サイズ以上、お値段以上のクオリティ!マイクロサイズのディレイ4選!

ワウやオーバードライブと並んでギターサウンドには欠かせないディレイエフェクト。
昨今の回路デザイン技術の進歩により、小型化、低価格化が進み、一昔前なら「エフェクターラインナップの中で一番高いエフェクター」といったイメージのディレイも随分手に入れやすく、またかなりコンパクトになりました。
そんなエフェクター業界の技術の結晶とも言えるマイクロサイズデザインのディレイペダルを4機種ピックアップしてご紹介致します!

まずはIbanezのアナログディレイの名機・AD9をMINIサイズに収めたAD MINI

ディレイタイムは20ms~600msとフルアナログ回路設計のディレイとしては長めのレンジ設定となっています。
あえて重量を持たせたダイキャストボディの恩恵を受け、ミニサイズながら安定感は抜群。
今回ご紹介するモデルの中では唯一のアナログディレイですが、ウォームなスラップバックからヒュプノティックな発振サウンドまで変幻自在に対応します。
日本製ならではの高い組み込み精度による信頼性もポイント!

続いてはTC ElectronicのFlashback Mini Delay
兄貴分のFlashback Delayと同様に最上級のサウンドを搭載したディレイペダルです。

入力された原音をデジタル処理せずに出力するトゥルーバイパス/アナログドライスルー回路設計により、デジタルディレイにありがちな「エフェクトONで原音まで質感が変わってしまう」悩みから解放されます!
Mac/PC/iPad対応のTonePrint Editorを使用すれば、エフェクターの開発エンジニアのようなディープでマニアックなレベルで音作りを詰める事が可能。
TCの歴史に燦然と輝く2290のディレイトーンや、入力音に応じて有機的に変化するダイナミックディレイ、テープディレイ、アナログディレイなど、サイズからは想像もできないほど幅広い種類のディレイサウンドを表現できます!

3つ目はOne ControlのSea Turquoise Delay

ディレイタイムは20ms~550msと実用環境においては必要充分なレンジ設定です。
「プレイヤーの従に徹する」という表現がぴったりなアンビエント風の深く広がりのあるディレイトーンを演出。
電池も内蔵可能な細長いデザインのケースはアルミ削り出しとなっており、独特な塗装とポリッシングでマイクロサイズとは思えない高級感が感じられます。

最後に筺体の小ささでは他メーカーの追随を許さないHOTONE。
クリアなデジタルディレイ・EKOとウォームなTAPE EKOの2機種をラインナップ。

テープエコーの名を冠しながらもディレイタイムは最長1000msを実現するプチサイズのモンスターペダルです。
可愛らしいデザインながら出てくるサウンドは本物志向。
今回ご紹介した4機種の中では唯一の1万円を切るプライスも魅力的ですね!

小さくてもサイズ以上お値段以上に使えるマイクロサイズのディレイペダルたち。
空きスペースが少ないペダルボードにも場所を取らずに組み込めるので、スタンダードな符点ディレイのトリックや発振サウンドの飛び道具用として、ぜひ足元におひとつ追加してみて下さい!

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