Music Man 渾身の新作 “HTシリーズ”の魅力
HT(Heat Treated)ピックアップを搭載した渾身の新作
ミュージックマンが長年の弦製造で培った技術と経験を活かし、パッシブピックアップの性能を最大限に引き出すことに成功したHT(Heat Treated)ピックアップ。
M STEELやCOBALT弦の開発で培った異素材の活用と組み合わせ、そしてポールピースを熱処理することで得られる音質改善効果をベストな形で製品化しました。
2023年にデビュー45周年(!)を迎えたアメリカの伝説的ロックバンド、TOTOのギタリストであり、LAスタジオ・シーンのレジェンドである スティーブ・ルカサー のシグネチャーモデル「LUKE4」や、世界的に有名なギタリストでありイノベーター、デザイナーである トシン・アバシ のシグネチャーモデル「KAIZEN」にも搭載されており、トップミュージシャンから高く支持されていることがうかがえます。
現代の楽曲に合う、理想的なサウンドが得られるこのHTピックアップを搭載したのが、今回ご紹介する「MUSIC MAN HTシリーズ」です。
■HTピックアップについて
■Sabre(セイバー)HT
■Cutlass(カトラス)HT
■StingRay(スティングレイ)HT
HTピックアップについて
従来のピックアップは、コイルのターン数とマグネットの種類・形状・磁力差でサウンドキャラクターを作ってきましたが、ピックアップの出力をそれらの 要素でコントロールすることは、どこかの音域を犠牲にする結果を生み出す要因にもなっていたことは否めません。
しかしHTピックアップのその概念を覆すかのように、従来のピックアップデザインはそのままに、60年前のVINTAGEサウンドに偏らず、クリーン・クランチでの美味しいTONEは当たり前に、 ドライブサウンドでもローエンドを強調できるようにチューンアップ。
その結果、従来よりも出力が上がるとともに、 ピッキング・ニュアンスがしっかりと出力されるダイナミクスを理想的な形で獲得できるようになりました。
特許出願中の熱処理されたポールピースと大型セラミック・マグネット、オーバーワウンド・コイルを採用し、より高い周波数のハーモニクスと優れたタッチ・センシティビティを実現。超高出力かつパワフルなローエンド・レスポンスを実現しながらも、小音量時には独特のクリーンでクリアなトーンと明瞭さを保つことができます。
スタジオ・ライブワークの即戦力
HTシリーズそれぞれのギターは、すでに完成されたボディデザインとネックプロファイルを踏襲しつつ、「PUSH-PUSH」ノブの最大+20dBのBOOSTサーキットや、 ボリュームを小さくしても高域が減衰されることのないトランスペアレント・バッファー出力を搭載。トーンの一貫性を保ち、スタジオ・ライブワークの即戦力となるギターに仕上がっています。
Sabre HT
オリジナル Sabre(セイバー)の親しみやすいシェイプとフィーリングを受け継ぎながら、HTピックアップ搭載によるダイナミックでレスポンスの良い弾き心地を実現。
Sabreのカスタムワウンド・ネック・ハムバッカーもラージ・セラミック・マグネットを採用し、SabreのHTブリッジ・ピックアップと組み合わせるために特別に巻かれています。
その他、コンター加工が施されたオクメ・ボディに、厚みのあるブックマッチのプレーン・メイプル・トップまたはローステッド・メイプル・トップ(ボディ・カラーにより異なる)、プレーン・メイプルとローステッド・メイプルのネック・オプション、22ステンレスのフレットを備えています。
Cutlass HT
名機 Cutlass(カトラス)のシェイプとフィーリングを踏襲しつつ、HTピックアップ搭載によるダイナミックでレスポンスの良い弾き心地を実現。
3基のHT(Heat Treated)ピックアップは、特許出願中のポールピースと大型ネオジム・マグネットを採用し、際立った鮮明さを実現しています。ブリッジ・ピックアップにはプレーン・エナメル・マグネット・ワイヤーをオーバーワウンドして力強くパワフルなトーンを、ネックとミドル・ピックアップにはヘビー・フォームバー・マグネット・ワイヤーをアンダーワウンドし、より伝統的な音色を実現しています。
Cutlass HTは、コンター加工されたアルダー・ボディ、ロースト・フィギュアド・メイプル・ネック、22ステンレス・フレット、シャーラー・ロッキング・チューナー、ミュージックマン・ヴィンテージ・トレモロなど、これまでのオリジナルのCutlassと多くのスペックは共通です。
また、Cutlass HTは、特許取得済みのサイレント・サーキットを採用しており、各シングルコイル・ピックアップから発生するハム信号とは位相のずれたハム信号を生成します。基本的に、サイレント・サーキットは実際のピックアップから発生する逆位相の周波数を作り出し、ハム音を中和します。これにより、煩わしい60サイクル・バズのない、ピックアップのピュアでナチュラルなトーンが再生されます。
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StingRay HT
TOM & STOPテールピース仕様のSTINGRAY(スティングレイ)。
これまでのStingRayギター・モデルでお馴染みのシェイプとフィーリングを持ちながら、HTピックアップ搭載によるダイナミックでレスポンスの良い弾き心地を実現。
特許出願中の熱処理ポールピースと大型セラミック・マグネット、オーバーワウンド・コイルを採用し、より高い周波数のハーモニクスと優れたタッチ・センシティビティを実現。
カスタムワウンドのネック・ハムバッカーもラージ・セラミック・マグネットを採用し、StingRayのHTブリッジ・ピックアップと組み合わせるために特別に巻かれています。
このStingRay HTは、StingRayのヴィンテージスタイル・トレモロとは一線を画すストップテールのTune-o-Maticブリッジを搭載していますが、コンターボディ、ローステッド・フィギュアド・メイプル・ネック、22ステンレスフレット、シャーラー社製ロッキング・チューナーなどは、他のStingrayギターと同仕様です。
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