Finest Guitars presents こんなギター作ってたんだぜ! Vol.1
メールマガジン&ギタークエストをご覧頂き、ありがとうございます!
Finest Guitarsの柏崎です。
ギタークエストへの投稿は久々となりますが、唐突に新コーナーを始めさせて頂きます!
コチラでは、店舗でのブログとは違った情報をお届けさせて頂こうと思っております!
それでは張り切って、いってみましょう!
某企画を思いっきりパロったタイトル!
題して「Finest Guitars presents こんなギター作ってたんだぜ!」スタート!!!
華々しくスタートした、こちらのコーナーですが、タイトルそのままに
Gibson Custom Shopの専門店であるFinest GuitarsがCustom Shopへオリジナル・オーダーをかけて、
製作されたスペシャルな逸品をご紹介していくコーナーです!(決して当店が作ったわけではない笑)
記念すべき第一回を飾る一本は・・・
色気!妖艶!セクシー!
1959 Les Paul Standard Ultra Aged Dirty Lemon inspired by Paul Kossoff
後期にはジミへの愛を感じさせるプレイも聴かせてくれたFreeのギタリスト ポール・コゾフにインスパイアされ、
当店がオーダーをかけた一本です!!!
こちらが実際の個体ですね!
2012年にカスタムショップにて、オフィシャルでこちらの個体が復刻されておりますが、
マニアックな当店の「最新スペックでこれが作りたい」という我儘にカスタムショップが答えてくれました!笑
細かく見ていきましょう!
まずは杢目!
THE柾目、ピンストライプな激似トップは当店の名物店長 和田が厳選に厳選を重ねチョイスした材を使用!
私の我儘で過去に製作した「ミック・ロンソン」仕様のレスポール・カスタムの時には他のディーラーさんが
良質なフレイム・メイプル材を選定している中、和田店長はミック・ロンソン・ライクなプレーン・メイプル材を
選定し、非常に愛のある一本に仕上がったのは有名な話ですね!
さて、お次はエイジングに目を向けてみましょ!
まずはボディ・トップ!
エイジド具合もオーダーに含みましたので、かなりの激渋ルック!
この出来うる限りの仕上がり、カスタムショップ様様です・・・
お次はボディのサイド&バックですが、なんでしょうこの如才のない仕上がり・・笑
めちゃくちゃカッコいいです!(語彙力のなさ!)
ネック裏も過去にないレベルで凄いことに!
ネック折れ後の塗装もきっちり再現されてます!(勿論この個体は折れてませんので、ご安心を。笑)
黒々とした指板もナイス!高ポイント!
褪せたゴールドのグローバー・ペグはモチロン、ヘッド裏の低音弦側ペグ間のクラックも要チェックなポイント!
ピックアップはEバッカーを搭載!
60周年以降のスペックですのでアンポッティング仕様となります。
このシール見る限り恐らくボビンはゼブラですね!笑 嗚呼憎い!笑
今年の一月のデイトにも注目!!!
個人的には1stの「Tons Of Sobs」で聴ける、ブルースブレイカーズ時代のクラプトンの流れを汲んだ
粘りとキレの両立したレスポール&オールド・マーシャルの音色が大好きなのですが、この個体も
正にその様な雰囲気を持ったグッド・サウンドが飛び出します!
コゾフ大先生の様にスーパーベースなんかに突っ込んだら堪らないだろうなぁ・・・笑<
4thの「Highway」辺りのいなたくもメロウなサウンドもバッチリです!
これにて第一回目のこんなギター作ってたんだぜ!は終了!!
次回の記事をお楽しみに!!!!