違いがわかる!Gibson Custom CS-336 & CS-356 比べてみました
JAZZやBLUES界隈で不動の人気を誇るセミアコギターですが、
今回はGibson Custom Shopのセミアコ「CS-336」と「CS-356」の特徴とその違いを比較!
また、同じボディサイズである ギブソン ES-339との違いや、「ES」と「CS」の違いなども解説します。
■目次
・ESとCSの違い
・CS-336の特徴
・CS-356の特徴
・CS-336,CS-356,ES-339を比較
・イシバシ楽器が誇るGibsonコーナー
ESとCSの違い
セミアコといえばまず上の画像「ES-335」を思い浮かべる方が多いかと思いますが、同じセミアコでも「ES」シリーズと「CS」の違いは何か。
ざっくり説明すると下記の違いがあげられます。
・「ES」は合板の木材を「曲げて」作られたボディ、「CS」は単板の木材を「削り出し」て作られたボディ
・「ES」はメイプル材にポプラ材を挟んだ合板のトップバック、「CS」は単板メイプルトップ/マホガニーサイドバック(削り出し)
・「ES-339」はナッシュビルにある、USA工場のレギュラーライン、
・「CS-336/356」は同じくナッシュビルにある、カスタムショップ製
詳しく解説していきましょう。
こちらはES-339の画像ですが
トップ材を見て頂くと、合板なのがわかります。(メイプル/ポプラ/メイプル)この3枚の板材をプレスし板状にして使われております。
ディープジョイントの形状、リアピックアップのザグリ方もCS-336とは違います。
こちらはCS-336
フロントはディープジョイント。トップ材を見ると単板なのがわかります。
ボディバックは単板をくりぬいたマホガニーボディを採用。
ES-339とは、また一味違います。
そしてなんといってもCSはGibson Custom Shop製!
ナッシュビルファクトリーのカスタムショップにはショーモデルやM2M、Historic Collection 1959 Les Paulなどを作っている、熟練した職人が在籍します。
CS-336の特徴
・ギブソン・カスタムショップ製
・ES-339と同じボディサイズ
・セミアコながらレスポールライクなモデル
・ソリッドとセミアコの融合といった感じで、サウンドもミッド感があり、煌びやかで軽快!
トーンコントロール次第で、バリバリのロックからジャジーなサウンドまで思いのまま。
・ピックアップにはVintage P.A.Fをイメージした57 Classicを搭載
CS-356の特徴
・ギブソン・カスタムショップ製
・ES-339と同じボディサイズ
・セミアコながらレスポールライクなモデル
336のサウンドがより高音域が豊かになったイメージ
・CS-336をより豪華にしたカスタム仕様
エボニー指板、ヘッドのダイヤモンドインレイ、ネックのブロックインレイ、ゴールドパーツなど
・ピックアップにはVintage P.A.Fをイメージした57 Classicを搭載
CS-336/CS-356/ES-339を比較
<スペック比較表>
おさらいです。
ES-335をサイズダウンしたのがES-339。
ES-339と同じサイズで単板削り出しボディ&メイプルトップ、ナッシュビルにある カスタムショップ・ファクトリー製なのが CS-336。
CS-336のカスタム仕様がCS-356。
という事になりますね。
CS-336、CS-356のいずれも、カスタムショップ製ならではのマテリアルと構造が圧巻のサウンドに現れております。
セミアコ使いのギタリストさんに、自信を持っておすすめできるモデルですので是非一度、手にしてみてはいかがでしょうか。
「カスタムショップ、試奏してみたい!!」と思った方は次のコーナーもぜひご一読を!!
イシバシ楽器が誇るGibsonコーナー
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