Gibsonアコースティック「今月の1本」  -Don’t Think , FEEL・・・-

いつも『GuitarQuest』をご覧いただき、ありがとうございます。立川店サブマネージャーの藤本でございます。

7月も後半になりました。
学生さん達は待ちに待った夏休みですね!うらやましい限りです。
たくさん勉強して、たくさん遊んで、たくさん楽器弾いてくださいね!

さて、本日も前回に続いて是非ご覧いただきたいGibsonアコースティックギターをご紹介させていただきます!

Gibson Acoustic / Exclusive Model 59′ Southern Jumbo KCB (Thin Finish)

前回ご紹介いたしましたJ-45 Banner Vintage Sunburstと同じく当社オーダーモデルでございます。

J-45をオーダーするなら、サザンジャンボも一緒にオーダーしたくなります。

こちらはモデル名のとおり、1959年にスポットをあて、ルックスだけではなくサウンド、フィーリングにおいてギブソンファン、ヴィンテージファンの方にも自信をもってオススメできるモデルとしてオーダーいたしました!

まずはお顔から。

50年代後期のヴィンテージ個体に見られる褐色した赤みのあるバーストカラーがGoodです。

続いてその他の外観を。

もちろんラージガード、ダブルリングのロゼッタ、そしてヘッドのクラウンインレイ、指板のダブルパラレログラムインレイと、59年ルックをおさえてます。

ノン・スキャロップ・ブレーシングの底力

ボディーはもちろんオール単板、Topはシトカ・スプルース、Side/Backはマホガニーです。

そして!

このモデルの最大の特徴、サウンドの要というべき点!

ノン・スキャロップ・Xブレーシングを採用しております!※トーナルブレースはスキャロップされています。

現行のGibsonアコースティックギターはすべてのモデルで(ヴィンテージ仕様のJ-160Eを除く)スキャロップド・Xブレーシングを採用しています。

というわけで、ノンス・キャロップ・Xブレーシングのギターはこの59サザンジャンボだけ。

非常にプレミアムな感じがしますね!!

これによりアタック感、音量感が増し、Gibsonヴィンテージ特有のゴツっとした鳴りを感じられます。

ノン・スキャロップの底力というべきか、この鳴りを皆様にも体感していただきたいです。

新開発の塗装技術とプロファイルネックによるフィーリング

前回ご紹介したJ-45 Bannerと同様に、こちらも59 Southern Jumboにも新開発の「Thin Finish」を採用しております。

とにかく薄い塗装。

リアルヴィンテージを思わせるような艶があり、やや柔らかく感じるこの質感。

ヴィンテージファンの皆様にもきっとご納得いただけるのではないでしょうか。

そしてネックプロファイル。

今回はスペックシート上、「59 Profile」としています。

ナット幅は1.68インチで、レギュラーモデルのJ-45などよりもやや細め。

しかしネックシェイプ自体はやや肉厚で、しっかりとした握り心地です。

ローコードを鳴らす際も安心してしっかりと握りこめる感覚は、50年代のヴィンテージ個体と近く感じます。

この絶妙なネックシェイプを再現できるのは、これまでも数多くのリイシューモデルを作ってきたGibsonモンタナの技術があるからだと思います。

塗装の質感、ネックの握り心地、どちらもフィールグッドです。

Don’t think, Feel・・・

本日ご紹介した59 Southern Jumbo、とにかく多くの方に触れていただきたい1本です。

実際に触れていただいて、感じていただきたい。

他の現行モデルとは一線を画す鳴り。

リアルヴィンテージを思わせる質感。

今のGibsonモンタナの高い技術。

Don’t think, Feel・・・

本日ご紹介した’59 Southerum Jumboはこちら

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