ColeClark通信その15:シリーズ3使用材、Huon Pineについて。

Cole Clark アコースティックギター エレアコ 特集
いつも『GuitarQuest』をご覧頂きましてありがとうございます。
コールクラーク担当のイシバシ楽器新宿店4階アコースティック・ラウンジの濱田です。

今回はコールクラーク・シリーズの中でも最も上位グレードである「シリーズ3」でのみ製作されているモデルをご紹介致します!

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ColeClark / CCFL3EC-HB





ColeClark Fat Lady Series3 Electronics Cutaway-Huonpine Tasmanian Blackwood

細部に渡り装飾や作りがグレードアップされている「シリーズ3」

通常ラインでは使用していない超稀少の木材を使用することができるといった点もシリーズならではのポイントです。トップ材にヒューオン・パイン材単板、サイド&バック材にタスマニアン・ブラックウッド材単板を採用したモデル。



その中でも本機を取り上げた理由、今回最も特筆したいのは、トップ材:Huon Pine(ヒューオン・パイン)材です。



・Huon Pine(ヒューオン・パイン)
この木材はオーストラリアのタスマニア地方に生える針葉樹の1種で、名前からしてパイナップルの木と勘違いされる方も多いが日本語では「松」の種類に属する木材です。
しかしながらこの木材は通常の松とは違い、成長速度が木材の中でも世界トップクラスに遅いことで有名です。
その成長速度はなんと100年で12cm程度。これが大木へと成長するのには何千、何万年・・・いやそれ以上でしょう、気の遠くなるような年月を経て緩やかにそして緻密に成長していきます。
それ故に計画的な植林をすることが不可能であり、木材の保護対象にも指定されており伐採は全面的に禁止されております。
「Huon Piners」と呼ばれるライセンスを受けた有資格者が湖底や河川・ダム等に沈んだ木材のみを収穫することができるのですが、やはり収集できる量はきわめて少なく非常に価値の高い木材となっています。

この木材が重宝されるのには理由もございます。
材質が緻密かつ軽量であり、特殊な油分を多く含んでいることによりしなやかで剛性なので、他の木材と比べても年月による木材の縮み・変形等の経年変化にとても強いという特徴を持っております。
故に高級家具やアート作品、彫刻といったような用途に使われることが多いのです。
勿論、この木材特性はギターとの相性にも抜群。
強くストロークしてもその振動をしっかりと受け止めてくれるので、ヴォリューミーで粘りのある生音を出力してくれます。

環境の変化にも強く安定したコンディションを保ってくれる大変稀少な木材「Huon Pine」

シリーズ最高クラスに使用されるのも頷ける極上の1本ではないでしょうか!



シリーズ3なので他のシリーズとは他にも様々な仕様の違いはございますが、はっきりと本機の生音は他シリーズとは全く違います。

価格もコールクラークの中では高額なものですが、それも頷けるだけのものを持っている1本。
是非その違いを体感ください!

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この記事を書いた人

濱田 怜
新宿店アコースティックフロア担当。神奈川県出身。幼少期にピアノを習い、小学校時代よりエレキギター、ドラムを演奏し、大学時代からはライブハウスで仕事しながら、ソロギターの魅力に取り付かれアコースティックギターもプレイ。イシバシに入社後、DTMにも興味を持ち現在奮闘中。ファクトリー出張の経験や、ヴィンテージギターの海外買付の経験も有る。