集大成とも言える2014年スペックのヒストリック・コレクション比べてみました。
ギブソンカスタムが自信を持って余に送り出した2014年Historic Collection。その集大成とも言えるこのモデルは今日においてもプロ・アマ問わず高い評価を受けております。そんな2014年スペックのヒストリック・コレクション・レスポールがなんと6本新たに入荷しました!!実はどれもこれも選定した特別なモデルたちです。本日はその中から極上とも言える個体を2本ご紹介いたします。
まずはこちら!!
2014 Historic Collection 1959 Les Paul Standard Reissue VOS Lemon Burst S/N 9 43285
見る角度によって揺れるようなフレイムが全体的に浮き出る極上のフィギャードトップにより、様々な表情を見せてくれる美しい個体です。フレックも絶妙なバランスで入っており、非常に硬質なメイプルに感じます。重量は4.13kgと4kgを超えますが、この重量でしか味わえないファットな低音は必聴ものです。もちろんファットな低音だけで無く、高域もしっかりアウトプットしてくれてバランスの良いサウンドに仕上がっているのは流石の一言です。
しっかり歪ませてロックなサウンドを奏でていただくのがこの個体には合っているのではないでしょうか。
次はこちら!!
2014 Historic Collection 1959 Les Paul Standard Reissue VOS Washed Cherry S/N 9 43280
ワイドなフレイムが印象的なモデル。全体的に浮き出る極上のフィギャードトップによりとても絵になる顔つきをしています。重量は3.98kgとバランスの良い絶妙な重量で、先ほど紹介したモデルより若干軽めになっております。サウンドに関しても良く締まったソリッドでファットな低音と突き抜けるような高音が強調されたサウンドに仕上がっています。ヴィンテージらしい乾いた抜けのいいサウンドを希望ならこちらでしょう。。
いかがでしょうか!?
2014年モデルの特徴としては、ネックジョイントだけではなく、フィンガーボードの接着にも伝統的なハイドグルー(ニカワ)を採用しており、ヴィンテージ同様にタイトな接地面がダイレクトな鳴りを実現させています。さらに、ギブソンカスタムが飽くなき研究を積み重ねた結果、サウンドへ大きな影響を与えるロングスタッド&ロングアンカー、オールドスタイルのチューブレス・トラスロッドなど、こだわりのリファインが施されています。
ピックアップは、ヴィンテージPAFの入念な分析を積み重ねて開発されたアルニコ3マグネット・カスタムバッカーをマウントしており、明瞭なタッチレスポンスを得ることができます。まさにギブソンカスタムが自信を持って余に送り出したモデルと言える完成度でしょう。
今回紹介しました通り、1本1本見た目が違うようにサウンドも、もちろん異なります。ヒストリック・コレクション集大成とも言える2014年スペックのギブソンを是非、店頭にてお試しくださいませ。