Gretsch G6136T White Falcon
今、人気沸騰中のホワイトファルコンを元にグレッチギターの魅力を一部ご紹介。
17インチ幅のワイドなボディ、ホワイトカラーに映えるゴールドパーツ。
そのルックスから世界一美しいエレキギターと言われるホワイトファルコン。
かっこいいのは分かるんだけど、コントロールの使い勝手がイマイチ分からない。。。
というお客様へワンポイントアドバイス!
こちらのホワイトファルコンをはじめ、代表的なG6120、ソリッドボディのデュオジェットなど、
グレッチギターの多くのモデルには、ボディ上部にセレクタースイッチが2つ付いています。
片方はピックアップセレクター、もう片方はトーンセレクター。
ピックアップセレクターについては言わずもがな、「トーンセレクターって、何??」と思われる方も多いことでしょう。
トーンセレクターについて、日本国内正規販売元である神田商会様のページを見ると、
マスター・トーン・セレクター(Master Tone Selector):3パターンのトーン・セッティングを切り替えるスイッチです。
リア・ポジションでは、ベースを強調し、ミドル・ポジションではニュー トラル、フロントポジションではハイ・フリケンシー(高音域)を若干抑えます。
と書いてありますが、これだけではいまいちピンと来ないのではないでしょうか。
ようするに、一般的なトーンコントロール同様にハイを絞ることで、甘いサウンドを作り出しており、
「なるほど、ジャズを弾く人だけが使うアレだな」 というようなことは想像できるかと思います。
ここで!
近年改めて注目されるグレッチギターの使い方を一つ。
ガンガンに歪ませたドライブサウンドでこのトーンセレクターを↓向きに切り替えてみて下さい。
するとどうでしょう!ホロウボディモデルにありがちな、上下左右に分散される音の指向性が、
スッ!と真っ直ぐ、ストレートに!!出力される感覚が分かるかと思います。 😯
これ、バンドアンサンブル時には非常に使える技で、他の楽器を邪魔せず、
それでいてしっかりと主張する、しまりの良いサウンドに変ってくれるんです!
いやはや誰が発見したんでしょう。この技!!!
皆さんも是非お試し頂ければと思います。 😉
ちなみに、ブライアンセッツァーモデルは、ピックアップセレクターとトーンセレクターの位置が逆になっています。
何故??この辺はまたの機会に致しましょう。
(ナカザワ)