【Washburn Nuno Models Diary Vol.12】1994 USA N4 Padauk

イシバシ楽器渋谷店Washburn担当 由利がお届けするNuno Models Diary。
GW気分も抜け徐々に夏の気配も感じさせ始めたこの頃ですが今回は久しぶりに貴重な1本が入荷致しましたのでご紹介させていただきます。
どうぞ最後までお付き合いいただけますよう宜しくお願い致します。
早速ご紹介するのはコチラ。


Washburn 1994 N4 Padauk

1991年に発売されたNuno BttennkourtモデルN4はアルダーボディーにメイプルネックというスペックでしたが、
1993年に全く異なる木材を使用したモデル N4 Padaukを発表しました。
この赤黒いギターは当時人気絶頂期であったEXTREMEの名盤『III Sides To Every Story』でヌーノが使用していた赤いN4はその独特なサウンドとヌーノ自身の超絶ギターテクニックと共に世界中に衝撃を与えました。


本来なら高級家具などに用いられるパドゥク材をネック、ボディーに使用。
硬く引き締まったサウンドはドライブサウンドの中にも芯のある独特な響き方をしており、
ヌーノはその後EXTREMEの解散からソロワークの初期までお気に入りの1本として使い続けていました。
その後木材の粉末が健康を害するとの事であえなく生産中止になってしまい、
その生産時期は僅か2年程となってしまい市場から姿を消してしまいました。

今回ご紹介するのは正に生産中止前の時代の1本。
この頃までの固体の最大の特徴としてヘッド、ネック部分のデカールが真っ白ではなく少し黄色味がかっている事です。

ケースも90年代のオリジナルタイプとなっています。
ステファン・ジョイント部も現在のレギュラーモデルよりも厚くなっており、ネックシェイプもガッチリとしたファットネックになっています。
現行のN4 EPNMとは相違点も多くある為演奏上の好みなどは分かれてはきますが間違いなく貴重な個体の1本となっています。
”N4 Dark”と呼ばれた当時のN4 Padaukをお捜しの方には絶対に見逃せないかと思います。
気になった方は是非店舗までお気軽にお問い合わせ下さいという言葉で今回はまとめさせていただきたく思います。

良いギターライフ、良いヌーノライフを。
それでは次回のWashburn Nuno Models Diaryをお楽しみに。

 

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