「野呂一生 ギター&サウンドメイククリニック featuring Line6 HELIX」レポート!

Line6 YAMAHA ギタリスト向け機材 店頭イベント
去る4/14(土)イシバシ楽器・OS Studioで行われた「野呂一生 ギター&サウンドメイククリニック featuring Line6 HELIX」のイベントレポートをお届け!



道中小雨が降る中にも関わらず満員の会場からの拍手に迎えられて、野呂さんがステージに登場!



BGMが流れてからの登場予定だった所、曲が掛かる前に登壇してしまうというプチハプニングもありつつ、アクロバティックなデモプレイからイベントはスタート。



立て続けに2曲を演奏した後、CASIOPEAのデビュー当時から今に至るまでの30余年に渡る野呂さんの機材遍歴をまとめたスライドショーが上映。



YAMAHAのコンパクトエフェクターに専用パッチベイを組み合わせて構築されたペダルボードや、15Uから成る巨大なラックシステム、デジタルプリアンプの名機・DG-1000を中心に据えた90年代後期のシステムなど、どの時期を見ても大掛かりで複雑な印象でしたが、Line6 POD HD Pro Xの導入以降はラックの段数も少なくなり、現在はLine6 HELIXと同社のギターワイヤレスシステムRelay G70(ケーブルトーン機能は6mに設定)、ステレオパワードスピーカーのみで統合。
シンプルなシステムにまとめることで長いケーブルを引き回した際の音質劣化やパッチケーブルに起因するトラブルがなく、またノイズの問題なども回避できているとのことでした。



ちなみに野呂さんがHELIXを使用している一番の理由は「時代に合っているから」とのこと。
昔のデジタル機器と違い、アンプ・エフェクトともにシミュレーションの質が上がったこととレイテンシーの問題なども演奏に支障のないレベルまで進歩してきた以上、デジタル機器の利便性を無視するのはもったいない、という感じでしょうか。
機材を運ぶスタッフの苦労も慮って...と冗談交じりにおっしゃっていましたが、音の面で妥協を要さず、運搬面でも軽量高耐久、となれば実用性を重視する向きには合理的な選択となりますね。
なお野呂さんが一本のライブで使っているHelixのプリセット数は3つ程度(うち一つはフレットレスギター用)で、HELIXのスナップショット機能を駆使して各プリセットに8種類づつの音色を割り当てているとのこと。
スナップショット1つずつには3-4種のエフェクトセットがアサインされており、こういった機能性の高さも含めて、システムの軽量小型化に貢献しているようです。

(※スナップショットとはプリセット内に配置されたエフェクトなどのON/OFFだけではなく、各パラメーター設定も保存できる機能。Helixファミリー製品では最大で1プリセット8個までスナップショットを設定する事が可能で、マルチエフェクトで見られる音色切り替え時の音切れも、スナップショットでは発生しないというメリットもあります。)

また、エフェクトの踏み間違えがないようにテープを貼って対処しているそうです。

機材紹介のあとは再度演奏に戻り、トライバルビートの上で歌い踊るような優雅なフレージングが印象だった3曲目のデモ演奏に続いてはなんと野呂さん直々のスケールについてのレクチャータイム。



「ドミナント7thスケール」「オルタードスケール」「コンビネーション オブ ディミニッシュスケール」の3つのスケールの要点をジャジィなコード進行のバックトラックに合わせて解説していただきました。

中でもオルタードスケールはやや陰のある響きになり、野呂さん自身も楽曲のメインとなるテーマフレーズやソロなどで多く使っているとのことでした。



スケールレクチャーと質問コーナーのあとはテクニカルかつトリッキーなアンサンブルに乗せた熱い演奏を以ってイベントは終了。

会場を移してのサイン会では、HELIXとHELIX LTにサインを入れてお渡し!という一幕も。



大盛況のうちに終了した「野呂一生 ギター&サウンドメイククリニック featuring Line6 HELIX」。

この夏のCASIOPEA 3rdのツアーに期待しつつ、まずは来月リリース予定のBlu-ray「4010 Both Anniversary Gig」でHELIXを駆る野呂さんのプレイを満喫したいですね!





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