Gibsonアコースティック「今月の1本」 ~これまでGibsonを選ぶことができなかった左利きの皆様へ~

いつも『GuitarQuest』をご覧いただき、ありがとうございます。立川店サブマネージャーの藤本でございます。

前回の私の事情を多分にはさんだGibson / Hummingbird Lefty 2018 Vintage Cherry Sunburstはいかがでしたでしょうか。

今回も懲りずに個人的な事情をはさんだ1本を想いをこめてご紹介したいと思います!

早速いきます!じゃん!

Gibson / Limited Run J-15 Lefty Walnut Burst

続々入荷してますよ、レフティー。

ゾクゾクします。

今回は年間の生産本数に限りがあるリミテッド・ランの1本でございます。高級家具などに使われることが多いウォルナット材をボディーに採用したJ-15の左利きモデルです。

2014年にリリースされてから、Gibsonアコースティックギターのなかでは比較的リーズナブルな価格であることから多くの方に手にしていただいたであろうJ-15。

今回はそのJ-15のレフティーが満を持してリリースされました!

Specifications

まずはボディマテリアルから。

トップはシトカ・スプルース、サイド/バックは先述したとおりウォルナットのオール単板ボディです。

今回のWalnut Burstカラーは通常のVintage Sunburstに比べて明るみがあり、ライトな顔つきに見えますね。

ウォルナットは非常に硬質な木材で、その特性がサウンドにも表れます。

音抜けの良さ、粒立ちの良さが際立ち、ストロークするとGibsonらしいジャキっとしたアタックが心地よいです。

マホガニーボディとはまた違ったレンジを持ち、よりブライトに響きます。

ネックは2ピース・メイプル、指板はこれまたウォルナット。

Gibsonアコースティックギターのなかでメイプルネックというと上位機種のSJ-200やDoveが思い浮かびます。

このJ-15もそれら上位機種同様にメイプルネックを採用している点は見逃せませんね。

ウォルナット指板はどうでしょうか。ローズウッドに比べてタッチはさらっとしている印象です。

サウンド面ではアタックが素早く、エボニー指板に近い印象を受けます。

Gibsonアコースティックギターのラインナップの中では比較的ロープライスなJ-15でもウッドマテリアルには一切の妥協はなく、代表的モデルであるJ-45とはまた違ったキャラクターを持ちますので、J-45よりもJ-15の方が好み!という方も多いのではないでしょうか。

L.R.Baggs Element PU搭載

もちろんピックアップも搭載してます。

お馴染みのアクティヴ・ピエゾタイプのL.R.Baggs Elementピックアップを搭載してますので、ライブパフォーマンスもばっちりです。

サウンドホール脇でボリュームコントロールも可能で、ピエゾタイプなのでハウリングにも強く、バンドアンサンブルの中でも音量を出しやすいというのが魅力。

ピエゾPU特有のコンプレッションが効いた硬いサウンドも決して耳障りではなく、逆にバンドサウンドの中でしっかりと音が抜けてくれるので使い勝手は◎。

これまでGibsonギターを選ばなかったユーザーのために・・・

「これまでGibsonギターを選ばなかったユーザーのために」というコンセプトから、J-45を下回るプライスゾーンにチャレンジしたことで生まれたJ-15ですが、J-45とは違ったサウンドを持たせたことで1つのキャラクターが確立されているように思えます。

まだまだJ-45の廉価版と思われがちかもしれませんが、決してそんなことはないと私は思います。

そしてGibsonを選びたくても選ぶことができなかった左利きの皆様へ・・・

ついに憧れのGibsonギターを手に入れるチャンスがやってまいりました。

まずは弾いてみてください。

あーこれがGibsonかー、J-15ってこんなサウンドなんだー、実感できる喜びを分かち合いましょう。

全国の左利きギタリストの皆様、お待ちしております!!

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