フェンダー春畑道哉モデルの日本製が発売!

本日、8月22日にJリーグ25周年記念アルバム「J’S THEME ~Thanks 25th Anniversary~」をリリースした春畑道哉さん。12月には広島、福岡、大阪、東京、宮城、愛知と全国6箇所をめぐる2年ぶりの単独ライブツアーも決定しており期待が膨らみますが、じつはもう一つ嬉しいニュースの発表がございました。

Fender Michiya Haruhata Stratocasterがメイド・イン・ジャパンにて復刻されるというお知らせです。

2002年から日本人で初めてフェンダー社とエンドースメント契約を結んだ春畑道哉氏。そのシリーズ第三弾となったMichiya Haruhata Stratocaster IIIは、2010年のTokyo Guitar Showにてお披露目となり、伝説的マスタービルダーJohn Englishの遺志を継いだJason Smithが手掛けた完全受注生産のトランスピンク、50本のみチームビルトで限定生産されたカリビアンブルートランスというラインナップでした。

当時Caribbean Blue Transは上記TGS会場の出展ブースにて、すぐさまイシバシ楽器入荷分が予約完売してしまうほどの人気で、当社のギターフロア店頭に並ぶことはありませんでした。他ディーラーもほぼ同様の状況だったので、発売と同時にすぐさま市場から見かけなくなってしまったのが記憶に新しいですね。その幻の(?)カリビアンブルーが、このたび満を持してMade in Japanのラインナップに登場することとなったのです。

ゴールドアノダイズド・ピックガードのアッシュブロンドストラト(2002)年、ビル・ウォール(BWL)コラボレーションのマリブクロス・ブラックストラト(2005年)と同様にリバースヘッドがトレードマーク。カリビアンブルーではアッシュボディに美しいキルトメイプルトップを採用しているのが特長で、先行する二機種から更にもう一歩、モダン志向のスペックとなっております。

エディ・ヴァンヘイレン(EVH)からの影響も大きかったそうで、ダイレクトマウント・ピックアップとダブルロッキングトレモロを装備。ピックアップはディマジオAir Norton、FredとフェンダーTexas Specialの組み合わせなのですが、配線が少し特殊でマスターボリューム/ミドルピックアップ・ボリューム/マスタートーンというワイヤリング。しかもトーンノブがプッシュ-プッシュスイッチになっており、いずれのポジションでもフロントピックアップをオンにできるという仕組みです。まるでレスポールのようにスイッチング奏法まで試せるというのがミソです。

かねてより、ファンの方、若いギタリストの方にとって手に取りやすい価格帯での製品発売を希望していた春畑氏。日本製のフェンダーは2017年のMIJトラディショナル・シリーズやMIJハイブリッド・シリーズ発売に先駆けて、かつてシニア・マスタービルダーを務めていたクリス・フレミングらによる技術指導・監修が行われており、今回のプロジェクトへの伏線となりました。ネックシェイプも本人の実機を3Dプロファイリングしたこだわりようで、プロトタイプを今年5月のTUBE全国ツアー本番でもプレイしていたとのこと。たまらないですね。

□Fender Michiya Haruhata Stratocasterのご注文はこちら□

イシバシ楽器のフェンダー製品取扱店舗およびWEBSHOPにて共通の予約リストを作成しております。11月以降の入荷を予定しておりますが、ご予約のタイミングによって納期の大幅な遅延が発生することなども想定されますので予めご了承くださいませ。

※商品画像はサンプルです。製品仕様は予告なく変更される場合がございます。

シェアする