【ステージ機材レポート】SAKANAMON 仲良くなり対バンツアーファイナル(in 新代田FEVER)
聴く人の生活の”肴”になるような音楽を作りたい」という願いから命名された3ピースギターロックバンド「SAKANAMON(サカナモン)」。ツアータイトル通り、「仲良くなりたい」バンドと行なったライブツアーのファイナルで使用されたステージ機材を独占レポート致します!
Vocal / Guitar:藤森元生(ふじもりげんき)氏
Fender USA / American Standard Stratocaster
メインギターはセレクターSWの配線を大幅に変更したFender USAのアメリカンスタンダードストラトキャスター。
ネック側に倒したポジション①センターPU、ポジション②フロントPU+センターPU、ポジション③フロントPU、ポジション④フロントPU+リアPUとなるように配線を変更。ポジション⑤はセレクト出来ないようにテープで固定してある。
Fender Japan / TL62B-BIGSBY
以前のメインギターは変則チューニング(1音下げ)でセッティング。
Squier / Affinity Stratocaster
ピックガードにはテープが貼られ、ネックはグリップ感を調整するため削られている。
それぞれのギターにワンポイントで貼られているステッカーは藤森氏いわく「エジプト」がキーワードとのこと。
《藤森氏ペダルボード》
右から、BOSS / TU-3、ZOOM / MS-100BT、MAXON / ROD-880、BOSS / LS-2、BOSS / DD-20
ラインセレクターBOSS / LS-2でBD-2を繋いだセンドAとROD-880とDD-20に繋がったセンドBを切り替えるセッティング。ボード右下のZOOMマルチエフェクターMS-100BTは今回は接続されていない。
VIBRATO CHのインプット1を使用し、Bright SWはON、BASSとMIDDLEはフル10というセッティング。かなり極端なセッティングだが、TREBLEはハウリングやノイズなどのステージの状況に応じて調整している。
ケーブル:KAMINARI / K-CC-Ivory、Providence / P203
カポタスト:kyser / KG6R
弦:Elixir / NANOWEB with ANTI-RUST #12002 Super Light 09-42
Bass:森野光晴(もりのみつはる)氏
Fender Japan / JB62 w/Baddas2 Bridge
メインベースは森野氏がこだわりとするバダスブリッジに交換されたフェンダージャパンのジャズベース。
Tokai / Hard Puncher (PB Type)
バックアップはこちらもバダスブリッジが搭載されたトーカイのプレシジョンベースタイプ。PUはセイモアダンカン製。
《森野氏ペダルボード》
右からLine6 / DL-4、Custom Audio Japan(CAJ) / AC/DC Station ver.2、Providence / RX-L1、BOSS / SYB-5、BOSS / ME-8B、AKAI / UniBass UB1、TECH21 / SANS AMP BASS DRIVER DI
ベースからの信号はまずProvidenceのループスイッチャーRX-L1(L1はAKAI/UB1→Line6/DL-4、L2にはBOSS/SYB-5、L3にはBOSS/ME-8Bが接続されている。)を通り、常時ONとなっているTECH21/SANS AMP BASS DRIVER DIへとつながっている。
ALBIT / ATDI Pro、MXR / 10Band Graphic EQ(M108)
SANS AMPを通ったシグナルはベースアンプの上にセッティングされたALBIT/ATDI proでPA卓へのライン信号とMXR/10 Band EQからアンプへ繋がる信号に分けられている。
SUNN / Bass Speaker Cabinet
アンプの各EQはおよそ12時方向でフラット、MXR/10 Band EQ で補正されたサウンドはベースキャビネットを通じて出力されている。
ケーブル:Belden / #8412 w/Switchcraft Plug
パッチケーブル:George L’s / Solderless KIT
ピック:Fernandes / P-100SL (SLIPLESS PICK) オニギリ型
懐かしのゲームボーイソフト用のケースはピックケースとして今も愛用中!
弦:D’Addario / EXL160 .050-.105
Presonus / FireStudio Project (オーディオインターフェース)
同期音源をラップトップから出力するために使用されている高品質オーディオインターフェース。
Drums:木村浩大(きむらこうた)氏
ドラムセット:SAKAE / The Almighty
ハードウェア:YAMAHA
シンバル:Zildjian
時にオープンに、タイトで安定感ある木村氏のドラムテクニックを支えるドラムセットはSAKAEドラム・YAMAHAハードウェア・Zildjianシンバルという組み合わせ。
SAKANAMON
(左から) 森野光晴(B)、藤森元生(Vo/G)、木村浩大(Dr)
「聴く人の生活の”肴”になるような音楽を作りたい」という願いを込めて”SAKANAMON”と命名。2009年より現在の編成で都内を中心に活動を開始した、藤森元生(Vo/G)、森野光晴(B)、木村浩大(Dr)の3ピースギターロックバンド。
2011年にリリースした1stミニアルバム「浮遊ギミック」が話題を呼びスマッシュヒット、翌年リリースした2ndミニアルバム「泡沫ノンフィクション」と共にロングセラーとなっている。日本語の解体と再構築を自由自在に繰り返し紡ぎ出す独特のシュールな歌詞世界に、中毒性の高いポップなメロディーはまさに”肴者世界”。”サカなもんくん”という摩訶不思議なマスコットキャラクターを従え独特のライヴパフォーマンスを展開、2012年12月5日初のフルアルバム「na」でメジャーデビュー。ドラマ主題歌(テレビ東京ドラマ『たべるダケ』、フジテレビ系『妄想彼女』)を担当、藤森がスペースシャワーTVドラマに出演するなど、多才に活躍中。12月9日に完全生産限定でタワーレコード限定シングル「PLAYER PRAYER」をリリースする。
《SAKANAMON リリース情報》
2015.12.9 Release
タワーレコード限定シングル(完全生産限定盤)
「PLAYER PRAYER」
★特製!肴者印のスルメイカレンダー(2016年版)付き・特殊パッケージ仕様(A4サイズ)
¥1,000+税 / NCS-10106
1.PLAYER PRAYER
2.開放レシラソミー
3.酒と泪と男と女(カバー)
《SAKANAMON ライブスケジュール》
12/23(水・祝) えびすロックフェスティバル’ 15@西宮市民会館アミティホール
12/29(火) rockin’on presents COUNTDOWN JAPAN 15/16@幕張メッセ国際展示場1~11ホール イベントホール