MartinギターNewカマーをご紹介!筆者好みのスモールボディー、OOL-17!
年の瀬、すっかり寒くなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
心斎橋店サブマネージャーの藤本です。私、毎年この時期になると、何かとバタバタしてしまいます。
今年もたくさんの方に『GuitarQuest』をご覧いただけたようでうれしい限りです。ありがとうございます。
今年最後の『GuitarQuest』も楽しんでいただけますと幸いです。
というわけで、今年の締めくくりは、私オススメのMartinニューカマーのご紹介!
スモールボディーのNEWカマー!
2016年に新しくラインナップに加わり、NAMM SHOWや楽器フェアなどでも大注目だったモデル、Martin OOL-17!
所謂スモールボディーサイズです。「えっ、これMartin?!」というルックスが良いですね。
スプルースTOP、マホガニーSIDE/BACKのオール単板ボディー。フィニッシュはWhisky SunsetとBlack Smokeの2カラーです。
指板、ブリッジはローズウッド。
ネックシェイプは近年Martinカスタムショップモデル等でも採用されているPAテーパーのLowオーバルシェイプ。ハイポジションでも肉厚すぎないシェイプで、その高い演奏性が人気です。
ヘッドの突き板はエボニー。ロゴはヴィンテージスタイルです。
そしてペグはGolden Ageのレリック仕上げのオープンギヤタイプ。
良い雰囲気ですよね。良い意味でこれまでのMartinらしくないというか・・・。
肝心のサウンドはというと、D-28などと同様のXブレーシングの影響もあってか、小ぶりながら良く鳴ります。ボリューム感は申し分なし、スモールボディーらしい小気味良さも持ちつつ、抜けの良いザクザクしたサウンドが心地良いです。
藤本オススメのNewカマーを是非お試しください!
禁断の比較?!Gibson、Martinスモールボディー対決!
ご紹介しましたOOL-17、やっぱり、あのモデルと比較したくなりますよね。
そうです、OOLとL-00・・・ダブル・オー・エルとエル・ダブル・オー。
うん、似てます。思ったとおりに似てます。比較し甲斐があります。
早速スリーサイズをチェック!
まずは、OOL-17は上から
ショルダー幅:267mm
ウェスト幅:218mm
ヒップ幅:374mm
お次は、L-00。上から
ショルダー幅:258mm
ウェスト幅:213mm
ヒップ幅:372mm
Gibson L-00の方が若干スリムでしょうか。
しかし、OOL-17も非常に抱え込みやすいボディーラインで、フィット感は抜群です。
どちらもスモールボディーらしいフォーカスされた音像が持ち味といえます。
それでも、やはりL-00はGibsonギターらしく骨太さ、無骨さを感じられ、OOL-17はMartinらしい柔らかさ、繊細さを持ち合わせているように感じます。
是非お近くの方は、この禁断の比較を体感してみてください!
2016年も大変お世話になりました。
2017年も皆様の素敵なミュージックライフをお手伝いできるよう頑張ります!