予算10万円以内で選べるギブソン・レスポール

イシバシ楽器オンラインショップ副店長のスターキー星でございます。
昨年2015年はギブソンの全レギュラーモデルがグロス・フィニッシュ(ピカピカした塗装!)でしたが、今年はひさしぶりに艶消し仕上げでお手頃な価格のモデルが発売されております。

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今回ご紹介しているサテン塗装・フェイデッド塗装のラインナップはグロス仕上げと比較して、塗装工程における乾燥や研磨にかかる労力が少ない分、大幅なコストダウンを実現しております。木地の質感、温もりが楽しめる渋めな風合いがまた魅力ですね。

Exif_JPEG_PICTURE(参考:ギブソンUSAナッシュビル工場の塗装エリア)

たとえば、まずは、こちらのモデル。

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▲Gibson USA Les Paul Studio Faded 2016T 商品一覧へのリンク(カラーバリエーションもこちら)
レスポール・スタジオ・フェイデッドというシリーズですが、実は2012年以来4年ぶりの登場。トラ目バリバリのレスポール・スタンダード(下画像)とは異なり、ボディ材がプレーンなメイプルトップで、ボディやネックにセルバインディング(縁取り)がないのが特徴です。

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バインディング部分は、ファクトリーのなかで職人が手作業で巻き付けて、長時間接着・乾燥させるため非常に手間隙のかかる作業なのですが、そのバインディングがない分、よりカジュアルで潔い印象を受けます。

Exif_JPEG_PICTURE(参考:同工場で接着したバインディングを乾燥させている様子)

また、今年のスタジオモデルは、上位機種同様にカバードのバーストバッカープロ・ピックアップを搭載した本格派サウンドが楽しめるのが特筆しておきたいポイントです。

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他にはトリビュート・シリーズという選択肢もあります。一味違った個性的な雰囲気が漂っていておすすめです。

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▲Gibson USA Les Paul ’50s Tribute 2016T 商品一覧へのリンク(カラーバリエーションもこちら)

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▲Gibson USA Les Paul ’60s Tribute 2016T 商品一覧へのリンク(カラーバリエーションもこちら)
それぞれ50s、60sという型番の表記はネックシェイプを指し示しており、50年代スタイルの厚めのグリップか、60年代スタイルの薄めのグリップかという違いがあります。

P-90ソープバー・ピックアップを搭載した60sモデルの甘く歯切れの良いサウンドか、490R・498Tハムバッカー・ピックアップを搭載した50sモデルの骨太なモダンクラシックサウンドか…どちらも捨てがたいところですね!

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(P90というと50sのイメージが強いと思いますが、こちらのシリーズでは反対ですのでご注意ください。)

また、お値段は10万円を少しオーバーしてしまいますが、こんな斬新なモデルも人気ランキング上位に入ってきております。

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▲Gibson USA Les Paul CM Black 2016 Limited Run 商品ページへのリンク
ハードロックやメタル系のサウンドを狙っている方にイチオシの薄型レスポールで、ロック式トレモロとハイゲインピックアップを組み合わせた限定モデルです。Floyd Rose /FRX Tremolo Systemはボディに大きなザグリを施す必要がないため、レスポール本来のサウンドキャラクターを活かすことに成功しています。

…以上、簡単ではございますが、予算10万円前後でお選びいただけるお手頃価格のレスポールを掻い摘んでご紹介してみました。

ストラトやテレキャスなどなど、フェンダー系のエレキギターは既に持っている方でも、バンドやレコーディングで、レスポールならではのサウンドが求められるor欲しくなるケースは多いと思います。艶消し塗装が使い込むことで鈍い艶が出てくるのも味がありますし、単なる廉価版の域におさまらないクオリティ。本家本元のオリジナルならでは「ギブソンくさいサウンド」が存分に堪能できるラインナップに仕上がっておりますので、ぜひお目当ての一本を選んでいただければと思います!

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イシバシ楽器が2016年版レスポール・スタンダードとトラディショナルを徹底比較検証!特集ページはこちら!

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