さだまさしさんのデビュー45周年記念モデルをご紹介！

いつもギタクエをご覧いただき、ありがとうございます！

イシバシ楽器のさだまさし担当：カズー藤田です 🙂

あれ？この人いつもX JAPANのHIDEさん担当って言ってる人じゃないの？って思った方、正解です。

カズー藤田、好きなアーティストは「X JAPAN」と「さだまさし」で通しておりますので、今回もお付き合いいただければ幸いでございます・・・m(_ _)m

ちなみに私・・・さださんが好きすぎて、かつて所属していたオーケストラ仲間を通して息子さんである佐田大陸さんとのつながりを見つけ、自分が弾き語りした「コスモス」のデモテープとともにさださん宛てのファンレターとブランクの色紙をお渡しして、後日サイン入りの色紙を戻していただいて感極まって泣いて喜んでたくらい、さださんファンです（笑

そこで今日は・・・（これ、某曲の最初に言うやつですｗ）、さだまさしさんのデビュー45周年を記念して生産される事が決まったアニバーサリーモデルをご紹介！さださんの盟友であり、日本にカスタム・ギターを根付かせた最大の功労者「テリー中本」が手がける、さだまさしさんのシグネチャーモデル、“T’ sT Premium Terry PTJ-100 MS 45th Anniversary Model” を45周年にちなみ45本の限定数量にて生産する事が決定しました。ファン垂涎の本人使用実機と同仕様でのリリースとの事で、これは期待度「大」でございます！

Terry’ s Terry Premium Terry / PTJ-100 MS 45th Anniversary Model

さだまさしさんがステージで使用するギターと言えば、Martin、YAMAHAもしかりですが、その中でもやはり特別な存在とも言えるのがテリーズテリー。さだまさしさんを語る上ではまさに欠く事の出来ないギターブランドと言える程、多くのステージを共にしてきました。

ヤマハのギターデザイナーとして活躍され、日本が世界に誇るアコースティックギター界の巨匠とも言えるテリー中本さんこと中本輝美氏が、ヤマハを退社後に立ち上げたT’sTブランドは、THE ALFEEの坂崎幸之助氏、南こうせつ氏、伊勢正三氏等、日本のフォークシーンを代表する多くのアーティストのギターを手掛けてきました。今回のさだまさし氏モデルは、T’sTの別ラインとなるPremium Terry(プレミアム・テリー)”でのリリースとなり、テリーズ・テリーの廉価版という位置付けではなく、T’sTでは採用しなくなってしまった過去のアイデアの掘り起こしや、より実験的なアイデアを実現させていくという実に挑戦的かつ斬新な試みが今なお続けられている、まさに「T’sTの真骨頂」とも言えるブランドです。

シトカスプルーストップ、サイド／バックには良質なインディアン・ローズウッドを採用し、ネックには1ピースのマホガニーを、そして指板とブリッジはエボニー材をそれぞれ採用しています。

そして、さだまさしさんのモデルと言えば・・・というイメージが既に定着している「桜インレイ」。

※YAMAHA LL-120MS Custom

かつてデビュー30周年記念モデルとして受注生産品としてリリースされたYAMAHA LL-120MS Custom（上画像）では、指板からピックガード、そして下駒へと舞い落ちる桜の花びらをデザインが印象的でしたが・・・

今回の45周年記念モデルではその象徴とも言える桜模様がより大きくなり、ヘッドトップから指板全体にかけて儚く散りゆくように、一方で桜吹雪の如く力強く、そして可憐に・・・まさに、さだまさしさんの楽曲にも通じる素晴らしくアーティスティックな世界感が見事に表現されています。

さだまさしさんの代表曲と言えば、やはりグレープ時代の「精霊流し」や北の国からの主題歌「北の国から〜遥かなる大地より〜」、そして山口百恵さんに提供した「秋桜」等が筆頭ですが、”自分の人生の中では、誰もがみな主人公”と歌う「主人公」や、淡く切ない気持ちにさせられる「つゆのあとさき」、さだまさしさんの美しいメロディーと歌詞の力強さが調和する「防人の歌」や「風に立つライオン」、そして実際の裁判でも歌詞が読み上げられ、今では免許センター等で安全運転を促すために紹介される事もあるという「償い」等、人の心に響くようなメッセージ性を持つものが多く、一方では「関白失脚」、「もうひとつの恋愛症候群」のような、既に歌詞を知っているはずなのに何度聞いてもクスッとなってしまいがちながら、最後にはオリジナル曲（この場合は関白宣言と普通の方の恋愛症候群）と同様、もしくはオリジナル以上に感慨深いものを感じるような作品まで、まさに全ての曲に素晴らしい世界感があり、それがまっさんという一人のアーティストの魅力でもあり、気付けば惹き込まれていくものばかりです。