ID:CORE Stereo 10/Stereo 20 by Blackstar
“ARTISAN”や”HT Venue”に代表されるビッグアンプから、わずか1wのチューブアンプ”HT-1″、そして真空管入りのコンパクトペダル”HT-Pedal”など、
幅広いラインナップで新世代のアンプ/エフェクトブランドとして確固たる地位を築いたBLACKSTARから、小型ソリッドステートアンプのニューモデル”ID:CORE”がリリースされました。
モデル名にもある通り、Stereo 10モデルでは5W×2=10W、Stereo 20モデルでは10W×2=20Wのステレオ出力。
アンプのモデリングは”Clean Warm”、”Clean Bright”、”Crunch”、”Super Crunch”、”OD1″、”OD2″と6種類。
中でもSuper Crunchは、デジタルアンプながらも真空管アンプのようなレスポンスを持った出色の出来です。
アンプ自体のコントロールノブはGAIN、VOLUME、EQ(ISF)の3つのみと非常にシンプル。
ISF(Infinite Shape Feature)は0方向(左)に回すとエッジが立ち、10方向(右)に回すとローミッド辺りが持ち上がるという、一種独特な感覚があります。
内蔵エフェクターはMOD、DELAY、REVERBの3系統に分かれており、それぞれに4つずつ合計12種類のエフェクトが用意されています。
{MODはタイプ1=フェイザー、タイプ2=フランジャー、タイプ3=コーラス、タイプ4=トレモロ。}
{DELAYはタイプ1=リニア、タイプ2=アナログディレイ、タイプ3=テープエコー風、タイプ4=マルチタップディレイ。}
{REVERBはタイプ1=ルーム、タイプ2=ホール、タイプ3=スプリングリバーブ、タイプ4=プレートリバーブ。}
それぞれの効果の強さはTYPEツマミとLEVELツマミで設定。
エフェクトのかかるスピードはTAPボタンで調整します。
USBケーブルでPCへ接続し、ID:CORE専用ソフトウェア”INSIDER”を用いれば、音色パッチのエディットや保存に加えて、
低レイテンシーなギター録音も行えます。
20ワットのStereo 20モデルでもわずか5.4kgと軽量で取り回しも良く、コンパクトな筺体ながら、”Super Wide Stereo”の謳い文句に違わない、広がりのあるサウンドを楽しめます。
とにかく無駄のないシンプルな小型アンプをお探しの方には特にお勧めしたい、”ID:CORE”です。