SGってどんなギター? / 楽器屋さんのおすすめ5選!
サウンド、ルックスともに唯一無二の魅力を放ち、エレキギターを代表するモデルのひとつである「SG」シリーズ。
今回は改めて SGギター の魅力を掘り下げてみたいと思います。
■目次
・SGとは?
・SGの特徴
・使用ギタリスト
・SGの代表的な種類
・スタンダードとスペシャルの違いを比較!
・人気モデル おすすめ5選
Gibson SG とは?
SGを世に送り出したギブソン社の代表的なモデルは言わずと知れた「レスポール」ですが、1950年代のレスポール発売当時は、Fender ストラトキャスター のようなソリッドタイプのギターがトレンドだったので、レスポールの売上は伸び悩み・・・(まだ時代が追いついていなかった、とも言えますね)。
そこでレスポールの後継機種、フルモデルチェンジ版として登場したのがSGでした。(Solid Guitar ソリッドギター 略してSG)
そんな背景から当初は「SG」ではなく「レスポール」という名称でしたが、1963年頃にレスポール氏との契約が終了し、正式に「SG」と呼ばれることになりました。
SGといえば左右対称のダブルカッタウェイをイメージしますが、もともとはダブルカッタウェイ仕様のレスポール・ジュニアを原型として作られたものでした。
レスポール・スタンダードのロックな厚みあるサウンドはそのままに、当時のレスポールにおいてはデメリットだと考えられていたポイントをクリアにすべく、薄くて軽いボディ、ハイポジションにも届きやすいネック、コストを抑えた低価格などの特徴を備えています。
こうして誕生したSGは、発表当時から現在まで一度もカタログ落ちする事無く販売され続け、プロアマ問わず愛用者も多く、不動の人気を誇っています。
SGの特徴
ネック:細身で握りやすく、ハイポジションまで押さえやすい
サウンド:中音域に厚みのあるロック向けのトーン
弱点 / デメリット:軽量ボディゆえにヘッド落ちしやすい
長所 / メリット:とにかく軽量で演奏しやすさ抜群なので初心者の方にもオススメ!ギブソンならではの厚みあるサウンドはロックとの相性抜群!
下に紹介するSG使用アーティストにロック畑の方が多い事がそれを物語っていますね!
使用ギタリスト
海外:ピート・タウンゼント(The Who)、アンガス・ヤング (Angus Young)(AC/DC)、サンタナ (Santana)、トニー・アイオミ (Tony Iommi)(ブラックサバス)and more
日本:西川進、和田唱(TRICERATOPS)、坂本慎太郎(ゆらゆら帝国)、生形真一(NOTHING’S CARVED IN STONE )、ホリエアツシ(ストレイテナー)、岩寺基晴(サカナクション)and more
世界中で多数のアーティストがSGを愛用しています。
SGの代表的な種類
Gibson直系ブランドであるEpiphoneから、モダンな仕様が満載のハイパフォーマンスSG!クラシックなSGデザインをベースにハイパフォーマンスな仕様が加えられ、今日のプログレッシブなギタリストを念頭に開発されました。
ちなみに「SG」を堂々と名乗れるのはGibsonと、Gibson傘下であるEpiphoneだけ!他ブランドでは「SGタイプ」という呼び方をしています。
スタンダードとスペシャルの違いを比較!
レスポール同様に、「スタンダード」の廉価版が「スペシャル」という位置づけになりますが、SGならではの弾きやすさは変わらず、見た目がシンプルになっています。
Epiphoneブランドでも演奏性の高さはそのままに、さらにお求めやすい価格に!
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人気モデル おすすめ5選!
Gibson USA / SG Standard
ギブソン担当スタッフコメント:60年代後期のSGの特長を取り込んだSGスタンダード。フルフェイスピックガード(ラージピックガード)を装着し、Neckは19フレット・ポジションでのジョイントによるロング・テノン仕様。
ギブソンの490R/490TのアルニコIIピックアップ搭載で、ピックガードにマウントされているのが特徴的!
丸みを帯びたラウンドNeckプロファイル採用。
パワーも充分で、マイルドなミッドレンジ、やや荒目で暴れた感じのあるその名の通りスタンダードなSGサウンドが魅力的!
2003年の映画「School of Rock(スクール・オブ・ロック)」で主人公が演奏していたのもこちらのラージピックガードタイプですね!
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Gibson USA / SG Standard 61
ギブソン担当スタッフコメント:1961年のSG登場時の仕様を再現したSGスタンダード61。スモールピックガードを装着し、Neckは22フレット・ポジションでのジョイントによるショート・テノン仕様。
ギブソンのBurstbucker 61ピックアップ搭載で、エスカッションでマウントされています。
スリムテーパーNeckプロファイル採用。
よりピッキングニュアンスを繊細に奏でてくれるタイトなサウンドが魅力的!
オールドSGの魅力を現代の技術で写し取った61年スタイルのSGスタンダードです。
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Gibson USA / SG Special
ギブソン担当スタッフコメント:60年代初期のスタイルを再現したSGスペシャル。スモールピックガードを装着し、Neckは22フレット・ポジションでのジョイントによるショート・テノン仕様。
シングルコイルのギブソン P-90ピックアップをダイレクトマウントしています。
スリムテーパーNeckプロファイル採用。
ラップアラウンドブリッジを採用し、やや緩いテンション感が独特で、メロウなクリーンサウンドからファットなドライブサウンドまでカバーしてくれます。
SG Specialは、世代や音楽のジャンルを超えて愛された往年のサウンドとクラシックなデザインを踏襲しています。
この60年代初期のスタイルのSG Specialは、数多くのクラシック・ロックのレコーディングで聴かれたサウンドを再現します。
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Epiphone / Prophecy SG
エピフォン担当スタッフコメント:トラディショナルなギブソンスタイルに現代的な捻りを加えたProphecyシリーズ。
軽量ボディと専用に設計されたFishman Fluenceハムバッカー・ピックアップを搭載し、モダンなサウンドを追求しています。
マホガニーボディのTopにはAAAグレードのフレーム・メイプルを貼り、マホガニーネック、エボニー指板と上位モデルらしい贅沢な材をふんだんに使用し、ゴージャスなルックスを醸し出しています。
スリムテーパーの非対称Neckグリップ、24フレットの指板にはエボニーを使用し、ロック式ペグも装備!
Fishmanハムバッカーピックアップを搭載し、コイルタップやTone切り替えも可能な現代的な仕様のSG。チューニングの狂いを最小限に抑えるグラフテックのナットとロックタイプのペグもポイントです。
Epiphone / 1961 Les Paul SG Standard
エピフォン担当スタッフコメント:ギブソン・カスタムショップとの共同開発により1961年に初登場したレスポールSGを再現!
2ピースのソリッド・マホガニー、ダブル・カッタウェイ・ボディにはカスタムショップの意匠を活かしたベベル処理が施され、ネック側は伝説的な初期のレスポールSGモデルに採用された1ピース・マホガニー、スリムテイパーCシェイプ・ネック・プロファイルを採用。
往時の仕様に倣ったロング・ピックガード、CTSポットとMalloryコンデンサで配線されたGibson BurstBuckerピックアップ、Switchcraftアウトプット・ジャックとトグル・スイッチ等を採用した本格的な仕様!エイジドグロスフィニッシュがよい雰囲気を醸し出しています!
ギブソンピックアップによる抜群のローミッドが冴え渡ります!
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※さらに詳しくSGシリーズを動画でご覧になりたい方はこちら!
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使いやすさとロックなサウンドをともに兼ね備えた「SG」、ぜひ一度手にしてみて下さい!
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