KNAGGS GUITARS ~伝統と革新~  その魅力にせまる 第3回 インフルエンスシリーズ編

Knaggs エレキギター 特集
いつもイシバシ楽器店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。渋谷店ナッグス担当ルーク居波と申します。

今回もナッグスギターの素晴らしさをより多くのお客様に伝えていきたいと思います!さて、早いものでこのナッグスコラムも第3回目となりました、このコラムを読んで来ました!なんていうお客様もいて、徐々にナッグスの素晴らしさが広まっているなと実感しております。

KNAGGS GUITARS ~伝統と革新~  その魅力にせまる 第2回 チェサピークシリーズ編を読む

前回の第2回ではチェサピークシリーズに焦点をあてて代表2機種をご紹介しました、今回はもちろんもう一つの看板シリーズ、インフルエンスシリーズをご紹介いたします!

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その前に簡単にシリーズのおさらいをしましょう。

ナッグスの主軸となるエレキ・シリーズは“チェサピークシリーズ”と“インフルエンスシリーズ”の2タイプ、それぞれに異なったオリジナル・ブリッジを搭載しております。

このオリジナル・ブリッジこそ、ナッグス最大の特徴であり、他の追随を許さない豊かな倍音とサスティーンを生む大きな一因となっております。

それではインフルエンスシリーズ行ってみましょう!

Influence Bridge(インフルエンスブリッジ)


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ジョー自身がデザインしたオリジナルブリッジユニット、“インフルエンスブリッジ”。テイルピースとチューン“O”マチックタイプブリッジが一体化した革新的なブリッジです。この構造により弦がテールピースを引っ張りながら振動する力とブリッジの上を弦を押さえつけながら振動する力が、一体型プレートで感応(インフルエンス)し合うことになります、ブリッジの名前の由来はここから来ています。

またボディの接地面積も大きいことから振動の伝導効率も高く、豊かな倍音成分とロング・サスティンを実現しています。

Influence Series(インフルエンスシリーズ)


ナッグス・ギターズの二本柱として、チェサピーク・シリーズと対をなすのがこのインフルエンス・シリーズ。

インフルエンス・シリーズの大きな特徴は、チェサピーク・シリーズより若干短い24.75インチ・スケール(通称ギブソン・スケール)を採用しており、レスポールをイメージさせるKenai(ケナイ)、ダブルカッタウェイのデザインがPRSをイメージさせるKeya(ケヤ)、箱ものSheyenne(シェイエン)、ケナイをホロウボディにしたChena(チェナ)の4機種をラインナップしています。

Kenai(ケナイ)

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アラスカの地名から名前を取られたケナイ、、ボディ構造はレス・ポールにならい、マホガニー・バック&メイプル・トップという組み合わせになっています。

そのバック材は8/4インチ(約5.08cm)と厚めですが、バックにコンターが加えられているうえ凹型の湾曲も付けられているので、思いのほか軽く、フィット感も良好です。それらを踏まえてトップ材との比率を考えているのは、ナッグスならではの技と言えますね。

ネック・グリップは、ビンテージ・ギターを元にした“59”タイプで、多少厚みのあるシェイプを採用、Tier1グレードのピックアップにはデビット・アレンのP51 Mustangを搭載、Tier2グレードにはオリジナルP.A.F.を再現したセイモア・ダンカンのセス・ラヴァー・モデルSH-55n/SH-55bを搭載しております。

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ナッグス・ギターズの特徴でもある、セットネック・ジョイント、弦振動を考慮した美しい造形が目を惹きます。

シングルカッタウェイの接地面の優位性を生かし、豊かなボディ鳴りを獲得しています。

それでは気になるサウンドを聴いてみましょう!



いかがでしょうか、甘く抜けの良い極上のヴィンテージトーンをお楽しみいただけたかと思います。またピッキングニュアンスも非常に良いので指先での強弱を忠実できていますね、歪ませたときの図太いサウンドも迫力があります!

Keya(ケヤ)

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インフルエンス・シリーズのもう1本、北米を流れる河から名前を取られたケヤは、ダブル・カッタウェイということもありジョー・ナッグスたちの古巣PRSを思わせるモデルですね。

スケールとボディ構造はケナイと同じく、24.75インチで、マホガニー・バック&メイプル・トップ。ただバック厚は6/4インチ(約3.81cm)となっており、ケナイと比較してメイプルが厚いので、タイトできらびやかなトーンが魅力のシリーズ。また、見た目とフィット感双方に関わる、ボディ・トップの深いアーチと断面で立ち上がる美しいエッジ処理にも注目したいところ。

ネック・グリップはナット部が約4.2cmの“85”タイプで、ケナイより薄くスリムなシェイプを採用。24フレットということもあり、より現代的なプレイ・スタイルが可能になっています。

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こちらも同じくセットネック・ジョイントを採用、ネックをボディが挟み込むようにジョイントされており、ダブルカッタウェイでも接地面積を稼げるような工夫がされています。

こちらもサウンドをお聴きくださいませ。



メイプルトップが厚い分、歯切れの良さとタイトさが増しているのがお分かり頂けたかと思います。

上記の主要2機種以外にもSheyenne(シェイエン)、Chena(チェナ)をラインナップ、甘くふくよかな中音域が魅力です。またナッグスではアーティストのシグネチャーモデルも製作しており、グラミー賞受賞ギタリストであり、今尚ミュージックシーンをリードし続けるギタリスト、スティーヴ・スティーヴンスのギターが有名です。

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マホガニーボディにメイプルトップを貼り合せた美しいカーヴィングはエレキギターの伝統的組み合わせ。トートイズシェル・バインディング、ピンク・レイガン(光線銃)インレイ、マザーオブパールのヘッドベニヤが映える美しい外観ですね。

オリジナルプロファイルのしっかりした厚みのあるネックグリップで、ややフラットな12インチR指板を採用。Gibsonスケールとして馴染み深い24 3/4インチスケールで22フレット仕様となっております。彼自身が長年愛用するベアナックルBareknuckle製のシグネチャーピックアップを搭載したスペシャルな一本です。

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いかがだったでしょうか、少し駆け足になってしましましたが2回に渡ってナッグスの主軸となるエレキ・シリーズ“チェサピークシリーズ”と“インフルエンスシリーズ”の2タイプをご紹介させていただきました。少しでも自分の欲しいサウンド、仕様に近いものがあったでしょうか。

自身を持って言えることはナッグスほど全体が鳴るギターは他に見たことがないということです。オリジナルブリッジの製作、セットネックへのこだわりなど、独自の方向性が全く新しいサウンドを生み出しているのだと思います。

試奏されたお客様は一同に驚愕されます。
それはなぜなのか、是非一度お客様ご自身で試してみてください。

それでは次回の第4回KNAGGS GUITARS ~伝統と革新~でお会いしましょう、最後までお付き合い頂きありがとうございました。


LUKE居波

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この記事を書いた人

ルーク居波
渋谷店インポートギターフロア担当。横浜店勤務時代にはデューク工藤に師事しギターマンの道を学ぶ、渋谷店ではスターキー☆星の元、フェンダー,ナッグスを担当。2人のレジェンドを継承した若手のエースである。 彼自身のフェイバリットミュージックはオルタナ、ポストロック、シューゲイザーなど現代的なものから70~90年代のロックまで幅広く愛聴している。 常にお客様の立場に立ち、最高の1本を探すお手伝いをさせて頂きます。(LUKE居波)

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