「手乗りサイズ」の極上クリーンブースター

今回はコンパクトなクリーンブースター、“One Control”(ワンコントロール)  “Granith Grey Booster”(グラニスグレーブースター)と

“tc electronic” (TCエレクトロニック) “Spark Mini Booster”(スパーク・ミニ・ブースター)を比較してご紹介致します。

 

まず、One Controlでございますが、こちらは国内のエフェクター・ブランドなのですが、このGranith Grey Boosterは

“BJF Electronics”(BJFエレクトロニックス)の設立者である、“Bjorn Juhl”(ビヨン・ユール)とのコラボ作品となっております。

BJF Electronicsはスウェーデンのエフェクター・ブランドで、生産数が非常に少なく大変希少であり市場でも殆どお目に

かかることはございませんが、その取引金額はかなり高額なものとなっております。

“一度は試してみたい!”そんな夢のペダルでございます。

 

そのBJFとOne Controlがタッグを組み完成させたのがGranith Grey Boosterとなります。

LEVELのみのシンプルなコントロールで、最大ブースト量は16dBと通常のクリーンブースターに比べて

最大値が少々低く設定されております。

これはBjorn Juhl氏の考えによるもので、ノイズを可能な限り少なくし、楽器のそのままのサウンドを保ちながら増幅させ

あらゆる機材、さまざまな接続方法でも常にナチュラルなサウンドを出力できるようにするため、あえて低い増幅量の設定をしております。

裏蓋を開ければ9V電池が入るようになっており、電池とアダプターの両方で使用することが可能です。

また、LEVELツマミは0から10となっており、左に回し切った状態で音を完全にミュートすることが可能となり

エフェクトボードのマスターヴォリュームとしても使えます。

LEVELのレンジも広く、良い意味で落ち着いたブーストが可能でギターサウンドの“美味しいところ”が見つけ易いブースターとなっております!

 

もう一方のtc electronicですが、こちらはニュージーランドのエフェクターブランドでハイクオリティーな

空間系サウンドが大変人気となり世に広まったブランドでございます。

 

そんな空間系のイメージが強いブランドなのですが、このSpark Mini Boosterは非常に優秀なブースターのです!

最大ブースト量は20dBと、先程のGranith Grey Boosterよりも+4dBも多くブーストすることが可能です。

Granith Grey Booster同様にローノイズで自然なかかり具合となっておりますが、若干サウンドにコシが加わり

少々ブライトなトーンになるイメージがございます。

ですので足元に沢山のペダルを組み込み過ぎてギターの信号が弱くなって困っているという方には是非おススメしたい一台です。

こちらはセンターマイナス9Vアダプターのみの仕様となっており9V電池での駆動はできませんが、フットスイッチに

他のクリーンブースターには無い機能が備わっており、長押しすると“アンラッチタイプ”の働きをしてくれるので、押している

間だけブーストをかけることが可能となります!

曲の短い“ワンフレーズだけブーストさせたい”方には大変便利な機能となります!

こんなブースターを探していたという方は是非Spark Mini Boosterを一度お試し頂きたいと思います!

 

どちらもそれぞれの長所を持ったコンパクトなクリーンブースターでございます!

2つ揃えてもエフェクターボードに楽々と収まりますよ~!!

tc electronic / Spark Mini Booster

販売価格 8,208円  (税込)

http://store.ishibashi.co.jp/ec/pro/disp/1/80-601553000

 

One Control / Granith Grey Booster

イシバシ特価 11,820円  (税込)

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