大人気ベースブランド Sadowskyを3分で解説!!あなたの好きなSadowskyが見つかります!!
みなさんこんにちは!!
名古屋栄店のタク・オカモトでございます!!
すっかり季節は秋!!といった感じになってきましたね。
肌寒い季節ですねぇ。私は窓を開けたまま寝てしまい、風邪をひいてしまいました。
楽器を弾くのも体力が必要ですから、皆さまはお気を付け頂ければと思います。
さて、今回もベースについて。王道というか定番と言いますか、Sadowsky Guitarsについてご説明していければと思います。
Sadowsky GuitarsはアメリカはNYにてRoger Sadowskyによって創業された主にベースの製造を行うメーカーです。創業当初はリペアショップとしての営業が主で、マーカス・ミラーといった伝説的なミュージシャンを顧客にする中で人気を獲得し今に至るといった形ですね。
現在はNew York Cityにて製作されるSaodwsky NYC,日本にて製作されるSadowsky Metroline、日本製カスタムライン(オーダーモデル)となるSadowsky TYOの3ラインとなっております。
ベースについてはTraditionalなJBスタイルを元にシェイプやプレイアビリティー、サウンドをリファインしたモデルが人気ですね。
今回はMetroline Seriesにスポットを当てていきますが、大まかに整理すると5つに分類することができます。
・4弦Series
・5弦Series
・5弦24フレットSeries
・Artist Series
・Ultra Vintage Series
それでは、順番にご説明していきます!!
4弦Series
上の4つに共通しているのは
・Fenderよりも一回り小さいDinkyシェイプ。
・ハムキャンセリングPUとNYC同等のプリアンプを搭載。
型番の読み方について、
1文字目のRとMについては指板材とボディー材の組み合わせを示しています。
R→Rosewood指板&Alderボディー
M→Maple指板&Ashボディー
2文字目のSとVについてはピックガードとコントロールプレートの有無を示しています。
S(Standard)→ピックガード&コントロールプレートレス
V(Vintage)→ピックガード&コントロールプレート有
つまり、RS4はRosewood指板・Alderボディーでピックガード&プレートレスの4弦ということになりますね。
Standardはピックガードの厚みがない分、プルの場合に人差し指の差し込みが深くなりますが、その他についてはデザインで選んで頂いてよいかとおもいます。
5弦Series
ボディー材等については4弦と同じ見分け方ですね。
・Fenderよりも一回り小さいDinkyシェイプ。
・ハムキャンセリングPUとNYC同等のプリアンプを搭載。
といった特徴も共通です。
5弦モデルはメーカーによって5弦が聞き取りづらい、音程感が少ないといったことがありますがSadowskyはそういったことはございません。
Low-Bの開放はもちろん、ローポジションでも気持ちの良いサウンドをアウトプットしてくれます。
5弦24フレットSeries
R5-24&M5-24,RV5-24&MV5-24
5弦モデルの中でも24フレット仕様の5-24というモデルがございます。
・24フレットに合わせた、カッタウェイの深いボディーシェイプ。
・NYC同等のプリアンプを搭載。
は全てに共通しているのですが、
R5-24&M5-24についてはピックガード・プレートなしに加え、ピックアップがSoapBarタイプとなっております。
バランスがよく、太いサウンドをアウトプットしてくれますので、低音弦から高音弦まで満遍なく使われる方におすすめの仕様ですね。
RV5-24&MV5-24については、
ピックガード・プレートあり。ピックアップもハムキャンセリングPUを搭載しています。
Artist Series
数々のミュージシャンとの共演で著名なWill Lee氏のシグネイチャーモデル。
末尾にWLと氏のイニシャルが入ったモデルになります。
・22Fまで延長され、ナット幅の狭いネック。
・Dinkyシェイプをさらに小ぶりにしたオリジナルシェイプ。
・シングルコイルピックアップ&ミッドブースト機能のあるオリジナルプリアンプ。
・D-tuner搭載(4弦モデルのみ)
というのがこのモデルの特徴で、
ステージでの演奏性を重視したシェイプ、最高音がFとなりバンド演奏でも使いやすい22フレット仕様などミュージシャン目線で作り上げられたスーパージャズベースとなっています。
特に5弦モデルにおいてはナット幅が4.445cmとなっています。
一般的な4弦プレべで42mm程度というのが多いですから、その演奏性の高さを感じて頂けるでしょう。
ミッドブーストについてもバックパネル部分のスイッチから簡単に周波数を選んでいただけます。
Ultra Vintage Series
こちらのモデルの特徴は、
・フルサイズのボディーシェイプ。
・ピックガード&コントロールプレート有のデザイン
といういわゆるfenderスタイルを尊重したモデルとなっています。
UV60
については60年代のスタイルを重視した、
・Alderボディー、Rosewood指板。
・シングルピックアップ&NYC同等のプリアンプ。
UV70
では70年代のスタイルを重視した、
・Alder or Ashボディー&Rose or Maple指板。
・ハムキャンセリングPUとNYC同等のプリアンプ。
となっております。
これらのモデルは他のMetroline Bassと異なるサウンドキャラクターがございます。
UV60はニュアンスを大事にしたい方やFenderサウンドが好みでアクティブベースが欲しい方におススメ。
UV70はどっしりとしたパワー感のあるサウンドが特徴ですので、力強くスラップをしたい!!という方におススメですね。
いかがだったでしょうか。
こだわりが多いブランドですので、本当は一つのモデルごとに解説したいのですが・・・。
今回の記事を見てもらって、Sadowskyへの興味を持って頂ける方が増えるとうれしいです。
それではまた!!
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