ColeClark通信その4:シリーズ2のシグネチャーモデル、CCFL2EC-LS-BMについて

いつも『GuitarQuest』をご覧頂きましてありがとうございます。
コールクラーク担当のイシバシ楽器新宿店3階アコースティック・ラウンジの濱田です。

8月は各店にもColeClarkの新入荷があり、目新しいモデルが続々ご用意出来ております。その中でも個人的にとてもオススメ、ハイグレードでありながらお得なモデルを1本ご紹介致します。

・Cole Clark / CCFL2EC-LS-BM ~Lloyd Spiegel~

今回ご紹介するモデルは、オーストラリアにて伝説的なブルースギタリストとして名高い「Lloyd Spiegel(ロイド・スピーゲル)」氏のシグネチャー・モデルとなります。

Fat Ladyの四角型シェイプを基本にシリーズ1のさらに上のグレード、「シリーズ2」スペックを採用、ボディの木材はトップ材にBunya、サイド&バック材にQueensland Maple、指板にRosewoodを使用しているコールクラークの王道スペックとなります。

しかしながら、写真からも分かるように、シリーズ2のスペックでありながらなんともラグジュアリーな装飾なのでしょう。

そうです、ロイド・スピーゲル氏のシグネチャーモデルではシリーズ2並みの価格で後に紹介するシリーズ3クラスの装飾が採用されているのです。

ボディトップのくびれ部分にアバロンを埋め込んだ装飾。サウンドホールのロゼッタも途中で切れているデザインとなり特徴的で面白いですね。後付けでピックガードも付属しておりますので必要であれば貼り付けていただくことも可能です。

そして圧巻の外見、指板のインレイにも惜しげもなくブロックタイプのアバロンインレイを採用。青く緑に角度によってその色を変化させるアバロン独特の模様は非常に高級感を感じさせます。

ペグやストラップピンもゴールドを採用しており、なんとも高級感溢れる仕様が弾き手の気分を高めてくれることでしょう。

ネック周りの調整は全て「plek」マシンにて調整をしております。
このplekというマシンはギターやベース等の竿物のネック周りの調整に使用されるものなのですが、優秀ゆえにこのマシンも非常に高額の為、大手ギターメーカーでも導入したいのに出来ないのが現状。

そんなマシンをコールクラーク社は近年導入致しました。1本1本のネックの現状データを正確にスキャニングし、それに基づき蓄積されたデータから正確なフレットの擦り合わせ、ナットの溝切り、指板修正等を、ベストなセッティングで行ってくれます。

本当にとても優秀なマシンで、多くのプレイヤーが自身の楽器をplek調整に出したいと思う憧れの機械なのです。このシグネチャーモデルのみならず近年のコールクラークギターには初期よりplekにてセットアップがされております。

これだけ贅沢なルックスをしているにも関わらず、お値段なんと税込278,000円。
もちろんサウンドにも一切の妥協はございません、以前からご紹介しているような魅力の詰まったコールクラークならではのサウンドを持っております。

ロイドスピーゲル氏のファンの方にはもちろんですが、ゴージャスなルックスでありながらお得なギターをお探しの方にもオススメです!

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