【エフェクター通信.11】自然なコンプサウンドにはこれ!!

いつもイシバシ楽器のご利用誠にありがとうございます。
新宿店サブマネージャーの在原です。

前回の記事はいかがだったでしょうか!?まだまだイシバシ楽器店新宿店では個人製作エフェクターを大募集しています!!気になった方はお気軽に新宿店までお問い合わせくださいませ。

以前のエフェクター通信記事はこちらからご覧いただけます。ぜひご覧ください!!

【エフェクター通信.1】はこちらから

【エフェクター通信.2】はこちらから

【エフェクター通信.3】はこちらから

【エフェクター通信.4】はこちらから

【エフェクター通信.5】はこちらから

【エフェクター通信.6】はこちらから

【エフェクター通信.7】はこちらから

【エフェクター通信.8】はこちらから

【エフェクター通信.番外編】はこちらから

【エフェクター通信.9】はこちらから

【エフェクター通信.10】はこちらから

それではさっそく次にいきましょう。今回からヴィンテージペダルの紹介に戻らせていただきます。
本日、紹介するヴィンテージべダルはこちら!!


ROSS / 1979 COMPRESSOR

Keas Electronicsという会社が母体となり、USAで設立したROSSブランド。ROSS/COMPRESSORと言えば一度は名前を聞いたことある方も多いのではないでしょうか?
MXR DynaCompと同様に絶大な人気があったROSS コンプレッサーは現代のコンプレッサーの元になっているといっても過言ではございません。
ちなみにROSSブランドのROSSはオーナーのBud Ross氏からきているというのが有名な話です。

さて、ROSS/COMPRESSORが生まれたのは1978年でございます。当時からグレイカラーの筐体で独特の雰囲気を持ったコンプレッサーでした。最初期のモデルは
コントロール部分がSUSTAINとOUTPUTになっていて数も少なく、ヴィンテージとしての価値が上がっています。他のコンプに比べ若干パコパコ感はでるものの非常にナチュラルな掛かりが特徴です。

さてそれでは本機を見ていきましょう。

POT DATEから読み取るに1979年のROSS / COMPRESSORです。コントロール部分がSUSTAINとLEVELになっていますので残念ながら最初期のモデルではございません。
COMPRESSORの文字も一回り小さくなっているのが特徴です。しかしながら80年代以降は生産国がUSAから台湾に移行され、筐体がブラックとなりますので本機も貴重なモデルには変わりありません。
※コントロール部分の表記は最初期がSUSTAINとOUTPUT、それ以降がSUSTAINとLEVELとなります。

オペアンプにはRCA CA3080Eを搭載。出音が太くなる音色変化はございますが音抜けが悪くなることはございません。今まで入荷したROSS/COMPRESSORと比べ本機は、非常にマイルドで音が
太くなる傾向にございます。サスティーンが驚異的に伸びるものではございませんのでそういうイメージで使用すると若干違和感があるかと思いますが自身のサウンドの隠し味として補正的
な使用方法で本来の力を発揮するのではないでしょうか。

如何だったでしょうか?

今回はコンプレッサーの代表格を紹介しました。ROSS/COMPRESSORは、比較的、個体差があるペダル(ヴィンテージペダル全般に言えますが)でございます。
やはりサウンドは試していただかないとイメージがわかないかと思います。
是非当店にてお試しくださいませ。

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