トップ・ハットにギブソン・レスポールというスタイルが印象的なギターヒーローモデルが揃っています!!
いつもイシバシ楽器店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
渋谷店サブマネージャーの在原です。
ギブソンフリークの私として今回も懲りずにギブソン製品をご案内させていただきますwさていきなりですが、ギブソンを使用しているアーティストと言えば誰を思い浮かべますか?ジミーペイジ、デュアン・オールマン、ディッキーベッツ、ジョー・ウォルシュ、フレディ・キングなど錚々たるアーティストが使用していますよね!?
今回はその中でも忘れてはいけないあの方のモデルをモチーフにしたモデルを紹介しましょう。
こちらです!!
Gibson Custom / 2016 Historic Select 1958 Les Paul Reissue Hand Picked Mojave Fade S/N 8 6022
1980年代後半に大ブレイクし、音楽シーンを変えたといっても過言ではないガンズ・アンド・ローゼス。そのバンドのギタリストとして登場した彼のプレイは観衆を魅了し、ギブソンレスポールの売上に多大な影響を与えたとされるスーパーギタリストです。そんな彼をリスペクトして製作した本器がこのモデルでございます。もうお分かりですよね?? 残念ながらお名前を出すことはできませんがもうみなさんお気づきでしょうw
前回、紹介したモデル同様、現地ギブソンカスタムファクトリーを訪れ、木材をハンドピックしたメイプル材を使用しています。通常の58レスポールには見られないような全体的にビッシリと浮き出たフレイムメイプルは、もはや1958レスポールではなく1959レスポールに近い顔つきとなっています。
カラーリングにはあの方を彷彿させるMojave Fadeを選択しています。褪色して黄色が若干強く残った独特のフェイド感がさらに美しさを感じさせます。本器のモチーフとなった実機は、生まれ育った故郷、ストーク・オン・トレントにあるVictoria Hallにて行われたライブ「Made in Stoke」で見ることが可能でございます。見た目、色ともに実機に近い仕上がりになっているのではないでしょうか。少なくとも私はそのように感じておりますw
さて、当店入荷個体は、重量も3.67kgとバランスの取れた非常に軽い個体となっています。若干太めで肉厚な58シェイプのネックと合わさって、倍音豊かでファットな低音、軽量な重量からなせる抜けの良いブライトなサウンドが特徴です。また、パーツを細部までこだわり通常ハットノブのところコントロールノブにはリフレクターノブを採用。もちろんハットノブも付属していますのでマニアの方には嬉しい配慮となっています。さらにさらに、アルニコ3マグネットと巻数をやや変えたコイルの組み合わせによるEXPOSED されたゼブラのカスタムバッカーを搭載。こちらもエイジドされたピックアップカバーが付属となっています!!ピックアップカバーをつけることでまた違った風合いになり、サウンドだけでなく見た目も楽しめるのはよいところですよね!!
このように選択が出来ないトゥルーヒストリックに比べ、幅広いカスタムができるのもヒストリック・セレクトの長所でございます。2016年モデルからシリアルナンバーの表記が異なり、ヴィンテージシリアル(トゥルーヒストリックと同じ)となっているのもまた嬉しいところですね。
2016年、ギブソンカスタムが自信を持って余に送り出したヒストリック・セレクトシリーズです。ぜひ店頭にてその素晴らしいサウンドを体験してみてください!!
ギブソンカスタム「ヒストリックセレクトとは?」
「ヒストリック・セレクトシリーズ」はかつてない次元のカスタムショップクオリティを追求したTrue Historic Seriesと基本仕様が共通なモデルです。
※2016年モデルからシリアルナンバーの表記が異なり、ヴィンテージシリアル(トゥルーヒストリックと同じ)となっています。
年間での製作本数に上限を定めるTrue Historic Seriesは違い、True Historic Seriesとすべてのベネフィットをそのままに、ファクトリー選定材や、あらゆるカスタム・カラー、ピックアップ、ハードウェアといったパーツのカスタムを可能としたギブソンカスタム最高峰モデルです。
ボディはダブルステップのCNCラフカーヴィングと、手仕上げのサンディングを融合させることにより、1950年代特有の優美なボディカーブとネックシェイプを再現することに成功しています。
ボディ形状はメイプル部、マホガニー部ともにネック・セット部分からボディエンドにかけて、やや薄くなるテーパード・ボディとなっています。カッタウェイ部は深さも増しているところも2014年モデルからの変更点となっています。
2013年から導入されたハイドグルー(ニカワ)によるラミネイトはボディ部分にも採用され、塗装に関しても、ハンドスプレーのテクニック、ドライサンディング、ウエットサンディングの途中工程を含めた全てのプロセスを見直すことによりオーセンティックな塗装を実現。ボディ本来の鳴りを向上させ、フィニッシュの透明度を高めた仕上がりとなっています。
ネックは角張ったエッジを落としこむロールド・バインディング加工、バインディングのスクレイププロセス、フレットや指板のドレッシングにも見直しが行われています。ホリーウッドのヘッドヴェニアもオリジナル同様で約0.3mmほど薄い突板へ変更され、各部に手作業のシェイピングステップを追加することにより、ヘッド外周など各部のエッジが更にリアルな雰囲気となっております。
さらにネックシェイプに関してはエドウィン・ウィルソン氏監修の元、膨大なヴィンテージレスポールから3Dデータをスキャンし、エドウィン・ウィルソン氏本人が最も相応しいと感じたレスポールのシェイプを採用しております。非常に手に吸付き、スムースなフィーリングが得られます。またヴィンテージを弾いた時にプレイヤーが感じるフィーリング、趣といった感覚的なところまで含めて、プレイアビリティには非常に拘っている感じが伝わってきます。
また、今回ギブソンカスタムが莫大な予算を投じたのがトゥルーヒストリック・パーツ。スイッチプレート、ジャック・プレート、ピックガード、エスカッション、ノブ、ピックアップカバーなど、細部までパーツの精製が行われています。外観的な形状のみに留まらず、 ABS樹脂のプライ数や、製造工程、エッジテーパー、研磨工程、メッキ層まで当時に近い質感を復刻しています。
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