となっております。
同時発売の蒼いボディの201 Phasorペダルと併せて、どうぞお早めにお試しください。