どう変わったの?BOSS デジタルディレイDDシリーズ 2機種を比較!!
多くのミュージシャンが愛用しているBOSSのコンパクトエフェクター、その中でも抜群に支持されている「デジタルディレイ DDシリーズ」の新製品が登場!!
今回は新製品の「DD-3T」と「DD-8」2機種を、それぞれの先代機種と比較をしながらご紹介します!!
まずは「DD-3T」。
1986年の発売以来、30年以上(!)根強い人気を誇る「DD-3」のアップデート・モデルです。
↓↓DD-3パイセン↓↓
30年以上支持されているとは・・・!!これだけでもDD-3がいかに完成度が高く、愛されている機種かお分かりいただけますよね!
そんなDD-3のアップデート・モデルということで期待も高まります!!
大きく変わったのはタップ・テンポ機能の追加です。本体のスイッチ(2秒間踏み続けるとONに)または外部フットスイッチを使用して、ディレイのテンポ設定が可能となりました。
ディレイ・タイムはDD-3と同じ12.5msから800msまでですが、3つのタイム・レンジによりスピーディーかつ細かなセッティングが可能です。
4分音符、付点8分音符、2拍3連符の3種類から選択できるのでよりニュアンスの細かいエフェクト効果が得られます。
次に、DD-3ではインプット側に配置されていたダイレクト・アウト端子も、DD-3Tではアウトプット側に変更されています。
ペダルボードに配置する際は効率的なレイアウトに貢献してくれることでしょう。
ダイレクト・アウト端子を使用すると、アウトプットからはエフェクト音のみが出力されます。エフェクト音とダイレクト音の信号を異なるアンプに出力し、広がりと奥行きのあるサウンドを実現可能です。
パラレル・エフェクト・ループを搭載しているアンプ、もしくはスイッチャーで使用する際は、ダミー・プラグをダイレクト・アウト端子に接続することで、ダイレクト・サウンドをミュートしエフェクト音のみをブレンドできます。
また、DD-3Tは、DD-3と同様のHOLD機能を搭載していますが、今日では一般的となったルーパーとしての使用法を反映し、名称を「SHORT LOOP」に変更しました。
DD-3の温かみのあるトーンと、シンプルな操作性はそのままに、30年を経て機能性を高めた「DD-3T」はこれからの定番になること間違いなし!!!
★BOSS DD-3T ¥16,000-(税抜) 商品ページへ★
そして、満を持しての登場したのが「DD-8」!!
こちらは2008年に発表されて以来多くのミュージシャンに支持されてきた「DD-7」に代わる最新モデルとなります。
↓↓DD-7氏↓↓
DD-7も当時としては相当な多機能を詰め込んだモデルとなり話題を集めましたが、DD-8でも同様にかなりの進化を遂げています。つまみの数もジャックの数も同じなのでパッと見は「どこが変わったの?」と言われてしまいそうですが め ち ゃ め ち ゃ 変わってます!!
大きなポイントは、DD-7の8種類から増加した11種類のモード。STANDARDやANALOG、TAPE ECHOはもちろんのこと、REVERSE、SHIMMER、MODULATION、WARP、LOOP、そして本機のために新開発されたディレイ音にリバーブを加える+REVERB、マイルドなサウンドのWARM、そしてリズミカルなグリッチ効果を生み出すGLTが加わりました。
各音色の特徴はこちら!!
■ANALOG:クラシックな、BBDを使用したディレイ・サウンドを再現
■STANDARD:クリアなデジタル・ディレイ
■TAPE:ビンテージのテープ・エコーがベースのサウンド
■WARM:マイルドで温かみのあるデジタル・ディレイ
■REVERSE:逆再生されたディレイ・サウンド
■+RV:リバーブが付加されたデジタル・ディレイ
■SHIMMER:ピッチ・シフトされた音を付加したディレイ・サウンド
■MOD:ゆらぎのあるデジタル・ディレイ
■WARP:幻想的なアンビエント・サウンド
■GLT:新開発の機関銃のようなディレイ・サウンド
■LOOP:最大40秒の録音/オーバーダブが可能なルーパー(ステレオ時は最大20秒)
豊富なコントロール・オプションもDD-8ならではの魅力!!本体のペダル・スイッチだけでもタップ・テンポ、WARPやGLTといったモードのディレイ・サウンドのコントロールが可能なうえ、外部フットスイッチ(最大で2つまで接続可)を繋げばタップ・テンポ、ルーパーの制御、トリッキーなTWIST効果の付加も可能!!さらに、エクスプレッション・ペダルを繋げばE.LEVEL、FEEDBACK、TIMEを連続的にコントロール可能です。DD-7も外部フットスイッチ接続しタップ・テンポの調節やエフェクト・レベルやフィードバック、ディレイタイムの調節が可能でしたが、DD-8ではさらに詳細なコントロールが可能となっております。
入出力の柔軟性も高く、完全ステレオ対応(モノラル、ステレオ、ダイレクト/エフェクト音、エフェクト音のみなど接続方法により変化)に加え、3つのステレオ・アウトプット・モード(完全独立ステレオ/パンニング/ワイド・ステレオ)を装備。左右にディレイ音が飛び交うパンニングや、残響音に空間的な広がりを持たせたワイド・ステレオを活用することで、独創的な残響空間を構築可能です。
そして本体上部にある「キャリーオーバー・スイッチ」を使えば、エフェクトをOFFした際にディレイ音を残すか残さないかを切り替えられるのも嬉しいポイント。これもまたDD-7には無かった機能です。
見た目のコンパクトさ、頑丈さはそのままに、現代のミュージシャンのニーズに応えられるよう進化を遂げたデジタルディレイDD-8、圧倒的な機能性を誇る最新のペダルとなっております!!