ジャズギターの巨匠Wes Montgomeryとシグネイチャーモデルのご紹介！

毎度です！イシバシ楽器心斎橋店ジャズギター担当の石間と申します。
僭越ながらこちらのGuitar Questにジャズ関連のコラムを掲載させて頂いており、最近では「ジャズギターのこと聞くなら心斎橋店かなと思って電話しました」等、非常にありがたいお電話を頂いたり、少しずつ心斎橋店のジャズギターコーナーが認知されていっているようで非常に光栄でございます。

そんな中で関西屈指のジャズギターコーナーから至極のジャズギターをご紹介させて頂きます。

Custom Shop Crimson Wes Montgomery シグネイチャーモデルL5！

なんと心斎橋店には現在漆黒のEBと渋いワインレッドカラーの二本が展示中です！
関西でもウェスモデルが新品で2本あるお店は少ないのではないでしょうか！

激渋の漆黒の逸品！
Gibson Custom / Wes Montgomery Ebony

貫禄と風格が素晴らしい！

ワインレッドカラーも素晴らしいですね！
Gibson Custom / Wes Montgomery L-5CES Wine Red

こちらはギブソンアーチトップ最高峰であるカスタムクリムゾライン！フルアコの王者L-5の1ピックアップ・モデルとなるウェス・モンゴメリーモデル！

GIBSONの中でも特別な位置にあるアーチトップジャズギター製作部門で、精鋭の職人によって生み出される至極の逸品！

熟達したルシアーの研ぎ澄まされた完成と伝統的な手法で削りだされた至高品！彼独自のドライブ感とスウィング感を見事に再現する素晴らしい仕上がりで親指でオクターブ奏法をすると正にレコードで聴いたあのサウンド！

1ピックアップにすることにより、更にトップのスプルースによる振動が大きくなり、L-5よりもボディ全体がしっかりと鳴ってくれます。あのオクターブ奏法で伸の太い素晴らしい音色がお楽しみ頂けます。

私自身がウェスモンゴメリーで一番最初に思い浮かぶ曲は名曲「Four On Six 」学生時代に頑張ってコピーした記憶があります。

Wes Montgomery-Four On Six (1965)-Guitarra de Jazz.

非常に卓越したドライブ感とスウィング感が素晴らしい一曲！
Am7 D7からEbm7 Ab7へのコード進行はその当時（実は現在でも）かなり「？？？」な進行で、ここを格好良くコードトーンの流れでソロをとるのに非常に苦戦した記憶あります。

しかし、今YOUTUBEで改めて動画でみるとなんというか自然に大らかな枠組みでスウィングしているのが、もうやはり流石というか素晴らしいですね。

あのホレスシルバーのジャズスタンダードの名曲「Nica’s dream」も素晴らしい！
巨匠Kenny Burrell アートブレイキージャズメッセンジャーズでも有名、なんといっても曲自体が素晴らしいので数々の名演がありますが、ウェスの演奏も、やはりウェスしか出せない独特のジャズトーンと黒いスモーキーなサウンド！

Nica’s dream – Wes Montgomery 1965.