「JC-40」、「RV-6」、「DD-500」を実体験!
都内某所でRoland、BOSSの新製品に触れてきました!
まずは発売を期待していた方が多いのではないかと思われる「JC-40」をご紹介!
JC-120と並べると良く分かるJC-40のサイズ感。
サウンドはクリスタル・クリーンを誇るJC-120をそのままにダウンサイジングされた感じでした。
JC-40の最大の特徴はやはり“ステレオインプット”でしょう!
最近のディレイ・ペダルは当たり前のようにステレオアウト仕様のものがありますし、またBOSSの
SL-20 SLICER(スライサー)のようにステレオでアウトしないと使えないステレオモードの機能を持ったエフェクターにも有効です!
SL-20 SLICER
販売価格 21,600円 (税込)
http://store.ishibashi.co.jp/ec/pro/disp/1/601177000
JC-120との違いは、設定が固定されていたコーラス・エフェクトをManual modeで使用すれば
“SPEED”と“DEPTH”により調整することが可能となります。また、ディストーションはよりゲインが
高くなりワイドレンジのまるで“DS-1”のようなサウンドとなっております!
リアパネルにはヘッドホンアウトを装備し自宅での使用も検討できるかと思います!
プレートタイプのリバーブエフェクトも健在で、JC-120のファンを裏切らないアンプではないでしょうか!
続きまして、既に生産完了となっているRV-5に続くリバーブペダル「RV-6」!
今流行のSHIMMER(シマー)、モードを搭載!その他にもRV-3で搭載していた+DELAY(プラスディレイ)が復活しておりボスコン・ファンには嬉しい機能ではないでしょうか。ピッキングによりリバーブの深さが変化するDYNAMIC(ダイナミック)は表現豊かなサウンドでプレイヤーとの一体感が生まれる機能でした。
その他にもHALL(ホール)やSPRING(スプリング)の通常のリバーブももちろん搭載しておりますが、今回のRV-6は
モジュレーション色が強い非常に攻めた、まさにボスコン100台目のTE-2 Tera Echo(テラエコー)のようなペダルでした!
各モードにプリディレイが設定されており、たった3つのコントローラーではありますが、実は内部で13個のツマミを
同時に動かして調整するような緻密な処理が施されているようです!
因みに以前はオフにすると音切れしていた+DELAYでしたが今回は余韻がちゃんと残るスピルオーバー仕様になっておりました!
最後にかなり期待値の高いデジタル・ディレイ、「DD-500」!
こちらは、“凄い”の一言です!
自分の描く理想のディレイペダルなら、まさにこのDD-500です!
ツインペダルのDD-20も既に生産完了となりましたが、DD-20に“あれば良いな”と思っていた
ものが惜しみなく追加されている、そんな印象でした。
まずはメモリー数が297と格段に増えているので、掛け持ちでバンドをやられるプレイヤーさんにも
特化しています。そして、LCDの表示が大きくなり現在使っているディレイのテンポが一目で確認できます!
またMIDI機能が搭載されており、外部のMIDIコントローラーで自在に操れるというのも
嬉しいですね。
サウンドクオリティーは現在あるディレイ・ペダルのTOPとなる32bit処理となっていて再現力が格段に上がっており
現在でも人気のある80年代に発売されたRoland “SDE-2000”、“SDE-3000”の12bitビンテージ・ディレイの
サウンドも忠実に再現してくれます!
個人的に一番気に入ったモードは“PATTERN”という、まるでアルペジエーターのような奇妙で魅力的なサウンド・キャラクター
を持つディレイでした!これは今までのデジタル・ディレイ・ペダルにはなかったサウンドで、ペダル・フリークも納得するはず!
各モード、かなり深いところまでのエディットが可能なので多種多様なディレイをクリエイトできるはずです!
最後に、実はここが一番凄いのではと思ったのはDD-20よりもサイズが小さいのです!
これだけの機能が追加されながらサイズが小さくなるというのは、まさに「匠の技」!
製作者の苦労と愛が感じられる、そんな素晴らしいペダルでございました 😉
発売日などの詳しい情報はまだですが、お問い合せがありましたらWEB SHOPエフェクター担当までどうぞ!