Gibson USA 2019 モデル、続々入荷!
9月に入り少し過ごしやすくなって参りました。皆さんいかがお過ごしでしょうか!イシバシ心斎橋 湊 です。
「2019年は原点に戻る」とアナウンスしていたGibson。
どんなラインナップになるのかな、と思っていたのですがなかなか大胆にラインナップを絞り込んできましたね。もう既に各メディアでも紹介されていますが、Gibsonが提示してきた新しいラインナップを僕なりに考えていました。一番気になるのはやはりレスポールの主要ラインナップ。少し見ていきます!
Les Paul Standard 2019
2019年のLes Paul StandardはこのSeaform Green と Blueberry Burst の2色展開。これは意外でした。Heritage Cherry Sunburst はラインナップにありません。先鋭的なカラーの2色ラインナップすると言うことは、GibsonにとってStandardとはやはり前に進むためのフラッグシップ、という位置づけなのかも知れません。ポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるか評価が分かれるところだとは思いますが、これがGibsonからのメッセージなんだと思います。
Controls HP-4 High Performance Circuit featuring: 2 Push/Pull Volumes, 2 Push/Pull Tones, 3-Way Toggle Switch and Internal 5-Position DIP SwitchとHigh Performanceシリーズのみに採用されていたサーキットを採用するなど、現時点のGibsonの持てる技術を取り込みながらも、伝統とのバランス感を失わない出来のようです。
⇒イシバシ楽器Les Paul Standard 2019ストックリスト
Les Paul Traditional 2019
Traditional はTobacco Burst と Heritage Cherry Sunburst の2色展開。こちらもカラーは絞り込みがありましたね。伝統的なレスポールなら、トラディショナルを選んでね、と言う事でしょうか。ノンウェイトリリーフ、クルーソンペグ、Burstbucker1&2と、いわゆる昔ながらのスタンダードはこちら Traditional シリーズなります。2018年モデルの重量をかなりの本数見てみましたが、ノンウェイトリリーフながら、重すぎる事無くしっかりローの出るモデルでした。完成度の高かった2018年モデル同様、2019年モデルも変わらず定番モデルとして出荷されるようですね。
⇒イシバシ楽器 Lea Paul Traditional 2019ストックリスト
Les Paul High Performance
2018年は5色展開だったHigh Performance-II から、2019年はNew Les Paul High Performance として Seaform Fade と Heritage Cherry Fade、Blueberry Fade の3色展開。2018年モデルに引き続き、演奏性の高さと美しいカラーで着実に新しいファンを増やしくれるであろうNew Les Paul HP。ノブがメタルからクリアーハットに変わったり少しずつ変更がありますね。コンパウンドラジアスやアクセスヒールが純粋に弾きやすくて、美しいモデルです。2019年も店頭を華やかに飾ってくれるでしょうね。
Les Paul Classic 2019
後、僕が一番驚いたのはClassicが戻ってきたことですね。
Burstbucker 61T&R、スリムテーパーネック。ハードロックをやるにはクラシック、だった昔のクラシックだー!と少し嬉しくなりました。P-90搭載の2018年モデルから、一番原点回帰を感じるモデルですね。
⇒イシバシ楽器 Les Paul Classic 2019ストックリスト
こうして主要モデルを並べてみてみると、ラインナップ自体が原点回帰し、分かりやすく分類されているな、という印象を受けました。
ここ数年、モデルラインナップがインフレ気味だっただけに、少し落ち着いてじっくり個体を選ぶのも楽器選びの楽しみの一つかも知れないな、と思います。
以上、2019年のGibson レスポール主要レスポールラインナップの湊的ファーストインプレッションでした!
⇒Gibson USA 2019モデルストックリスト