注目の次世代機、Positive Grid BIAS HEAD & RACK登場!
既に海外ではFractal Audio SystemsやKemper、HELIX等と比較されるなど、話題を一手に集めている注目の次世代機材、Positive GridのBIAS HEAD & RACK。
世界で最も正確で多彩なアンプ・デザイナー、モデリング・アンプとして、これまでプラグインのBIAS AMP等で既にその実力を証明しているプラグインを、より実践向きで使いやすさが追求されたハードとして、遂に日本国内でもリリースとなりました。
■Positive Gridとは・・・?
2008年、USカリフォルニアの大学院で出会った3人のミュージシャンによる研究プロジェクトとしてスタートし、2011年には最初の製品となるiOSアプリ、「JamUp」をリリース。2013年にBIASをリリースし、iOS、デスクトップ・アプリを拡大。数百万人のユーザーを獲得し、グローバルに展開するブランドへと急成長を遂げました。
そして2016年、BIASワールドを完成へと導くハードウェアが登場。ギターマーケットに新しい体験を提供します。
■BIASとは・・・?
BIAS(バイアス)はソフトウェアとハードウェアが融合した、新しい形のギター・アンプです。主な特徴は以下の通りです。
・Amp Match
アンプのトーンをキャプチャー&マッチング。お気に入りの1台をBIASで再現。
・Amp Design
パーツ単位でのカスタマイズが可能。世界にただ一つのオリジナル・アンプを手に。
・ToneCloud
伝説的なアーティストや世界中のユーザーによるトーン・コレクションをシェア、ダウンロードが可能。
・Cross Platform
iOS、デスクトップ、そしてハードウェア、3タイプのプラットホームがシームレスに融合。
・Premium Components
リッチでパワフルまサウンドのためにAD/DAコンバーターからアンプに至るまで厳選したパーツを搭載。
・・・と、スペック固めではなかなか伝わらない部分もございますので、まずは動画をご覧ください。
細部に至るまでバーチャル上で再現されたアンプのカスタマイズが可能で、搭載する真空管のアレンジからマイキングポジションといったサウンド面への追求の他、クラウドで自作のカスタムアンプを共有する際のオリジナリティーを表現すべく、グリルやトーレックスのスタイルまで好みのものがセレクトできるなど、ギタリストの遊び心を擽る要素も盛り込まれるなど、開発者のアイデンティティーとセンスを感じる内容となっております。
「これはすごい!」という事で、イシバシ楽器のスタッフが早速BIAS HEADの実力をいち早くチェック!
まず第一印象は「コンパクト」の一言。Marshallのキャビネット、1960Aの上に乗せるとご覧の通りのサイズ感。しかし、このスタイリッシュで優等生なルックスからは想像も出来ない程、本格的なサウンドメイクが可能です。
さっそくiOSでの操作性をチェック。アレンジが可能なそれぞれのセクションについての選択肢の数や、変更した事で実際にどの程度サウンドが変化するのか等、細かく確認しました。
真空管を差し替えて、本来実在しないようなカスタマイズも可能。実際に、トラディショナルなスタイルのオールチューブアンプのパワー管だけを、あえてプリ管の定番である12AX7に変更する等・・・アンプの回路図等の知識がなくとも、気軽に色々アレンジして、実際にそのサウンドをすぐに聞く事が出来るというのは、なかなか面白いですね!
マイクの種類、マイキング・ポジション等も、簡単にアレンジが可能。直感的でわかりやすい操作性は、プラグインソフトで培われたインターフェース・デザイン力を持つポジティブグリットならではと言えるでしょう。
仕上げは、やっぱりルックスにも拘りたい。という事で、パープル・トーレックスにフロントパネルはレッド、グリルは何にしようかな・・・と、もはや遊びの領域に達しているフラクタル&ケンパー&ヒリックス担当のスタッフK(笑) 彼はこの後、めでたくバイアスアンプ担当にも任命されました♪
■Kemperとの違い
では、ケンパーとどう違うの?? というのが、皆様気になるところではないでしょうか。
KemperもBIAS HEADも、ラインナップとしてヘッドとラックのパワーアンプ有り/無しでそれぞれ2機種ずつ、合計4機種リリースされており、パッと見では同じような感じに見えてしまうかもしれません。
実際に、Kemperと比較すると・・・
□Kemper
・Bluetooth 非対応
・アップデートにはデスクトップPCが必須
・モバイル・インテグレーション無し
・WEBサイトのみのユーザーデータベース
・エフェクト内蔵
・液晶パネル有り
□BIAS HEAD
・モバイルとのクロスプラットホーム
・デスクトップPC無しでトーンのロードが可能
・直感的なインターフェース(サブメニュー無し)
・ToneCloud上に300万のユーザーデータベース
・エフェクト非搭載
・液晶パネル無し
という違いがあり、特に「エフェクターの有無」と、「ユーザー同士のサウンドシェアの幅」あたりが比較のポイントとなってくるかと思います。
パワーアンプ搭載モデルは、どちらも600Wクラスとなるためイーブンとして・・・エフェクターの有無に関しては、実際にオールインワンの方が優先される環境下においてはKemperに軍配が上がりますが、既にプラグインのBIAS AMPにおける圧倒的なトーンクラウド上のユーザーデータを自由にロードが可能な点や、世界の誰かが作ったアンプを更にカスタマイズしたり、そういった他ユーザーオリジナルのアンプに対して評価やレスをつけたりと、単純なサウンドシェアリングだけで終わらない面白さを持っているBIAS HEAD / RACKは、将来性という部分においても期待が持てると言えるでしょう。
もはやバイアスヘッドのサウンドクオリティーに聞き入るべきなのか、 トシン・アバシ氏のバカテクに見入るべきなのか、どっちも凄くて言葉を失う人気動画も公式からリリースされており、話題を呼んでおりますね。。
注目の次世代機材、Positive GridのBIAS HEAD & RACK!是非その実力を、ご自身でお確かめください!
Positive Grid BIAS HEAD & RACKの事なら、イシバシ楽器新宿店のBAIS HEAD担当:久保までお気軽にお問合せくださいませ!