ファズフリーク垂涎の一品、Catalinbread「Fuzzrite」

ひとくちに『ファズ』と聞いた時、どんなペダルを思い浮かべますか?

Fuzzface、Tonebender、Bigmuff… 時代時代の音とも言える様々な名機たちをイメージされることでしょう。

中でもファズペダル創成期・1960年代にMosriteから発売されたFuzzriteは

初期のビートルズやローリングスト―ンズにも使用されたファズフリーク垂涎の一品。

そんなMosrite Fuzzriteをアメリカ・ポートランドのペダルメーカーCatalinbread(カタリンブレッド)がアレンジし

現代によみがえらせたモデルが今回ご紹介するCatalinbread Fuzzrite(ファズライト)です。

 

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Catalinbread / Fuzzrite 販売価格 23,561円  (税込)

ファズを選ぶ上では最も気になるトランジスタにはシリコンを使用。
くっきりとしたシャープなトーンと使用環境を選ばない安定性がシリコントランジスタのメリットです。

コントロールはvolumeとdepthの2ノブというシンプルな操作系。

depthによる音色の可変幅は非常に広く、7~10時辺りではダークでウェットなヘビーファズといった趣ながら、

12時位置を越えた辺りからは中低域が徐々に引き締まり、全開となる5時位置ではエッジの立った突き刺さるようなトーンへと変化します。

 

どんなセッティングでも高域のジリつきが常に感じられるシリコンファズのお手本的なサウンドで、

アンサンブルの中での音ヌケに苦労するようなことはなさそうです。

 

オクターバーやディレイなどと組み合わせてアナログシンセ風の音作りをしてみたり、

中低域の強さを生かしてベースに使ってみるのも面白いかも知れませんね!

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