【エフェクター通信.13】BOSS /40TH ANNIVERSARY BOX SETとヴィンテージBOSSペダルを比較してみよう!!Part.1

いつもイシバシ楽器のご利用誠にありがとうございます。
新宿店サブマネージャーの在原です。

前回の記事はいかがだったでしょうか!?気になった方はお気軽に新宿店までお問い合わせくださいませ。

以前のエフェクター通信記事はこちらからご覧いただけます。ぜひご覧ください!!

【エフェクター通信.1】はこちらから
【エフェクター通信.2】はこちらから
【エフェクター通信.3】はこちらから
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さて皆さん、いきなりですが日本メーカーBOSSがコンパクト・エフェクター発売40周年を記念して40TH ANNIVERSARY BOX SET OD-1 Over Drive、 PH-1 Phaser、 SP-1 Spectrum の3台を復刻したのはご存知ですか?

40TH ANNIVERSARY BOX SETの詳細はこちらから

復刻したのはいいけど復刻したペダルと当時のペダルを比べてみたらどうなの?って思ったことございませんか?気になることは解決したいですよね!!ということで新宿店2F、PedalHolic(エフェクター専門フロア)がやっちゃいます。中を開けてパーツまで見ていきましょう!!
名付けて「40TH ANNIVERSARY BOX SETとヴィンテージBOSSペダルを比較してみよう!!」

記念すべき第一回は40TH ANNIVERSARY BOX SETを開けてみようです!!
40TH ANNIVERSARY BOX SETを開けることもなかなかないですよね?これはこれで気になっている方が多いかと思います。

それでは見ていきましょう!!

 

まずは箱ですw頑丈な箱を開けるとまずはじめに飛び出してくるのがシリアルナンバー付きのメッセージ ・ カードです。この時点でプレミアム感満載ですね!!
開けてシリアルが分かるドキドキ感がございます。ちなみにこの個体はNO.234です。

次にいってみましょう。

  

メッセージ ・ カードが同封されている蓋をあけると出てきました、復刻ペダルたちです。中心にOD-1 Over Driveが鎮座し、PH-1 Phaser、 SP-1 Spectrumがサイドを固め、綺麗に収納されています。非常に高級感がございます。もちろん裏にはすべて同じシリアルが貼られています。写真はないですが銀ネジに柔らかめのクリアワッシャーが付いているのも傷が付きにくくなるのでポイントが高いのではないでしょうか!?

では1つずついきます。

1977年から発売されたOD-1 Over Driveの復刻ペダルです。ナチュラルな歪みのような温かみと、ユニークなレスポンス・キャラクターを持つ唯一無二のオーバードライブ・サウンドが特徴です。表現力豊かなミッド・ブーストとタイトな低域レスポンスで、単体ドライブ・ペダルとしての使用はもちろん、ギター・アンプやディストーション・ペダルのブースターとしての使用など、多くのビックギタリストから現在にいたるまで愛用され続けています。復刻ペダルは初期と同じクワッド・タイプのオペアンプが搭載されていました。
※第2回はこちらのOD-1をご紹介します!!

続いてこちら!!

BOSS史上もっともレアといっても過言ではないコンパクトペダル、SP-1(Spectrum)の復刻です。ヴィンテージペダルは値段の高騰、また数も少ない為、手に入りにくいペダルとなっています。本機の特徴は、周波数を 500Hz から 5kHz に設定し、BALANCEつまみでダイレクト音とエフェクト音のバランスを調整します。ワウ・ペダルを一定の位置に固定したようなサウンドや、音抜けの良いサウンドを作るツールとしてギタリストだけではなくベーシストにも好まれています。1バンドのパラメトリック・イコライザーとしてのイメージが強いかと思います。こちらもクワッド・タイプのオペアンプを採用しています。※SP-1は第4回で紹介予定です。

最後にこちら!!

1977年にOD-1 Over DriveとSP-1 Spectrumとともに発売されたPH-1 Phaserの復刻です。味付けの濃いフェイザーをイメージすると若干違うかもしれませんがあっさりめのフェイズサウンドが特徴です。自然で軽やかなサウンドとローエンドの豊かなレスポンスを実現、さらに出力ブースト調整回路が搭載されており、エフェクトをオン / オフする際の音量差は最小限に抑えられています。※PH-1は第三回で紹介します。

いかがだったでしょうか!?

40TH ANNIVERSARY BOX SETは、オリジナル・ モデル同様の日本国内生産OD-1 Over Drive、PH-1 Phaser、SP-1Spectrum のリイシュー・モデル生産で、オリジナル・モデル同様にハンドワイヤリング、回路調整を含め、国内の特別な生産ラインで行っています。すべてのパーツを厳選し、オリジナルのサウンドとレスポンスを完全に再現しつつ、電源保護回路やノイズ・フィルターを備えたPSAアダプター仕様の実現、エフェクト ON/OFF 状態を示すLEDの採用、強化されたバッテリー・スナップなど、現代的なパフォーマンスを発揮できる設計となっています。

それでは最後に復刻OD-1の裏蓋をあけてみましょう!!

さすが現行品とは全然違いますね!!よーく見てみると手作業でワイヤリングされています。中蓋は厚紙ではなく、プラスチックの透明板になっています。

今回はここまでです!!次回は1978年製のOD-1と復刻OD-1を比べてみます。
お楽しみに!!

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