Gibsonアコースティック人気モデル2トップ! ~やっぱりラージガードが好き~
いつも『GuitarQuest』をご覧いただき、ありがとうございます。アコースティックギター担当の藤本です。
あっという間に11月も後半。ハロウィーンが過ぎたら、世間はクリスマスモードに一気にシフトしましたね。至るところでクリスマスケーキの宣伝やら、プレゼントの広告などを目にします。
というわけで、皆様、自分へのプレゼントをお考えだったりしませんか?
今回も「自分へのご褒美」としてもお勧めいたしますGibsonアコースティックの人気モデル2トップをご紹介いたします!
人気モデルJ-45の2トップをご紹介!
ダントツ人気!1960s仕様のエボニーブラックJ-45!
Early 1960s J-45 Ebony w/LYRIC Pickup
もやは説明不要!不動の人気モデルです。
プロの間でも評価の高いL.R.Baggs LYRICピックアップを搭載している点も見逃せません。
ナチュラルでエアー感たっぷりのサウンドをアウトプットしてくれます。
斉藤和義さんモデルJ-160Eにも採用されているピックアップです。
トップ2は渋いコイツ!ヴィンテージテイストたっぷりの1950s仕様のJ-45!
1950s J-45 Sitka Spruce Top Tri Burst
赤みの強いTri-burst(トライバースト)カラーが格好良いです。
トップのシトカ・スプルースの目のつまり具合もGOODです。
ピックアップは敢えて搭載せず、あくまでもヴィンテージライクなスペックに拘っています。
ラウドにかき鳴らすならコレで決まり!
人気モデル2トップを徹底比較!
1960sと1950sって具体的にどう違うの?とお思いの方も多いはず!細かくご紹介いたしましょう!
まずは大事な顔から・・・
やっぱりラージサイズのピックガードがたまりません!非常にCOOLです!
実は1960s仕様と1950s仕様ではピックガードの厚みも若干違います。
リアルヴィンテージ同様に1960sは厚みがあり、比べて1950sはやや薄く仕上げております。
続いてサウンドホールにご注目ください。
わかりますか?サウンドホールの周りのロゼッタデザインが違います。
1960sは1963年以降の仕様と同じくMulti-Plyの2-Ring、1950sはそれ以前の1945-1963年初頭までの3Plyの1-Ring。
サウンドの肝となるブリッジ部を見てみましょう。
1960sは近年、非常に人気のあるアジャスタブルブリッジ。弦高調整が容易に可能なのはもちろん、サウンド面でもジャキっとしたクリスピーなサウンドに。
音の分離感も良いのでコードがきれい響きますね。
1950sは馴染みのあるストレートのボーンサドル。ヴィンテージライクなサウンドを狙うに一役買っています。
アジャスタブルブリッジに比べると低音がゴツっとした骨太サウンドが際立ちます。
最後にネックはどうでしょうか。
本日ご紹介してますEarly 1960s J-45は従来よりもややナット幅が狭く約42.8mm。
ネックシェイプも薄く、シェイプのトップがやや平らな印象。
1950s J-45はナット幅は約43.8mm、シェイプも全体的にやや丸みがあり、適度なグリップです。
どちらもそれぞれの年代の仕様をうまく踏襲しています!
ラージガードのJ-45・・・・・好きです。
とにかく格好良い!グッドルッキンです!
同じラージガードのスタイルでも細かいスペックは異なり、フィーリング、サウンドキャラクターも異なります。
皆様はどちらのスタイルがお好みでしょうか。
私は、やっぱり、ラージガードが好き。
皆様も人気モデルの1960s J-45、1950s J-45を是非ご覧下さい!
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