【Finest Guitars ヴィンテージ通信】1965年製 Mustang Red
メールマガジン&ギタークエストをご覧の皆様こんにちは!
ファイネストギターズの柏崎です!!
遂にフロア展開が始まったヴィンテージのアイテムから、私のチョイスしたオススメギターをご紹介させて頂こうと思います!
名付けて【ヴィンテージ通信】!(普通笑)
記念すべき初回はこちらのギター!!
1965年製 Mustang Red
モデル誕生の翌年に当たる1965年製の個体ですが、コチラは極上のコンディションを保った逸品!
スチューデント・モデルのイメージもあったりしますが、実際はミュージック・マスターやデュオ・ソニックなどに、最大の特徴でもあるダイナミック・ヴィブラートを搭載した唯一無二なモデル。
じゃじゃ馬などと形容されますが、手に取ってみると流石はオールド・フェンダー。
素晴らしい音色が堪能できますよ。
画像左は今回ご紹介しております1965年製ムスタングのヘッド・ロゴ。
右は当店に在庫しております1966年製ムスタングです。
一見同じトランジション・ロゴですが、ロゴの下部にあるパテントナンバー等に違いが見られます。
トランジション・ロゴ期はムスタングが登場した1964年から1969年までの仕様ですが、そのなかでもバリエーションはなんと7種類!
ちなみに今回ご紹介している65年製はバージョン3、66年製はバージョン5です笑
ペグもオリジナルの2列刻印のクルーソン・デラックス。
ネックデイトは8OCT65Bとありますので、65年の10月であることが確認できます。
恐らく多くのプレイヤーに弾きやすいと思われるBネックもオススメ・ポイント!
オリジナルのグレイ・ボビンのピックアップ。
リア・ピックアップにある手書きのデイトは1965年10月29日。
64年の後記より、線径の太いAWG#42ワイヤーを使用しております。
キャビティにはブラス製のシールド・プレートが確認できます。
これはコントロールのキャビティにも同様のプレートが敷かれております。
一部配線の修正はございますが内部もオリジナルを保っており60、70年代お馴染みのキャパシタ”サークルD”も確認できます。
Volポットは半田で一部読めませんが、Toneポットは1376518です。
ムスタングと侮るなかれ!
是非店頭にてそのサウンドをチェックして頂きたい一本でございます!