FINEST GUITARS presents Fender Experience Vol.10!!!!
メールマガジン&ギタークエストをご覧頂いている皆様こんにちは!
御茶ノ水 FINEST GUITARSの柏崎です!
前回は1976年製 Telecaster Thinlineをご紹介させて頂きましたが、今回もヴィンテージをご紹介させて頂きます!!
何を隠そう超ミントなあのセミアコが入荷!!!
必見です!!
今回もどうぞ、お付き合いくださいませ!!!
1976年製 Starcaster Sunburst ¥548,000-(税込)
フェンダーのセミアコといえばで、恐らく最初に名前が挙がるであろうStarcaster。
こちらは生産初年度にあたる1976製の個体ですが、特筆すべきはそのコンディション!!
ピックアップのエスカッションのネジ穴周りに塗装のクラックはございますが、他に目立つ傷なども特に見られない極上のコンディション!その上、ピックガードのラベルも貼ってあるままで当時のオリジナル・タグ類も付属!ケースもオリジナルという驚愕のコンディション!
70sフィールなタバコ・サンバーストはフェンダーではStarcasterで初登場!
トップにきているメイプルにはそれは上品なフレイムが広がりフィニッシュとの相性も超Good!
流石はフェンダー期待の星として登場したモデルだけありますね!
オリジナルな外観を決定づけるノブやスタキャス・オリジナルなストリング・ガイド。
ノブは1979年~生産が終了する1980年は当時のストラトキャスターと同様に変更となります。
近年製作された、リイシュー・モデルでは残念ながらどちらのパーツも使用されず別の使用にて生産されており、ネック・ジョイントもこの個体はマイクロ・ティルト付きの3点止めであるのに対し、リイシューは4点止め。
バインディングもヴィンテージは3プライですが、リイシューは1プライなどの違いがございます。
余談ですが、オリジナルなデザインのヘッドですが、どこかリバースのファイヤーバードに似たシェイプかと思うのは私だけでしょうか・・・非常に興味深いですねぇ。。。
オリジナルのピックガード・ラベルとタグ類。
これが見られるだけでもかなり稀少な体験ですね。
細かいですが、仕様を説明しているラベルの文字のデザインがお洒落!!笑
どこを見てもオリジナリティに溢れたデザインで当時のフェンダーの意気込みや期待がビシビシと感じられるStarcasterですが、世に出るのが遅すぎたか既にセミアコ市場では圧倒的にギブソンが人気だった為、その牙城を崩すことはできませんでした。76年以降の音楽にもフィットしなかった点も大きいポイントと考えられますね。
ですが、出てくるサウンドはトラディショナルなもので、オフセット・ボディ故にむしろ弾きやすさも感じられます。機材の進歩もあり選択肢が多様な今なら逆に弾きこなせるポイントが見つかりそうなものですね!
モチロン、これだけのコンディションですのでフェンダー好き、70年代ギター好き、ちょいビザール系が好きな方にもオススメの一本でございます!
お問い合わせ/ご試奏は御茶ノ水FINEST GUITARSまでどうぞ!!