DUMBLOID Standard by Shin’s Music
“PERFECT VOLUME PEDAL”や“CLEAN BOOST”など、シンプルながらも職人的なモノ作りで
多くのプロミュージシャンから高い評価を得ているShin’s Musicのエフェクター。
今回はカリフォルニアのアンプグル=ハワード・ダンブル氏の手による超高級ブティックアンプ・Dumble Overdrive Specialの
トーンを再現したコンパクトプリアンプ・“DUMBLOID Standard”をご紹介します。
ダンブル・アンプのユーザーといえば、スティーヴィー・レイ・ヴォーンやサンタナ、ロベン・フォードといった
とにかく図太くスムースなトーンのギタリストが思い浮かびますが、
この“DUMBLOID Standard”では、一般的なVolume、Tone、Driveに加えて音の輪郭感をコントロールするACCENTツマミを持ち、
単純な音の太さだけに留まらず、バンドアンサンブルの中でのギターの抜けにも拘っています。
DriveとToneを絞ってブースター的に使うと中音域が増し、パワーと共にグッと音がまとまる感覚を得られます。
Driveを上げていってもノイズは少なく、もうひと伸びのゲインとサステインを足していくことができます。
Toneは効き幅が広く、全開にするとさながらゲルマニウムファズのようなチリチリした高域が顔を出してきます。
Toneを下げ気味に、Accentを上げ気味にしてみると、太い中域を保ったままエッジの立ったダンブルらしいトーンが味わえると思います。
電源は9Vバッテリーまたはアダプターの使用が可能。
コンパクトペダルサイズとはいえ電池駆動を可能とする辺り、電源周りからのノイズに対する配慮が伺えます。
オールド風のサウンドながら、LEDは青色を採用し、見た目は現代的。
ハンドメイドエフェクターのご多分に漏れず、スイッチはトゥルーバイパス仕様です。
ダンブル・アンプの実機はあまりにもレア、そしてあまりにも高額ゆえに一般への流通はなかなかありませんが、
この“DUMBLOID Standard”で憧れのトップギタリストたちの楽曲から聴こえていたダンブル・アンプのエッセンスを楽しんでみてはいかがでしょうか。