Gibsonアコースティック「今月の1本」 ~J-45?? グッドルッキンのJ-15~

いつも『GuitarQuest』をご覧いただき、ありがとうございます。立川店サブマネージャーの藤本でございます。

気づけば9月も終わり。夏もあっという間でしたが、きっと秋もあっという間に過ぎてしまうんでしょうね。。。

秋は芸術の秋です!皆さん、秋はたくさん楽器演奏しましょう!

さて、今回は久しぶりにGibsonアコースティックギターをご紹介しようかと!毎年のことながら、少し気が早いかもしれませんが、Gibson2018年モデルが続々と入荷しております。

今回はその2018年ラインナップのリミテッド・モデルとしてリリースされたこちらをご紹介

Gibson / Limited Run J-15 Walnut Burst

ん?J-45?
ノンノンノン。こちらはウォルナット材をボディーに採用したJ-15です。

2014年に新たなGibsonユーザーの為に、これまでGibsonギターを選択しなかったユーザーの為に、というコンセプトで誕生したJ-15。

これまではナチュラルカラーのみのラインナップでしたが、今回は「Walnut Burst」カラーにて限定リリース!

グッドルッキンですね。

高級感がグっと増したように感じませんか?

続いて細かなスペックを見ていきましょう!

新たなサウンドキャラクターとして確立したウォルナット・ボディー

まずはボディーマテリアルから。

Topはシトカ・スプルース。

ウォルナット・バーストと名付けられたカラーが渋いです。レギュラーモデルにあるヴィンテージ・サンバーストよりもやや明るくカラーリングに見えますね。

そしてSide/Backはウォルナット。

家具などにも使用されることの多いウォルナットは、比較的重量もあって、非常に硬質です。

一般的なJ-45のボディー材として採用されるマホガニーと比べても芯のあるアタック感、キラっとした高音成分が強まるように感じます。

Neckはメイプル。

Gibsonの上位機種としてラインナップされているJ-200や、Doveなどと同じなのです。

指板はウォルナット。

これまたJ-45に採用されるローズウッドと比較すると、タッチの質感はややさらっとしている印象です。

ローズ指板の艶っぽいサウンドというよりは、エボニー指板に似たパキっとしたサウンドなのでしょうか。

J-15ってGibsonアコースティックの中では下位グレードと思われがちだったかもしれませんが、こうして見ていくとJ-45とは違ったキャラクターが確立されているように感じませんか?

ライヴパフォーマンスだってOK!L.R.Baggs Elementピックアップ搭載

今回のJ-15 Walnut BurstもこれまでのJ-15同様にL.R.Baggsのアンダーサドル型ピックアップ、Elementを搭載しています。

ピエゾタイプなのでハウリングにも強く、サウンドホール脇でヴォリュームコントロールもできます。

音抜けも良いのでバンドアンサンブルの中でも音が埋もれることなくアウトプットしてくれます。

そして!

2018年モデルから共通してネックヒール部にストラップピンがうってあります!

やってくれましたGibson!これで後からピンだけ買ってドライバーでグリグリねじ込んでいく必要はありません!

こういうちょっとしたアップグレードも見逃せませんね。

J-45でもなく、J-200やHummingbirdでもなく、J-15

「GibsonといえばJ-45!」

私もそう思います。これは否定しません。

でもJ-15もこれまでのGibsonアコースティックのどのモデルとも違うキャラクターが感じられて、私は好きです。

値段もちょっと安いし。

J-45でもなく、J-200やHummingbirdでもなく、J-15。

これまでGibsonギターを選ばなかった方にも

根っからのGibsonファンの方にも

そしてこれからアコースティックギターにチャレンジする方にも

是非一度手にとっていただきたい1本です。

>>本日ご紹介したJ-15 Walnut Burstはこちら<<

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